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日記下書(あ、タイトル変えるの忘れてた)

*水元公園循環バス、運行再開
http://www.keiseibus.co.jp/manager/detail/Info00000341.html
 去年の秋に一ヶ月ほど運行していた循環バス「ファミリーシャトル」が運行を再開するようです。

 運行は3月1日〜11月30日の土日祝日のみで、9:00〜16:40 を20分間隔で運行するとのことです。

 春は松浦の鐘あたりで桜がきれいでしょう。夏は水産試験場跡地でオニバスが見られますね。水元公園は広いので、水産試験場を見てからかわせみの里へ行こうとすると、道に迷ったかと不安になるほど歩かなくちゃならないけれど、一日乗車券(500円)を買ってこのバスに乗れば、隅から隅まで堪能できる、かも?

*『PLUTO豪華版(7)』出てますよ
 PLUTO は手塚治虫の『鉄腕アトム』のエピソードを今っぽい感覚で翻案したものなんですが、実のところ主人公はアトムじゃないんですよね。連続して発生するロボット殺しや、どこだか国の戦後処理にかかわった人の暗殺事件を追っている、ロボット刑事のゲジヒトなんです。

 ところが前の巻でゲジヒトまでもが謎のロボット殺しにやられてしまい、アトムも悲しい状態になってしまっているので、第7巻は主人公不在なんですよー。今回活躍するのは、アトムやゲジヒトと同じく高性能ロボットとしてロボット殺しのPLUTOに狙われているエプシロンです。しかし彼も……話の流れからして当然そうなるはずの結果に! そしてついにアトムが復活するのですが、なんか変、かも??

 豪華版は1600円(税込・送料無料)、通常版は550円(税込・送料別)です。豪華版は版が大きくて、必ず付録がついてます。第7巻の付録はPLUTO設定資料集でした。限定品として出すはずだった豪華版も全部取り寄せがきく……のかな。いちおう取り寄せ可能になってるみたいですが。>PLUTO 既刊一覧

 浦沢は、すごいと思う。今回付録についてた設定資料集にも書いてあることですが、彼は手塚の偉業を否定するためにマンガ書いてるんじゃないんですよね。むしろ、自分がやってるあれもこれも、手塚治虫が過去にしてたことだと言ってる。

 手塚治虫は昔の漫画家だから、今読むと表現法が古くさかったりいろいろするんですが、描こうとしていた世界はとても今っぽい感覚のものが多くて、むしろ今じゃなきゃ理解できないことも多々あるんです。

 たとえば、ロボットというのは機械なので、古いもの、新しいものが同じ世界に存在してなきゃいけない。家の中を見回しても、古いテレビ、新しいパソコン、新しいけど機能を限定された安物のCDプレイヤーとか、いろんなタイプのものがある。

 それがもし、意志をもったロボットだったらどうなのか。アトムなんかは最新のテクノロジーを湯水のように使って作られた新しいロボットだけど、機械が自走してるだけみたいな古いロボットも沢山いなくちゃいけない。そういう世界には、なんらかのドラマがあるはずなんですが、手塚はあきらかに、その部分に何かを感じてマンガを書いてた気がする。でも、わりとサラッと流していて、その乾いた感じにかえって現実感があったりもするんですが、浦沢はそこをきちっと吸い上げて、浦沢らしいやり方で、切なさを描いてる。とても上手だと思う。手塚は物語を空から見てる感じで、浦沢のは登場人物の肩越しに見ている感じ、なのかなあ。

 これも対談集に書いてあったけれど、手塚治虫が生きてたら、こういうのを読むと地団駄踏んで悔しがると思うんだよね。対外的にはべた褒めするかもしれないし、あるいは頭からこんなもんはダメだと否定するかもしれないけれど、どちらにせよ「自分ならもっと面白いものを描ける」と言って、新しいマンガを書き始めると思う。生きてたら今年で81歳、そうとう年繰ってるけど、まだマンガ書いててもおかしくない年齢だから、面白かっただろうね……まあ、手塚治虫が生きてたら浦沢はPLUTOなんか書いてないと思うけど。

 とにかく、いいですよ『PLUTO』。6月に発売予定の次巻で最終回だそうです。

*おやつ:三郷インター最中(もなか)
 三郷市には「東洋一」と言われた立派なインターチェンジがあります。空撮を見ると、これぞインターチェンジ、インターチェンジとはこうあるべきである、と思うような立派な形をしているインターチェンジなんです。子供の頃に絵本や図鑑で見たインターチェンジのイメージそのものです。>googleの航空写真

 そんなインターチェンジ完成の喜びが伝わってくるような地元銘菓が、これ。

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 まあ、ただの最中じゃんって言えばそれまでなんですが、わたしゃこれを見つけた時、かなり嬉しかったですよ。だって、最中にインターチェンジが刻印されてるんですよ。どんだけインターチェンジが好きなんだよって思うでしょう。

