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いろいろ日記

*クワゴが羽化した
 クワゴをひろったのっていつだったかな。えーと……10月9日ごろですね。昨日(16日)、羽化してブンブンいいはじめました。

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 片方がメスっぽい気がするのですが交尾する様子がありません。っぽい気がするだけで両方ともオスなのかなあ。晴れてきたので拾った場所に放虫してきました。

 水元公園は紅葉がはじまっていい感じになってます。

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*本をもらった
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 BS12チャンネルの「カラダ*さらだ」のご意見フォームから感想を書いて送ったら、厳正なる抽選の結果、本がおくられてきました。ルリルリ先生の本が来るかと思ったのに、知らない人のサプリメント辞典だったのでちょっとおどろきました。

 「カラダ*さらだ」は女性のための健康番組です。美味しいものの紹介もあります。BS12チャンネルという、衛星放送でやっていて、受信設備さえあれば無料で見られます。

◎カラダ*さらだ
http://www.twellv.co.jp/program/documentary/do10.html
ネットでも見られます!


*JAZ38でドライカレーを食べた
 亀有の駅前で、カレーを食べられて、ちょっと飲めて、という条件だと、ラーゾか38かなあということで、今週は遠出もしなかったので38でドライカレーを食べた。

 お店が移転してから夜行くのは初めてだったかなー。店の前にあるメニューを見たら、カレーが載ってないので一瞬あれーって感じだったんだけど「カレーできますかー?」って聞いたらできるって。

 ドライカレーを辛くしてもらって、赤ワインを頼んだら、たまたまお店にいた人がピアニストでいらっしゃって、練習と称してちょっぴり弾いてくれました。わー、生演奏ほぼひとりじめ〜。ラッキー。

◎JAZZ38
http://www.yydotto.com/jazz38/

 あ、そういえば、ランチタイムのドリンクバーが復活してましたよ。お店が狭いので機械を置けないとか言ってたけど、来る人がみんな「えっ、ないの?」って言うから小さいの置いたって(笑)


*伊達公子すごい
 伊達公子っていうのはすごいオバチャンだと思う。引退して十年もたって、突然復帰したと思ったら試合に出るたびに優勝しちゃう。

 というか、日本のテニス界ってどうなっているんだろう。伊達公子は一カ所に止まっていて、絶妙のコントロールで相手が拾えないようなところに打ち返してるだけ。

 それがものすごい技術なのはわかる。でもさあ、技術力が同程度だったら体力のある若い人が確実に勝つと思うんだよね。相手はオバチャンなんだもの。コートの端から端まで走り回らなきゃ拾えないような玉が次々にとんできたらもたないはず。

 ところが伊達公子が勝っちゃうんだよねー。こうなると、伊達公子がすごいのか、日本の若いテニスプレーヤーがダメなのかって話になってなっちゃわないの?

 なんにせよ、若い選手にはこういうのって良い刺激になるんでしょうね。運動をやらないわたしなんぞが見ても「これはすごい。このままではいかん」とか思ってしまうんだから。やっぱり伊達公子はすごいねー。


*伊達公子で思い出したサッカーのバナナシュート
 昔なんかのスポーツニュース系の番組に、現役サッカー選手がバナナシュートに挑んで成功させたら賞金が出るというコーナーがあったと思うのね。

 ゴールの前に巨大なバナナが二本立ってて、そのバナナの外側をカーブするようにゴールさせなきゃいけないの。バナナみたいなカーブだからバナナシュート。障害物もバナナ。

 これがけっこう難しいらしくて、現役の一流選手なのになかなか成功しないのよ。毎週やってて滅多に成功者が現れなかったような気がする。

 ある時、そのチームの監督が、たまたま収録現場に居合わせたことがありました。わたしゃサッカーをぜんっぜん知らないのでチーム名とか監督の名前とかさっぱりわからない。外国人の監督だったと思う。スーツを着たスラッとした感じの人だった。

 「監督ちょっとやってみてくださいよ」と選手がボールを渡すと、監督はちょっと困った顔をしながらひょいっとボールを蹴る。みごとなカーブを描いてボールはゴールに吸い込まれていった。スーツ姿で革靴はいてるのよ? 練習もなにもなしで決めちゃった。

 選手唖然。地面を叩いて悔しがってる選手もいた。テレビの前で見ているこっちもビックリ。世界的にすごい人というのは、現役をしりぞいてもやっぱりすごいんだなと思った。世界の壁は厚いんだねー。

タグ: カイコ 地元(葛飾周辺)

うろおぼえの映画のタイトルを知りたい

 前から気になっていてタイトルを知りたい映画がいくつかあります。メモしておかないと何を探していたか忘れてしまうので書いておこうと思います。
 一部ははてなの人力検索に出してみたけど見てる人が若すぎて古い映画は見てないっぽいのと、類似の有名作品があるので調べ物の邪魔になるのかまともな回答が得られませんでした。

 もし心当たりがあったら教えてください。はてなの人力検索と違って現金がからんでないので当てずっぽうでもガイシュツでも好きなようにつっこんでくださってかまわないですが、いちおう全部目を通してからお願いします。同じことに何度も否定するのはめんどくさいので。


*路線バスに窓から飛び乗って、車内を歩いてお金を払いに行く邦画
-邦画です。映画だったと思うけどテレビドラマである可能性も否定できない。
-ここ10年以内の作品だと思います。
-普通の路線バスが出てくるので異世界ものではないと思います。
-若い男性(カッコイイ系)が、走り出す路線バスにとりついて、開いている窓から乗り込む。
-バスには普通の乗客が乗っている。席がいくつかあいている程度の乗車率。
-男性はバスの通路を歩いて運転席まで行き、ポケットから小銭を取り出して料金箱に入れた。
-男性はそのまま歩いて後ろにもどり、あいている席に悠然とこしかける。

 男性は、たとえて言うなら金城武みたいな、アクション系でカッコイイタイプ。金城本人かもしれないし、別の人かもしれません。

 これもストーリーとまるで結びついておらず、テレビで見たか映画館で見たかも思い出せません。そんなに古い映画ではなかったと思います。


*聖書に金文字詐欺、詐欺師と子供
-ペーパームーンではありません!!!!!!
-洋画です。
-30年くらい前、あるいはもっと前のものです。
-白黒かもしれないけどカラーだったかもしれない。
-テレビで放映されたのを見ました。
-詐欺師(男)と、子供(性別はおぼえてない)がでてきます。
-聖書に金文字で名前を入れて進呈する、という詐欺をはたらこうとします。
-詐欺師はそのための金箔を持っていますが、人名を刻印できるほどの大きさがありません。
-金箔を聖書にあててみている場面があったような気がします。
-子供が「それじゃ名前を入れるのには足りない」という意味のことを言い、詐欺師が「いいんだ、黙ってろ」的なことを言い返すシーンもあったと思います。
-詐欺師は牧師か神父の扮装をしていたかもしれない。
-聖書そのものを売る詐欺ではなく、寄付してくれた人に金文字入りの聖書を進呈すると言ってたような気がする(うろおぼえ)。

 ペーパームーンは見直したので違うと断言できる。あまりにも昔の記憶で、しかもその一場面しか見てない可能性もあります。出演者の顔は一切覚えていません(スチール写真などでは判断できない)。聖書に金文字を入れてあげるという部分と、名前を入れるには足りない金箔という部分が確実にあって、それがない映画は関係ありません。


*子供が教会に小動物を連れ込んで叱られる映画
-禁じられた遊びではありません!!!!
-洋画です。
-30年くらい前、もしくはそれ以上前のものです。
-カラーだったような気がしますが、白黒かもしれません。
-子供がでてきます(男の子だったと思う)。
-子供が教会に小動物を連れ込もうとして叱られます。
-一匹や二匹でなく、次から次へと連れ込もうとしてたかもしれません。イヌやネコだけでなく、ネズミや小鳥なども。ただし、このあたりの記憶はあやふやです。
-教会に動物は入れないんだよと言われ、神様は動物もノアの箱船にのせたのに、どうして動物たちは救われないの?と言い返すシーンがあったと思います。

 「禁じられた遊び」はつい最近見直しましたがまったく違いました。

 脊髄反射で「汚れなき悪戯」をあげる人もいそうなんですが、それについてはDVDがみつからないので確認できません。あらすじはあちこちで読みましたが、小動物を教会(あるいは人間用の墓地かもしれない)に連れ込もうとして、動物はダメだと言われるシーンを確認できませんでした。