 考えてみれば、子供の頃に絵本やテレビでインターチェンジの空撮を見ると、明るい未来とかを想像して、地球をまわれ、七回半まわれーとか歌っちゃってたもんです。三十年以上さかのぼってから未来を想像すると、あの立派なインターチェンジみたいなものが頭に浮かぶんですよね。その明るい未来のシンボルが郷土に出来たぞーという喜びが、最中に込められているのだと思われます。

 ただ、せっかくのインターチェンジ部分に変な跡がつく仕様がちょっと残念。ここがどうにかなるとよりいっそう美味しそうでいいと思うんだけど。

 三郷インター最中は、三郷市の和菓子屋さんで買えますが、製造元は篠田製菓というお店です。中川沿いの道を上ってったところにあります。

◎三郷商工会:篠田製菓
http://www.3310.biz/scr/eco_kensaku_02.php?id=85&p=2

◎当ブログ内の関連記事
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=276


 こういう感動的な地元銘菓は他にないものかしら。その日のおやつ用なのでバラで買えるとナイス。箱だと多すぎて無駄になってしまうー。


*中国茶は高ければいいってもんじゃないかも
 横浜中華街で普洱茶と正山小種のちょっと高級なのを買ったと前に書きました。普洱茶は文句なく美味しいです。行きがかり上注文した茶刀が大活躍しています。

◎関連記事
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=585
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=586
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=596


 ところがね、正山小種(チェンシャンシャオチョン→ラプサンスーチョン)は、安いほうが美味しいかもって思う(笑)

 正山小種は茶葉を燻製して香りを付けたものなんですが、お店の人が言うには燻製用のチップが違うらしいんです。安い方は松材を多く使っているので香りがきつく、高いほうは(何で燻製しているかは言ってなかったけど)香りがやわらかく、茶葉も等級が高いので甘みを感じると。

 たしかにその通りで、お茶そのものには丸みがあって美味しいと思うんですが、わたしゃ安い正山小種の強烈な香りのほうが好きかもしれないなー。まあ、このへんは好き好きだと思うんです。ヤニっぽい香りがするのでダメな人は絶対ダメでしょうし。

 正山小種が牛乳と合うっていうのもお店の人に習ったんですが、香りの強い正山小種を牛乳で煮出したのはほんとに美味しい。意外と洋菓子に合うんです。特にチーズケーキに似合うと思う。お茶は値段じゃないねー。自分で飲んで美味しいと思うものが一番。


 中華街がもっと近ければねえ。お台場の小香港はすっかりダメになっているし、池袋中華街化は地元でもとから商売してる人とうまくいかなくて頓挫しているみたいだし(そうだろうなと、ちょっと思うw)。やっぱり通販か?

 通販でもいっこうにかまわないんだけど、お茶屋さんは送料(無料の規定)がキビシイんですよねえ。3000円以上とかならどうにかなるんですが、1万円以上って言われると、そんなに買わないよってなっちゃうんだよねえ。


*玄米
 通販といえば、こないだ「楽天の店で売ってる玄米がまともだったらポイントで買うんだけど」とか言ってたんですが、そろそろ米が切れるので思い切って注文してみました。

 昨日注文して、今朝届いてしまった。さっそく今夜炊いてみます。まともだったら全額ポイントでウハウハだ。ああ、次のゲームのネタを考えよう(笑)

# ちなみに、一ヶ月くらい玄米食を続けたら体重が 2kg 減りました。食べる量は減らしてないし、土日には外食もしています。食物繊維が増えて消化吸収が抑えられてるせいなので、食べてないのと同じ効果ってことでしょう。白米にしたらあっという間に元通りですな。胃腸が弱く消化不良を起こしやすい人は下痢をすると思うのでやめたほうがいいと思います。


[追記]
20年産新米 埼玉県春日部生まれ 農薬少なめミルキークイーン1等玄米5kg
税込・送料込 2604 円
注文する時にたのめば精米も無料でしてくれるそうです。

 コメント欄にも書きましたが味はまったく問題なかったです。米粒が心持ち小さいかな、という気はしましたが、気のせいレベルかもしれません。炊いたらふっくらもっちりして、なかなかいいです。低アミロース米といって、もちもち感が強く、冷めても食感が低下しない品種だそうです。

 ただ、精米しちゃうどうどうかわかんないですね(わたしは玄米で食べてる)。同じ米 10kg を十分精米で買ったという人が、割れがひどくてダメだってレビューしてます。玄米で食べた感じではそこまでひどくないと思いますけどねえ。