# その後「汚れなき悪戯」の原作小説は読みました。原作ではマルセリーノが生きものと仲良くしていましたが、礼拝堂などに持ち込もうとして叱られるシーンはありませんでした。映画はまだ見るチャンスがなく確認できていません。

# さらに追記、映画の「汚れなき悪戯」も確認しましたがまったく別のものでした。


*[解決]半身不随になったロックスターが出てくる短編
-洋画です。
-カラーでした。
-15〜25年くらい前にテレビで見た。当時頻繁に放映され、短期間に二度か三度見たと思う。
-制作がいつごろかはわからない。
-短編オムニバス作品の一話だったかもしれません。
-恐い感じの話でした。
-若者が数人出てきます。
-ある建物に、行方不明のロックスターが隠れているという噂があった?
-若者たちが興味本位で敷地内に忍び込む。
-ある部屋で半身不随になったロックスターがベッドかなにかに寝かされている(落ちないようにくくりつけられていたかもしれない)。
-体はほとんど動かないようだが目はギョロギョロしていた。また、手の指先はかろうじて動くようで、押すと音の出る玩具を握っていた。その玩具には鍵盤状のぼたんが二、三個ついていて、ピーヒャピーヒャと変な和音を奏でていた。
-ロック歌手がその状態になっていることはなぜか極秘にされていて、秘密を知った若者たちが建物の管理者に追いかけられるシーンがあったかもしれない(かなりうろ覚え)。

 ロックスターの哀れな末路がまず恐くて、リハビリ目的か何かで握らされている玩具の音が気持ち悪くて、そのシーンだけ鮮明に覚えてます。他の部分はほんとにうろ覚えで若者(というか15歳くらいの子供かもしれない)が出てくることくらいしかわからない。

以下は違うみたい
◎クリープショー
http://mangler.blog23.fc2.com/blog-entry-5.html
各話のあらすじに類似のものがない

◎トワイライトゾーン/超次元の体験
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3/%E8%B6%85%E6%AC%A1%E5%85%83%E3%81%AE%E4%BD%93%E9%A8%93
各話のあらすじに類似のものがない

以下は可能性はあるけどタイトル見ただけじゃわからない
◎悪魔のてざわり
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E6%89%8B%E3%81%96%E3%82%8F%E3%82%8A

◎アメージングストーリー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AA%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC

◎トワイライトゾーンの最初のやつ
↓2002年のセカンドリバイバル版のタイトル一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3_(2002%E5%B9%B4)
これが最初のやつと同じかどうかがまず確認できない。2002年オリジナルだとしたら違う(2000年以降である可能性はまったくないので)。

内容が不明で確認できない
◎ミステリーゾーン/鏡
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3/%E9%8F%A1

◎クリープショー2
http://www.jion-net.com/blog/archives/2007/03/22_1.html
↑少なくともここに書いてある第一話と第二話は違う(ストーリーにも記憶がない)。


年代的にビミョーで日本のテレビでやったかどうか確認できない
◎ハリウッドナイトメア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%A1%E3%82%A2


# コメント欄で教えてもらいました。どうもハリウッドナイトメアのようです。これまた見るのが難しそう(汗)

以下は本当にピンポイントで覚えてる人じゃないと決してわからないもの
*ラストでイギリス人秘書の話をするスパイものっぽい映画
-洋画です。たぶんアメリカ映画。
-カラー作品です。
-20年くらい前のじゃないかと思うけどわからない。
-内容はスパイものか、それに近い趣のもの。
-主人公は男性だと思うが、ひょっとするとそれは主人公たちを統率するボス的立場の人物かもしれない。
-作品のラスト(だと思う)で主人公らしき男性が誰かに電話をしている。「今イギリス人美人秘書がいるんだが、ミルクティー(もしくはカフェオレ)にパンを浸して食べたら不作法だと思われないだろうか」と冗談で話している。
-電話のシーンは非常に高級なオフィスのような場所。きれいに片付いていて、六本木ヒルズみたいなビルの中っぽいイメージ。

 これに関しては「それはこういうストーリーじゃなかったですか」と言われてもさっぱりわからないのです。映画自体は全編通して見ましたが、上記の場面が鮮明に思い浮かぶのみでストーリーとは結びついていません。

 ミルクティーにパンをつけて食べても不作法じゃないか、という話をしてる場面が確実にあります。アメリカ人が考えるイギリス人のイメージってこんな感じなのかなと思ったので覚えているのです。


*ラストシーンで主人高級の男女がリゾート地でマッサージを受けながら、「It's heaven」と言う映画
-洋画です。たぶんアメリカ映画。
-カラー作品で20〜25年くらい前のもの。
-テレビで夜中に放映されたのを見た。その時は字幕放映だった。
-内容はスパイものかそれに近い感じのもの。
-主人公は中年男性だと思う。
-美人で金髪(たぶん)の白人女性が出てくる。
-ラストシーンで男性と女性がリゾート地のようなところでマッサージを受けている。一仕事終えたあとのバカンスという雰囲気。エロくはない。
-女の方が「It's heaven !」と言っていた。

 これもストーリーとは全く結びつかず、このシーンのみ鮮明に思い出します。アメリカ人も気持ちがいいと「極楽極楽」って言うんだねと思ったのでそこだけ覚えているのです。


*[解決]ラストにシャレードのテーマが一瞬流れるシャレードじゃない映画
-スパイ映画だったかもしれない(うろおぼえ)。
-映画そのもののストーリーはまったく覚えていない。
-ラストにシャレードのテーマ(たぶん)が一瞬流れて終わる。
-話の内容がシャレードと少し関係してるかもしれない。シャレードを見てないのでよくわからない。

# 『刑事コロンボ 魔術師の幻想』でした。


ここから下は2012年以降におもいついたうろおぼえ
*[解決]中国人にたのんだらあっという間に出来上がった宇宙船が出てくるパニック映画
-米国映画だと思う
-なんかの理由で地球がピンチなので宇宙船で逃げようとしてる
-その宇宙船はすごく短期間に完成する。よくこんな短期間で…と登場人物がおどろくと、中国人にたのんだらやってくれた、という意味のことを答えるシーンがある。
-宇宙船に限られた人だけのせて逃げちゃおうとするが、何かの方法で地球を救えるかもしれないとわかって、どうにかして、ラストはハッピーエンドだったような気がする。

# 書いてるうちに自己解決してしまいました。映画『2012』ですね。

タグ:うろおぼえ

千住の地口行燈(最終回)

 北千住の地口行燈、掲げている場所が少なくなってきたので今年はこれで最終回です。残ってるのは難解で検索してもよくわからなかったのばかり。頭を悩ませてみてください。


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左:ゑん日でかつたかやじ|右:おはぎのはしは長けれど
元句:???|元句:???

 左は語尾の小さい「ゃ」が消えてますが「縁日で買った蚊帳じゃ」ですかね。でも元句はさっぱりわからない。

 右は「おはぎの箸は長けれど」で、長い箸でおはぎをつまんでるから読み方は合ってると思うんだけど、これまた元句がさっぱりわからない。


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左:達磨灘のミづ|右:?木ほるなもねへものだ
元句:播磨灘の渦|元句:???

 左は写真のアングルが悪いので読みにくいけど、たぶん「達磨灘の水」だと思います。播磨灘(鳴門海峡)の渦潮のことを言ってるっぽいです。

 右は、漢字の崩れたのが読めないけど「植木ほるなもねへものだ」ですかね。植木を掘るなって言われたってさぁ、って感じでしょうか。でも元句がわからない。


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左:?見は坊主がいい|右:なんたらぶちぢやゑゑ?
元句:上見りゃ方図がない|元句:???

 左は、これも漢字のくずれたのがよくわからないけど、元句がたぶん「上見りゃ方図(ほうず、際限)がない」なので「梅見は坊主がいい」でしょう。

 右がさっぱりです。読み方が合ってるのかすらわからない。斑犬が歩いてるから、ぶちについて書かれていることは間違いなさそうだけど。


*オマケ
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子どもはハゼの子、大人はきの子

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くまのみみを見物

タグ:地口行燈 地元(葛飾周辺)

プリニウスの博物誌から蚕についての抜き書き

 ローマの博物学者である大プリニウスは、カイコについて以下のように書いている。

-カイコとよばれるもののひとつはアッシリアに産する。
-アッシリアのカイコは塩のような泥で巣を作る。石に付着して非常に固く、投げやりでも貫けない。
-アッシリアのカイコは、固い巣の中にミツバチよりも大きな蜂房を作り、大きな幼虫を産む。

-幼虫は蛆であり、成長すると二本の突出した角を持つ毛虫になる。
-幼虫は繭を作り、蛹になる。
-蛹は六ヶ月のちに「カイコ」になる。
-カイコが蜘蛛と同じように巣を張り、絹の材料になる。
-カイコの巣を糸にして織る方法を考えたのは、コス島に住むプラテアスの娘パンピレである。

-コス島のカイコは、雨で落ちたテレピン樹、サイプレス、トネリコ、カシワの葉に、地面から立ち上る蒸発気があたることで生まれる。
-最初に小さな蝶が生まれる。これには綿毛がない。
-この蝶が冬の寒さに耐えられなくなると、木の葉の綿毛をかきあつめて足で圧縮し、羊毛状のものを作って体にまとう。綿毛は爪などで梳かれて補修されるうちに螺旋状の巣になるという。
-その虫は人によって飼われる。焼き物の容器に入れられ、温味と糖の餌で飼育されると特殊な綿毛を生じる。この綿毛を剥きとって蒸気を加えてやわらかくし、灯心草の錘(つむ)で細い糸にされる。