タグ:地元(葛飾周辺) おやつ お茶

ひなまつりゲーム

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◎新作:ひなまつりゲーム
http://www.chinjuh.mydns.jp/flash/hina.htm
 脱出ゲーではありません。人形を並べて遊ぶだけです。エンディングに音をつけたかったんですが、適当な効果音をみつけられませんでした。

 あ、そうだ、こういうの作ると「ほんとにそれで正しいのか」とか「正式な並べ方を知らないからできない」とか、必ず言われるんですが、お雛様の並べ方なんて地方ごとに違いますので。でも、おせち料理よりは決まりがちゃんとあるかもね。時間制限はついてませんから、人形たちが満足するまで何度でもお試しください。


 地方ごとに違うといえば、三人上戸の持ち物が関東と関西とでは違うってことに最近気づきました。

タグ:ゲーム

リアル脱出ゲームというものに参加しました

 レコミュニという音楽系のSNSのスタッフさんたちが、リアル脱出ゲームを企画したという話は以前にもしましたが、本番直前のデバッグ公演に先着15名まで無料ご招待というメールをもらったので即答で応募したら当たったので行ってきました。

 舞台は廃校になった小学校の教室です。フラッシュデータで遊ぶ脱出ゲームは、たいてい主人公ひとりが孤独に謎を解きますが、リアル脱出ゲームは参加者全員でアイテムを探し、謎を解きます。これがなかなか面白いんです。

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▲こんな教室で謎を解きます。

 本番は20人くらいでやるそうですから、何もしないうちに終わっちゃいました、なんてこともありそうなんですが、ある条件をそろえるとフラグがたって、突然発生するイベントなんかも用意されているので、その場の雰囲気は楽しめるようになってます。

 まだ、明日の公演が残っているので、どういう謎があるかなど、詳しいことは書けないんですが、想像以上に楽しめました。

 今回の公演は、今日と明日で終わりで、すでに前売りで完売しちゃっているそうです。また同じようなイベントをやるかもしれないってことなので、興味のある方は今後のレコミュニに注目してください。

http://recommuni.jp/feature/index.php/d_game01

タグ:ゲーム

週末の日記

*土曜日
 例によって朝から揉まれに行き、帰りに「さとう」という小さな定食屋さんでお昼ご飯。

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▲さとう定食の店
東京都葛飾区金町5-13-7
 JR金町駅南口から徒歩5分くらい。末広商店街の中。風呂屋さんのはす向かい。

営業時間 ?(昼ごろからやってる)
定休日 ?(土曜は開いてた)
駐車場 なし(近くにコインパークがある)

 カウンター席しかない古くて小さな定食屋さんでオジサンとオバサンがやってる。この日は豚肉と新タマネギの炒め物の定食を頼んだ。炒め物にはキャベツの千切りが付いて、味噌汁、キムチの小皿、ちょっとした煮物の小鉢がついてる。かなり満足。650円だったかな。ランチメニューって書いてあったと思う。

 他の定食類も600円〜という感じ。揚げ物や焼き魚なんかの定食があるみたい。家庭で出るごちそうという感じ。

 居酒屋っぽい店構えなので女の子ひとりだと若干入りにくいかもしれないけれど、昼間は入っちゃえばなんともないと思います。

 隣に「歩庵(ぽあん)」という割烹のような看板が出てる。同じ家の敷地内にあるお店なので、息子さんか娘さんがやってるのかな、と思う。そっちは夜のみの営業かもしれない。

*あらかわ遊園に行った(日曜日)

今回の道順
・亀有から常磐線各駅停車で北千住へ
・北千住から常磐線快速に乗り換えて南千住へ
・南千住から徒歩で都営荒川線の三ノ輪橋へ(15分くらい)
・三ノ輪橋から都電で荒川遊園地前へ

片道運賃
 JR 160円(亀有〜南千住) + 都電 160円(均一料金)

# 北千住で下りないで町屋まで行けば都電への乗り継ぎにほとんど歩かないけれど、電車賃が余計にかかる。亀有〜町屋まで290円。


 都電に「荒川遊園地前」という駅がある。小さい遊園地があるんだよって話は前から知ってたけれど、下りてみたことはないんだよねえ、これがまた。遊園地も経営が厳しくなって、あちこちで廃業している御時世だから、名前だけで大したことないんじゃないの、と思っていた。

 たまたま思い出したので見に行くことにした。南千住から三ノ輪橋まで歩いて、途中にあるジョイフル三の輪という商店街をぶらぶらして、ヨーカドー近くにある中華総菜店でお弁当を買って都電に乗った。

 別のブログにも速報的に書いたけれど、東尾久三丁目で人身事故があって、手前の町屋二丁目で電車が止まってしまった。
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▲事故の処理をしてるのが見える。怪我人が出たらしい。