雄山閣『プリニウスの博物誌』より要約・引用


 上記は複数の虫について書いたものかもしれない。また、日本で主に育てられている家蚕ではなく、野蚕の何かであろうと考えられる。

 野蚕は、日本や中国ではヤママユガ科の昆虫をさすが、アフリカやヨーロッパでは、カレハガ科やギョウレツケムシ科の昆虫も利用されるという。参考>有限会社きぬさや(絹製品の開発、製造、販売)


 地面から蝶が生まれることから、その虫が土中または落ち葉と土の間などで蛹化することが想像できる。また蜂のように房を作るとあるので幼虫が集団で糸を吐き、巣を作ることが想像できる。蝶が冬の寒さにたえきれずに綿毛を作るのは、卵胞に卵を産む様子かもしれない。

 ウガンダにアナフェサンというギョウレツケムシ科の蛾がいるそうだ。幼虫は子供の頭ほどもある大きな巣を作る。詳しい生態がわからないので判断しかねるが、プリニウスの記録と何か関係があるだろうか。

タグ:カイコ

巨人のサッカーボールは地球儀に?!

 まずはお店のメモから。新しくできる店、できた店、閉店しちゃった店など。

*葛飾図書館のそばに木曽路
 水戸街道沿いを、葛飾図書館の前から亀有方面にちょっと行ったところ北側にしゃぶしゃぶの木曽路ができるようです。現在工事中で11月25日オープンと大きな看板が出てました。
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http://www.kisoji.co.jp/

 このあたりって、ちょっと前まで大きなお蕎麦屋さんか何かありませんでしたっけ?

*足立区中川(ほぼ亀有)にインド料理店ニサン
 11月4日に開店したばかりだそうです。わたしはまだ入ったことがありません。店の前でメニューを見てたらお店の人が100円引きクーポン付のチラシをくれました。 
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ニサンインド料理
東京都足立区中川4-33-5
 ほぼ亀有です。駅から環七沿いに大谷田方面へ歩いて行ったところ。

営業時間
 ランチ 11:00〜17:00
 ディナー 17:00〜23:00

ランチセットは700円〜
ディナーセットは1200円〜

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*西水元の飯笹豆腐店が閉店してた
 住宅街の中にある小さな豆腐屋さんで、かなり昔からあった店だと思います。最近まで元気にお店をやってたような気がしたけれど、9月15日で閉店って貼り紙がありました。気づいたのでメモ。東京都 東京都葛飾区西水元2丁目14-20


*巨人のサッカーボールが地球儀になっていた!!
巨大なサッカーボール
▲2008年4月11日、サッカーボールだった球体は……

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▲2008年11月11日、地球儀になっていた!!

◎謎の球体関連記事
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=289


*球体を集めてみた


タグ:地元(葛飾周辺) たべもの屋

浅草の地口行燈3

浅草の地口行燈1
浅草の地口行燈2

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右:狸へかえす観音経|左:ひまの大工に五十両
元句:魂返す反魂香|元句:縞の財布に五十両
▲反魂香は死人の魂を呼び戻すお香で落語などに出てきます。女神転生系のゲームをやってる人ならおなじみのアイテム。五十両は仮名手本忠臣蔵。


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右:本より上うご|左:井戸の渕には戸は立られぬ
元句:論より証拠|元句:人の口には戸は立てられぬ


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右:ほうずきのこうべにかにやどる|左:ゑびすだいこくう
元句:正直の頭に神宿る|元句:恵比寿大黒


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右:はねがはたきの世の中じゃ|左:富士のまき紙
元句:金が敵の世の中じゃ|元句:富士の巻狩り
▲金が敵は落語などに出てくる決まり文句。巻狩りは大勢で方位して獲物(敵)を討つこと。富士の巻狩りは曾我兄弟の仇討ち。


*江戸文化にしたしんでみよう
『江戸ぢぐち辞典』
本体価格1,500円 (税込 1,575 円)
1500円以上で送料無料!
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
稲荷の初午や天王祭に地口絵を飾ることが江戸後期に流行した。古典や慣用句や端唄や歌舞伎の名科白などを捻った多種多様な地口灯ろう絵から、当時の庶民の豊かな教養と情感が窺われる。地口の魅力満載の事典。

『江戸の動物画』
本体価格6,000円 (税込 6,300 円)
1500円以上で送料無料!
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
描かれた動物は何を語っているのか。象徴、擬人化、地口(ことば遊び)の三つの思考から動物画を分析。失われた江戸文化の深層を探る、著者による花鳥画三部作の完結編。

タグ:地口行燈

浅草の地口行燈2

 様子を見ながら小出しに、とか言ってると忘れてどうでもよくなっちゃうからまとめて放出。北千住のも残ってるしねー。

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右:とんでゆに入る夏のぶし|左:かおへなげたるこて八丁
元句:飛んで火に入る夏の虫|元句:通い慣たる土手八丁
▲地口がわかりやすくきれいにまとまってるのもいいし、挿絵が秀逸でそうとうお気に入りの二品。


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右:大かぶ小かぶ山から小僧がぬいてきた
元句:大寒小寒山から小僧が泣いてきた
左:玉から小僧が泣いて出た
元句:山から小僧が泣いてきた


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右:はけにつゞみ|左:ゆめにうぐいす
元句:竹に雀|元句:梅に鶯


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右:虎の絵をかく狐とは|左:おかめはちまき
元句:虎の威を借る狐とは|元句:傍目八目(おかめはちもく)

浅草の地口行燈1

*こんな本をみつけた!
『江戸ぢぐち辞典』
本体価格1,500円 (税込 1,575 円)
1500円以上で送料無料!
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
稲荷の初午や天王祭に地口絵を飾ることが江戸後期に流行した。古典や慣用句や端唄や歌舞伎の名科白などを捻った多種多様な地口灯ろう絵から、当時の庶民の豊かな教養と情感が窺われる。地口の魅力満載の事典。

タグ:地口行燈

また壁にぶちあたりました

 交尾や産卵も観察したことなので、次は糸取りを模索したいと思います。夏の蚕は冷凍庫に入れたばかりに繭の中で羽化してしまったので、今回は早いうちに冷凍庫に入れました。

 虫は氷点下の真冬でも蛹で越冬するので、もしかすると冷凍庫でも死なないかもしれません。なるべく早く糸にしたいと思います。

 週末に頑張って、50粒の繭を引いてみました。手順は以下ような感じでやってみました。あちこちで読みかじったことを試しているだけなので、これが最良というわけではありません。例によって一杯一杯なので作業中の写真など写せませんでした。

*煮繭(しゃけん)から糸取りまでの手順
1. 60度のお湯に繭を1〜2分つけてなじませる。
 お湯の温度を測れるような温度計がなかったので適当です。熱湯に水をさして、お風呂よりも熱く、かといって触れないほどの温度にならないように調節。繭はプカプカ浮いてしまうので、落とし蓋で上からおさえます。じぶじぶと細かい泡をあげて繭がお湯をすいこみます。

2. 別の鍋にお湯をわかし、ぐらぐら煮えているところに1の水をきって投入します。そのまま 2分ほど煮ます。

3. コップに水を用意して、2に水を加え、温度を下げる。
 水はまわしいれるように全体にさし、水温のむらがでないようにします。温度差をつけると繭にお湯がしみこんで透けてみえるようになりますが、ビビってはいけない。

4. さらに加熱して、ぐらっときそうなところでやめる。
 加熱すると繭の表面がほぐれてきて、しっちゃかめっちゃかな感じになったので恐くなってやめました。煮繭をどこでやめるかの見極めが付かなくて困ってます。煮たりなければほぐれないだろうし、煮すぎればほぐれすぎて綿になってしまうと思う。

5. 別の容器にぬるま湯を用意して、4の繭を移す。

6. ひょうめんのほぐれたところを手で引いて、1粒の繭から1本の糸が出るようにする。
 これが難しい。プロがやってる動画などを見ているととても簡単そうなのに。ほぐれた部分は大胆に引いてしまったほうがいいです。そうとう大胆に引いても健康な繭ならば痩せてしまうことはありません。

 1粒から1本の糸が出るようになったら、洗濯ばさみかなにかに挟んで糸端がなくならないようにします。助手がいるなら持っててもらうと確実。50本の糸端がそろったら、本格的に引きます。

7. 座繰りに結んで引く
 専用の座繰りがないので今回も毛糸用の「まきまき」を使いました。

編み機用具ロイヤル玉巻き器マキマキ
かせ繰り機にはめた毛糸をこれで巻き取って玉にする。糸巻きが首を振るようにできていて、自然にスパイラルに巻ける。

 以前これを使って20粒分の糸を引いてみたところ、糸同士がくっついて糸巻きからはずれなくなってしまいました。また、糸が細すぎてブチブチ切れてしまうのにも悩まされました。

 今回は糸巻き部分にボール紙の筒をはめて、筒ごと抜けるように工夫しました。また、50粒に増やしたので途中で切れることもなく、どうにか成功したようです。

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▲手前の黄色いのはずりだし法でとった糸をタマネギで染めたもの。これについては長くなるので後日また書きます。今回の主役は奥のタコ型の物体です。

 とても丈夫でつやのある糸です。でも、ちょっと固いんです。この状態の糸を生糸(きいと)と言って、絹糸(けんし、きぬいと)にするには精錬(せいれん)という作業をしなければならないそうです。

 これを、大枠にまき直してかせにして、草木灰で作った灰汁か、重曹を加えたお湯で煮ると、よぶんなセリシンが溶け出して柔らかさが出るらしいです。# 毎度のことですが、まったく未知の作業なのです!