 すぐには復旧しそうもないのでお客さんのほとんどは運賃を払い戻して下りてしまった。満員だったのに電車の中に残ったのは10人くらい。

 事故といっても電車がひっくりかえるような事故ではないので下手に回り道するより乗ってたほうが早いと思うんだけどねえ、とか言いながら待ってたら 30分くらいで復旧した。

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▲都電はワンマンバスみたいに運賃箱があって、おりたいところでボタンを押す仕組み。どこまで乗っても160円。


 さてさて、問題のあらかわ遊園。都電の駅は「荒川遊園地前」だけれど、あまり「遊園地」とは言われず「あらかわゆうえん」と呼ばれてることが多い。大正時代からあったそうだから、古い呼び名がずっと定着しているんじゃないかと思う。大戦中に軍事施設になっていたことがあるものの、それ以外はずっと続いている歴史のある遊園地とのこと。

 ただ、それほど規模の大きいものじゃないはずなので、果たして誰が遊びに来ているものかと思うんだけど、意外なことに大勢の家族連れで乗り物の前には行列ができてる状態だった。

 乗り物といっても、絶叫系はなく、コーヒーカップやメリーゴーラウンド、スカイサイクルに観覧車といった大人しいものばかり。ただし入園料が大人200円、各乗りものも同じく大人200円と激安で、気張らずに子供を連れてこられる場所のようだ。

 わたしとしては、閑古鳥の鳴き声を聞きながらわびさびを楽しめるかと思ったので、若干期待はずれだったけれど、経営難で閉園している遊園地が多い中で、これはこれで喜ばしい事実かも。値段さえ手頃なら、派手さはなくても人は来るもんなのね。

◎あらかわ遊園
http://www1.tcn-catv.ne.jp/acc/arakawa_yuen/yuuen01.html

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▲遊園地では必ず観覧車に乗ることにしてる。ここの観覧車はお台場や葛西臨海公園にあるのに比べたらおもちゃみたいに小さいけれど、まわりが下町なので建物が低く、この高さで十分遠くまで見通せる。何十年稼働してるかわからない、とても古い観覧車だった。昭和の高度成長期の香りがする。

# 実際には昭和の終わり、1988年に作られたものだそうです。約20年前のものですね。意外と新しいです(そうか?)。伊勢崎の華蔵寺公園なんか1985年製ですからー。伊勢崎のほうが新しく見えますよ。色を塗り直しているからかな。

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▲乗り物券、1枚100円。何に乗っても大人は2枚。


*『少年メリケンサック』を見に行った
 宮藤官九郎・脚本監督映画作品。舞台設定は高円寺あたりらしいんだけど、冒頭に出てくる江戸っ子という居酒屋は亀有駅の近くにある実在の店でロケをやっていた。わたしゃ撮影してるところを偶然通りがかって見てしまったので、内容はともかくチャンスがあったら見ようと思ってた。

 ストーリーは、新人歌手を発掘しているレコード会社(って今は言わないかも?)が、動画サイトで「少年メリケンサック」という無名パンクバンドをみつけ、メンバーとコンタクトを取ってみたら見事に飲んだくれた中年太りのオッサン、動画は20年も前のものだった。しかし動画10万"サクセス"の大人気で、全国ツアーの予定まで組まれた後だった、さあどうなるか、という話。

 とにかく面白い。爆笑に次ぐ爆笑。こんな面白い映画には誰か賞でもあげちゃってほしい。もちろん盾だかトロフィーだかは貰ったとたんにぶち壊す(笑)とにかくオススメ。これは家で見ても魅力はわからないと思う。鼓膜が破れそうな大音量で聞かないとダメじゃないのかなあ。

 ただ、テーマがどうあれ少しでも下品であることに耐えられない人は、見に来たら即死すると思うので絶対に見るべきじゃないと思う。主人公は酔っぱらったオッサンで、しかもパンクロッカーであることは、決して忘れてはいけない。

 でもね、下手な感動巨編より人間が好きになる映画だと思う。わたしゃ、ある意味この映画に感動した。っていうか佐藤浩市の壊れっぷりはすごい。これが本当に『誰も守ってくれない』に出てた人なのか、というほど。わたしゃ好きな俳優を聞かれたら、佐藤浩市って答えることにするよ。

 あ、『誰も守ってくれない』を見たい人は、先にそっちを見ること。順番は決して間違っちゃダメだよ。笑っちゃうから。

 今回はシネコンのポイント還元を利用してレイトショーでなく夕方の上映で見たんだけれど、客席ガラガラ。封切られてから一週間しかたってないんだけどねえ。でも、少ないお客さんがみんなで笑ってた。いい映画だと思う。