8. 大枠のかわりに「くりくり」でかせにしてみた←今ココ!


編み機用具ロイヤルかせくり器くりくり
傘の骨みたいなのを広げると毛糸のかせをはめられる。よく、昔のおかあさんが子供の両手に毛糸の輪をはめて玉に巻いてたけれど、あの子供の役をさせることのできる器具。ハンドルもついているので玉からかせにまき直すこともやろうと思えば可能。

 そもそも「くりくり」は毛糸のかせを、玉にするための道具です。玉をかせにするための道具ではありません。作業の方向が違います。が、これしかないのでやってみるしかありません。

 そして、今回も見事に失敗しました。

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 くりくりは毛糸用なので、やわらかくしなる素材でできています。ここに糸を巻き取ると、どんどん巻きが強くなるのでたわんでしまうのです。

 たわむと円周が小さくなり、最初に巻いた部分がどんどんゆるんでしまい、きれいなかせになりません。この状態でくりくりからはずすと、口では説明しにくいとんでもない状況になります。仕方ないので玉にまきなおしました。

 で、わたしゃこの後、どうすればいいでしょう……orz


*ご褒美は蛹さん
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 50粒分の蛹と、交尾・産卵後の成虫を佃煮っぽくしてみました。醤油1、みりん1 の割合で煮立たせたところに下ゆでにした成虫と蛹をほうりこんで焦げない程度に煮詰めただけです。佃煮というより味を絡ませただけですな。

 鮮度のいいうちに冷凍した蛹だからでしょうが、蚕特有の臭みがすくなく、皮がいくらか固い感じになりました。ご飯のおかずに最適です。おいしゅうございました。

タグ:カイコ 手芸 昆虫食

ムクドリの就塒

 塒(ねぐら)に就く(つく)と書いて、「しゅうじ」と読みます。先週くらいから、椋鳥の就塒前集合が目立つようになりました。平たく言うとねぐらへ帰る前に電線やら街路樹やらに大集合することです。

 東京あたりだと、ムクドリは年がら年中います。でも、常に群れをなしてるかっていうとそうでもなさそうです。ひとたび集まり始めるとヒッチコックの映画みたいにものすごいことになり、「ムクドリ大量発生、山が開発されて住み家を追われたのか」なんて話題にもなるんですが、人間が慣れて忘れかけた頃には群れを見なくなったりします。でも、ムクドリそのものは年中いたりするので謎の現象です。

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▲夕暮れ時に電線に集まってくる。

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▲ジュルルル……とエコーがかかったみたいな変な声で騒がしく鳴き交わす。

 そういえば、ムクドリは、国内を季節ごとに渡っている鳥で、寒くなると山から平地に下りてきたりするはずです。秋に群れをなすのは、山から飛んできたグループと合流するからかなあ、なんてことを思うのですが、野鳥のことはさっぱりわからないのであくまで想像ですけどね。

タグ:地元(葛飾周辺)

浅草に観音様のご開帳を見に行った(エロではありません!)

 浅草寺の本堂落慶五十周年ということで、ご本尊さまがご開帳されたと聞いて9日(日)に見に行きました。天気が悪かったせいもあるのでしょうが、思ったより人がいませんでした(注:観光地なので参拝者は大勢いますが、いつもどおりという感じです)。

 雷門をくぐったところに柱がたっていて、五色の帯がたれさがっています。その帯は、本堂のご本尊様につながっているので、帯に手をふれて拝むと、ご本尊様に直接ふれているのと同じだという趣向だそうです。

 それほどありがたいイベントならば、もっと長蛇の列があってもよさそうですが、それほどでもありませんでした(注:観光地なので参拝者は沢山います)。並んでいる人が「色に意味はあるのですか」と警備の人にたずねていましたが、「すべてご本尊様とつながっています。自分の前にあるものを選んでください。独り占めしようとしないでください。観音様はみなさんと繋がりたいと思ってらっしゃいます」との説明でした。模範的な説明だと言えるでしょう。

 帯にふれて拝んだあと、おたのしみ(?)のご開帳を拝みに本堂へ行きました。浅草のご本尊様は、絶対秘仏で誰も見たことがなく、それがこのほどはじめてご開帳されたというので期待がふくらみます。しかし、やはり思ったほど人がいません。もちろんいつも通り大勢の参拝者がいるのですが。一体どうなっちゃっているんでしょうか。

 中に入ってみると、本堂はまったくいつもどおりに見えました。大きな賽銭箱があり、ご本尊さまがいらっしゃるところは金網の向こうです。さきほどの帯は、途中で細い紐になりますが、参道の上をとおってちゃんと本堂まで続いており、金網の隙間を通ってご本尊様の手に……あ、ほんとだ、結んである。

 金網の向こうに、板状の木に彫った感じの仏像がありました。

 あれがご本尊さま?