タグ:地元(葛飾周辺) たべもの屋 観覧車

偉い人にさんづけしますか?・一喜一憂

*偉い人にはさんづけしにくい法則
 芸能人や作家など、有名人にさんづけしますか。わたしはしないことが多いです。その人が大物であればあるほどしません。

 たとえば手塚治虫。この人のことを第三者に話そうとしたら、わたしは絶対にさんづけなんかしません。さんをつけて呼ぶと、あたかも知人であるかのような近さを醸し出してしまうので、畏れ多くてつけられないわけです。

 もちろん本人を目の前にしたら話は別です。その時は呼び捨てはできないので、普通ならばさんづけするけど、まあ手塚治虫ならばわたしは思い入れが強いので先生をつける。

 新井素子がSF作家の集まりかなんかにハインラインが来てたことをエッセイに書いているのですが「ハインラインよ、巨匠のハインラインよ、あんまり偉すぎてハインラインさんなんて言えないくらい偉いハインラインよ」みたいなことを言ってたと思います(文面ははげしくうろおぼえ)。相手が偉ければ偉いほど、○○さん、なんて言えないものなんです。

 ところで、『チャングムの誓い』で尚宮(位の高い女官)がママニム(ニム=様)と呼ばれ、お后様や皇太后様はマーマーと呼ばれるのはなぜなのか、またマーマー王様にもマーマーと呼びかけるのはなぜか、という話を前に書いたのですが、

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/chikai/column/12.html

ここによると、マーマーは中国語の媽媽(既婚女性への尊称)が語源で、朝鮮では王族に対して男女の区別なく使われる最高の尊称とのこと。女偏がついてても気にしないんですね。ちょっと驚き。へーへーへー!!! 

 一方ママニムは、宮中では習慣的に尚宮のことをそう呼ぶことになっているというこということなんですが、もしかしてこれって、偉い人にさん付けしにくいのと同じような感覚……?

 直接の上司には、敬意と "親しみ" をこめてニムをつけて呼ぶけれど、雲の上の存在である王族の方々には使いにくい、というようなことがあったりするのでしょうか???

# なんで今更チャングムかっていうと、LaLa TV で吹き替え版字幕版(どんな書き間違いやねん)を見ているのです。ハン尚宮様とチェ尚宮様が最高尚宮の座をめぐって争っているところです。クミョンがどんどん悪い子になっていくー。恋の恨みってこわいよう。


*一喜一憂をなんと読みますか
 ついさっき気づいて打ちのめされているのですが、世間では「いっきいちゆう」と読むのですか? あまりの衝撃に立ち上がれないくらい驚いてます。

 というのも、遠い昔に、学校で「いっきいちう」が正しいと習ったようなかすかな記憶があるもので、今の今までずーっと「いっきいちう」だと思っていたわけです。

 ところが ATOK で「いっきいちう」と書いてもナゼカヘンカンデキナイってやつだし、ネット上の辞書にも「いっきいちゆう」と書いてあるのです。

 つまり何か、わたしは先生にウソをならったのか? あるいは学校で習ったという記憶そのものがオオボケなのか。誰かタスケテー(笑)

普洱茶用の削刀がとどいた

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 先日広告を貼ったら「規制にひっかかりそう」というツッコミが入ったので、面白いから注文してしまいました。下に敷いてあるのは15cm 四方の折り紙です。

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 想像より尖ってたー。薄くなってるだけで刃はついていませんが、思いっきり刺したらブスっと行きますね。こりゃ確かに持ち歩いてるのがばれたら捕まるかも!

 でも、持ち歩かないから平気だ(笑)

普洱茶用のナイフ
840円税込み送料込み
 暗器の形をした餅茶を崩すためのナイフです。先は尖ってますが刃はついてません。古馬茶刀と刻印されてて、パッと見かっこいいでーす。


*おやつ:和鳴酥
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▲同發菜館の和鳴酥
 冬瓜の砂糖煮やナッツ類を練り込んだ白あんを、マドレーヌ生地みたいなものに包んだお菓子でした。西洋と東洋の中間みたいな変わったお菓子でした。

タグ:おやつ お茶

ベルシティの屋根がすっかりなくなった

 気づいたのは数日前ですが、たぶんもうちょっと前から撤去されてたんでしょうね。

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▲JR金町駅側の入口付近

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▲金町餃子前の曲がり角

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▲二葉会館の手前くらい

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▲二葉会館を通り越して振り返って上を見る


 屋根がなくなると急に道が広く感じられます。晴れた日は開放的でいいかもしれません。今まで屋根の影になって見えてなかった建物の表情がよく見えます。ビルが建った場所以外は昔のまんまのはずなのに、屋根がなくなったら突然別の町みたい。

 今までこの道を平日の真っ昼間に車が通ることなんかなかったので、油断して写真とってたらタクシーが通り抜けて行くのでおどろきました。


*関係ないけど中川沿いの長屋門って具体的になんのこと?
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▲クリックすると大きい写真を見られる、と思う

 金町駅に昔からある観光案内です。実際には右側を下にして横長に置いてあるんですが、北が上になるように回転させてみました。線路の北、西よりにある製紙工場は、すでに取り壊された三菱製紙です。

 その製紙工場から、線路を越えて南へ目を向けると「長屋門」というのがあります。これが、具体的になんのことを言ってるのかイマイチよくわからないのですよね。ここらにはお寺がいくつかあるけれど、寺の門を長屋門などと言うでしょうか?


 ここいらへんで長屋門というと、今は柴又にある山本亭の門のことだと思いますが、場所がぜんぜん違うし、移築されたものではないようです。


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東京の「痕跡」/税込み 2100円

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タグ:金町駅南口 地元(葛飾周辺)

アーサー王に関する衝撃の事実?

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 ハードディスクを漁ってたら出てきたラクガキです。昔、アーサー王ってぶっちゃけ何した人だっけと思って、子供用の本を借りてきて読んだときに書いたんだと思います。わたしゃ長年、岩から抜いたのをエクスカリバーだと思ってた。でも、湖に住んでる妖精かなんかがくれた剣がエクスカリバーなんだと、その本には書いてあった。湖から剣を持った手がにゅっと出てくるんだよね。

 検索してみると、そこらへんはイギリスでも混同されているらしく、剣の名前も諸説あるそうな。湖から出てきたやつは、わたしが読んだ本では岩から抜いたのとはまったくの別であるようなニュアンスだったと思うけど、岩から抜いたのが折れたので、湖の妖精に直してもらったという説もあるそうな。

 とりあえず勘違いしてるのが自分だけじゃなくて良かったと思いました。

 大した事実じゃなくてごめんなさい。

タグ:伝説

遅刻したり、置き忘れたり、いろいろあったりして頭が悪いんです

*整骨院で全身ごりごりしてもらった
 以前から「あっちこっち凝ってますねえ」と言われているので、今日は全身揉んでもらった。

 先週から予約してあったので、遅れないように早めに準備して出ようとしたら、ちょっとしたアクシデントで家を出るのが遅くなってしまった。原因は自分じゃないんだけど、まあしょうがない(うーん、でもなんていうか、いやまあ、放置して出かけなかった自分が悪いっていわば悪いので、むにゃむにゃ)。

 予約した時刻を十分くらい過ぎたところで接骨院から電話がかかってきてしまう。うっ、まずいとは思ったけど十分で電話かかってくるほど予約が入ってるってことなのか。今バスで向かってるところです。すんませんすんません……

 バスをおりて小走りに整骨院へ。先に他の人をやっているので時間がかかってしまうけれどいいですかと言われ、それはもう、どんどん先にやってしまってください。わたしゃなんなら別の日でもいいんですと平謝り。

 遅れてきた手前、待ち時間が長くなるのはちっとも構わないので少し待ってやってもらうことにした。揉まれながらも、遅れる時は電話してくださいねなどと言われてしまう。

 たしかに二十分遅れはイクナイです。仮に十分でも手があいてれば他の人をみられるはずなので、申し訳ないなあと思う反面、こんなに言われると、やけに厳しいなあとも思う。いや、もちろんヤサシク丁寧に言われたのであって、頭ごなしに叱られているわけではありません。ワタクシが勝手に恐縮しています。

 ふと気づくと、どうも今日は先生の数が少ないようだ。普段は三人はいると思うんだけど、今日は二人みたい。揉まれながら聞き耳をたてていると、若い先生は他院から臨時で手伝いに来ているだけらしく、わたしを揉んでる先生が小声でいろいろとダメ出ししている。ううむ、実質一人なのか。

 つまり、その忙しい時に遅れて来た痛い客がわたしというわけなのですね? あいたたた、それはネチネチ言いたくもなるなあ。

 そんなこんなで充実した三十分だった。全身コースは保険診療の対象外なので2625円だった。妥当な値段だと思う。

 ちなみに普段は保険診療の範囲内で具合の悪いところの上位三カ所を揉んでもらって650円(腕だけ、足だけとかならもうちょっと安くなる)。


*三日前のニュースだけど、愛川欽也のラジオ番組が終わったんだってね
◎愛川欽也さんのラジオ番組、突如終了 不況で名パーソナリティーが消える(2009年2月15日)
http://mainichi.jp/enta/geinou/warai/yui/news/20090215org00m200001000c.html
 文化放送で長いことやってた「キンキンのサンデー・ラジオ」が終わってしまったらしい。三月いっぱいで終わる予定だったのを「今日で終わりです」って、突然やめちゃったんだとか。