 なんかイメージとまるで違う。浅草の観音様はとても小さいと聞きました。でも、今見えてるやつは、特別小さくはないと思います。大きくもありませんが。しかも、金網の向こうにあってろくに見えません。

 今ひとつ釈然としないまま、いつもどおりよろしくお願いしますと拝んで浅草寺をあとにしました。

 帰宅してから調べてわかったのですが、このほどご開帳になったのは、お前立ちのご本尊様なのだそうです。お前立ちというのは、大事な人の前にたってお守りする人のことです。

 つまり、漁師が海からひきあげて、子供達がアカザのお堂をたてて拝んだ絶対秘仏のご本尊様じゃなくて、そのご本尊様をお守りするために作られたご本尊様その二だったのです。

 戦後たてなおして五十年ぽっちしかたってない本堂の落慶記念に、ご本尊様のご開帳なんて話がうますぎるとは思ったのですが……orz

 ちなみに、お前立ちのご本尊様もこれまでご開帳されたことはなく、慈覚大師円仁が1200年も前に謹刻したものなので、こちらもきわめて貴重なものだそうです。

◎浅草寺 
http://www.senso-ji.jp/about/index.html
http://www.senso-ji.jp/info/this_month_info/h20-daikaityou/h20daikaityou-sp.html

 浅草寺の本堂は戦争で焼けていますが、ご本尊様は天水鉢におさめて地下深く埋めてあったのでご無事であった、というのが通説になっているようです。絶対秘仏とはいえ、おそばでお仕えするお坊さんたちは見たことがある、ということなのでしょうか。少なくとも、戦災から守るために地下に埋めたお坊さんは見てるのですよね?

 それというのも、誰も見たことがない秘仏なのに、小さい観音様なんだよってみんなが知ってるのはなんでだろうって思うので。いや、たしかに海からひっぱりあげた漁師は見ただろうし、放置されてた観音様にお堂をつくってあげた子供達も見てるはずだけど、それって1400年近く前のはふじおkpl@;「:……げほっ、ごほっ、いえ、なんでもありません。

 浅草寺には、意外と深い謎がありそうです。そんなところがちょっと好き。

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▲浅草寺(11月9日)、本堂落慶五十周年、ご本尊様ご開帳に集まった人たち。こうして写真を見返すと大勢いますね。きっと不信心なわたしの目が曇っていて、ものが見えていないのでしょう。

 お参りをしたあとにお寺のまわりを歩いたら、浅草にも地口行燈がたくさんありました。面白いのが多いんですが、残念ながら元ネタが並記されちゃってる。まあ、元句を読んでも意味不明だったりするんですけど、まずは自力で考えてみるのが楽しいんですけどねー。

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左:坊主の手からじゅずがもり|右:おやおやうづばっかり
元句:上手の手から水が漏り|元句:おやおや嘘ばっかり

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左:わらう顔にはふぐきたる|右:あとの号外先にたゝず
元句:わらう顔にはふぐきたる|元句:後の後悔先にたたず

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左:はんぺんもらってたばこにしよ|右:大かめもちだ
元句:三遍回って煙草にしよ|元句:大金持ちだ

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左:たらいに見かわすかおとかお|右:板きりむすめ
元句:互いに見交わす顔と顔|元句:舌切り雀


*江戸文化にしたしんでみよう
『江戸ぢぐち辞典』
本体価格1,500円 (税込 1,575 円)
1500円以上で送料無料!
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
稲荷の初午や天王祭に地口絵を飾ることが江戸後期に流行した。古典や慣用句や端唄や歌舞伎の名科白などを捻った多種多様な地口灯ろう絵から、当時の庶民の豊かな教養と情感が窺われる。地口の魅力満載の事典。

『江戸の動物画』
本体価格6,000円 (税込 6,300 円)
1500円以上で送料無料!
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
描かれた動物は何を語っているのか。象徴、擬人化、地口(ことば遊び)の三つの思考から動物画を分析。失われた江戸文化の深層を探る、著者による花鳥画三部作の完結編。

タグ:伝説 地口行燈