 公に言われている原因としては、スポンサーが下りてしまったことと、新しいスポンサーがつかなかったことだって言ってるけど、
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「スポンサーが付かなかったのは、ボクの力不足。これ以上話すとグチも出るので……。ただ、『11PM』が終わる時も、『なるほど・ザ・ワールド』が終わる時もさみしくなかった。今回のように腑に落ちないで番組を終わらせることは今までなかった」と無念さを吐露した。
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という言い方をしてるところを見ると、単純にお金の問題じゃないのかもしれないなあと思う。この不況にお金の問題ならば不本意ながら納得はできるだろうし、突然「今日でおしまい」なんて言わないと思うんだよねえ。三月まで楽しくやったらいいじゃないか。

 歯に衣着せぬトークで時事問題などを語るのが評判だったということで、ちまたの噂では某団体の圧力ではないかと言われているそうです。真相はわかんないけどね。

 キンキンといえばファミリー劇場(CS局っていうの?)で十分間のトーク番組を毎日やってるんだけど、このニュースの翌日の放送で「やっぱり生がいい、自分が長くやってるラジオ番組は生ですよ」って話題にしてたのにね。少なくともこの番組収録時には、続けるつもりだったんだと思う。


*地球のダイヤモンドリング
 皆既日食の時に月の後ろから太陽が顔を出すときに、ダイヤモンドリングという現象が起こるのですが、月から見れば地球が太陽を隠す日食があって、地球のダイヤモンドリングも起こりうるわけです。それを、月周回衛星のかぐやが世界ではじめて撮影したそうです。
◎月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)による半影月食時の地球の撮影の成功について
http://www.jaxa.jp/press/2009/02/20090218_kaguya_j.html
 写真あり。ガンダムのオープニングみたいだー。月から見て日食ということは、地球から見ると月食になってるわけですな、ふむふむ。こういう絵は意外と撮影されてないんですね。世界初ってことは、SFアニメなんかで見慣れたこの映像は今まで確かめられたことはなかったってことなの? えー、すごい、空想が現実になる瞬間を見た感じがするー。


*図書館にカードを忘れてきた
 図書館で鄂倫春族(たしかによめん罠)の本を都立図書館から取り寄せてほしいと頼んだら、出版社とか著者とかわからないですかって言われてしまった。えー、悪いけど「満州に於ける鄂倫春族の研究」なんて本、他にないと思うから著者とか出版社とかなくても取り違えないったら(汗)

 残念ながらそこまでメモしていないので「そのパソコンが外につながってるなら都内の図書館を書名で横断検索すればわかります」と答える。すると、他館への協力貸し出しをしているかどうかわからないので調べないと……むにゃむにゃ、とか言われ、「それも全部調査して、ネット越しの情報では貸し出し可能になっているからお願いしているので、ひとつそのぉ……」とか返事をしながらリクエスト用紙にカード番号を記入したのは覚えてる。

 どうもその後にカードを置き忘れてきたみたいなんだよねー。家に帰ったら電話かかってきて、カウンターにお取り置きしますからーって。そういえば館を出る時に、後ろで「あっ!」って言われて振り返ったんだけど、職員さんがこっち見てるだけで何も言わないから帰っちゃったのよね〜。察しが悪くてすまんね。

 ちなみに、鄂倫春族(このへんで電話の相手は言いよどむ。うむ、読めないだろうな)の本は、アジア太平洋地域なんとかかんとか……という本に収録されているようなので、それを取り寄せればいいかと言われ、そうそう、それを取り寄せちゃってくださいとお願いした。すまん、わるかった、ごめんなさい、収録本のほうをメモって渡せばよかったのね。だって、その本ったら何十冊もあるみたいで、鄂倫春族のナントカカントカが一冊に収まってるかどうかわかんなかったんだもん。っていうか、そこらへんまで問い合わせて探してくれるんじゃないんなら司書のしk……げふっげふっ、他館からの取り寄せもネットでできたら早いのにね。手書きのメモを渡しても読み方わかんなかったらきっと探せない。あ、司書って国家資格なんだっけ? 頭いいんだ。じゃあ平気だね。わたしは頭が悪いです。だからダメなんですーっ(T-T)


 もうそうとう手遅れだけど、こんな日記書いてるとこ見られたら確実にアイツだってわかってしまうがな、と思う今日この頃。町で後ろ指をさされるようになったら引退しよう(笑)

*おやつ:三郷銘菓「梅鼓」
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 先日、煎餅を焼きに行った時に、近くにある越後屋餅菓子店(三郷市早稲田5-6-58)で買いました。例のおいしいものパンフレットに載ってたもので。

 桃山生地(っていうの?)に白あんと青梅を砂糖で漬けたようなやつが入ってる。お店で「梅鼓ください」って言ったら、「梅包みですね」って言われた(笑)

 うーん、不味くはないだけど食べにくい。中の梅がカリッと言うくらいの硬さがあるものだから、途中で途中で食いちぎろうとすると梅ちぎれずに抜けちゃう。残り半分はタダの桃山になっちゃって、しょぼーん。いや、手づかみでかぶりつくなんて不作法なことをしたのがいけないのかも。しかし、包丁を持ち出すほどの大きさじゃないしね。黒文字でもあの梅は切れないかもしれないし。

 でも、一緒に買ったなんの変哲もない豆大福が美味でした。大福も写せばよかった。

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今日作ったもの、今日のお菓子

*今日作ったもの:キーケース
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 前から使っていたキーケースがすり切れてダメになった。100円ショップで買ったものなので、また買ってもいいんだけれど、構造が簡単なので自作してみた。

【材料】
表用の布
裏用の布
鍵をつける部分(帯状に縫っておく)
厚めの接着芯
マジックテープ
赤い紐(飾りなのでなくてもいい)
パイピング用の布(バイアステープ、飾りなので…)

キーホルダー用の金具

 自分のための覚え書きとして作り方を書くと、

1. 表用の布にアイロンで接着芯をはりつける。
2. バイアステープをはしっこにしつけしておく。向きに注意。
3. 赤い紐もU字におりまげてしつけしておく。
4. 鍵をつける部分(帯状に縫っておく)を二つ折りにしてしつけしておく。向きと場所に注意!!
5. 表地と裏地にマジックテープを縫いつける。場所は、表は赤い紐のない方、裏はどっちでもいい。
6. 表地と裏地を中表にあわせてまち針を打つ。マジックテープの位置に注意。
7. 返し口を残してミシンで縫う。表に返して形を整えたら、縁ぎりぎりのところにミシンを一周かける(結果として返し口も閉じられる)。
8. 三つ折りにしてアイロンをかけて形を整える。
9. キーホルダー用の金具をはめる(もしリングに切れ目のないタイプだったら4の行程で先に入れておくこと)。

 うむ、ほんとに自分用だ。こんなの文章で説明されてもさっぱりわからない。
イラスト 14.png
 マジックテープの位置と鍵をつける帯状のパーツの位置を間違えて何度かやりなおした。

 テープは、重ねた時に上になる部分を 1cm くらい内側に付けなくてはいけない。あまり端っこにつけすぎると指がかからないので剥がせなくなる(下になる方は端っこでも大丈夫)。

 鍵をつける部分は、必ず図のような位置にする。表に返した時、重ねて上になる部分が右に来るようにしないと、右利きの人はテープを剥がしにくい。でも、左利きなら逆がいいかもしれない。組み立て中は裏側から見るので位置を間違えやすい。

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 今回は接着芯を使ったけれど、綿を入れてキルティングしたほうが張りが出ていいかもしれない。

[追記]
 鍵をつけて、あれこれひねり回して見たところ、鍵の重みでぐにゃっとしてしまうので少し直してみた。
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 折り目で縫って厚紙の芯を入れた。試作品なので布に切れ目を入れたけれど、計画的に作るなら表に返して返し口を縫う前に芯を入れると良さそう。鍵を付ける帯状の布も、内側に折り返して飾りボタンで止めた。
ファイル 592-5.jpg

 芯を入れるために切ったところをアップリケかなんかで隠せば完成。芯は厚紙で作ったけどプラスチックの下敷きかなんかを切って作ればなお良いかも。


*おやつ:謎の中国菓子
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 ブログに中国菓子の写真を貼ってたら友達がくれた。友達はそのまた友達から貰ったらしい。上海蟹餅、茘枝酥、龍眼酥と書いてある。茘枝はライチのことで、龍眼も果物の名前。

 写真じゃ大きさが分かりにくいけど、 4cm x 4.5cm x 2.5cm くらいの小さな箱に入ってて、ちょっと可愛い、かも?

 上海蟹餅は見た感じ普通のクッキーだった(写真手前の焼き菓子)。食べても……あー、うーん、きっと蟹エキスか何かが練り込まれているんだと思うけれど、よくわからない。甘みはほとんどなく、ほのかに塩味。まあ美味しい。悪くないかも。

 「酥」は、粉を練って作ればなんでも酥と言うらしいんだけど、パイか何かだと思ってあけたら謎の粉だった(写真手前)。たぶん落雁と同じ材料で作ったものだと思うんだけど、落雁みたいに固めてないのでクシャミひとつで飛んでいきそうな感じ。食べると口の中にねっとり広がってお茶がないとパニックを起こしそうな謎の物体だった。ううむ、中国菓子の世界は奥深く理解しがたいものであることよ。

 どうやら上海の老舗菓子店の製品のようで、検索すると中国語のサイトに写真があったりする。
http://auction1.paipai.com/052B100300000000000537260370F801

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