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蛙の餌を取りに行ったので虫連続で

ツマグロヒョウモンの蛹

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▲よっ、金ボタン!
 羽化を待って写真を整理しようと思うんだけど、このまま越冬しちゃうかなあ。

クワゴを拾った

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▲よっ、でこっぱち!

 水元公園にて。蛙の餌を取った帰りにみつけました。わたしはド近眼なんですが、なぜか虫だけは遠くからでも見えたりするんですよねえ。芋虫が這ってると思ったので近づいていったら立派なクワコでした。やけに大きいです。前にみつけたのは終齢になってももっとチビでした。同じ場所に繭もたくさんくっついてました。

ニイニイゼミがまだいるかも

 今日は暑かったのでツクツクホウシが元気よく鳴いてるんですが、水元公園のメタセコイヤの森あたりで、ニイニイゼミらしいやつが鳴いてました。アブラゼミとは鳴き方が違ってます。さすがに自分の耳が信じられなくなりつつあるんですが、夏中鳴いてたのと同じような鳴き方してたし、やっぱりニイニイなんじゃないのかな。8月の終わりに鳴いてても珍しいねと思うのに、もう10月ですよ?

コイツ、何者?

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 たぶんクビキリギスの幼虫だと思うんですが……もしかしてどこにいるかわからない?

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 ちょっとつついて立たせてみました。

タグ: カイコ

虫の写真とか、日記とか

 昨日までじくじく雨が降ったり止んだりしてたけど、今朝から晴れてきて今日はまた暑いです。外ではツクツクホウシが鳴いてます。今年はほんとにセミの季節が長い。

終齢カイコ200頭一日分の糞

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 順調です。モリモリ食べてます。気温の関係で育ちが遅いような気がしていたけど、五齢になったらムクムク育ってなんの問題もなくなりました。

 真夏のカイコは孵化から26日くらいで熟蚕になったので、今育てているのも今月10~11日には体が透けてくるんじゃないかと思います。あと2~3日の勝負だー。

 あ、そうだ。そろそろオスメスの見分けがつくかもしれない。忘れるところでしたよ。ちょっと見てみましょう。


 ……あー、だめだ。なんか脱皮直後から一日くらいの間じゃないと判別しにくいらしいです。どいつもこいつも同じに見えます。もう時間がたっちゃったからねえ。また旬を逃してしまいました。次のチャンスは蛹になってから!

ツマグロヒョウモンの前蛹(ぜんよう)

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▲一昨日(7日)の写真

 これはまだ蛹じゃなくて、前蛹の状態。糸を吐きながら天井まで昇ってきて、気に入った場所で尻を固定してぶら下がりました。天井にくっついているのは尻です。頭は下。

 7日の朝すでにこの状態で、翌日の朝には脱皮して蛹になってました。脱皮の瞬間を見たいのですが、人皆寝静まった頃にこっそり脱いでるみたいです。蛹の写真も後日アップします。

今度は比較対象物を入れてみた

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▲コレステロールを下げる薬。やはり肉眼で感じるような小さい感は薄いかも。写真って難しい。

99shopで沢庵を買ったら

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 パッケージには秋限定「たくあん」と書いてあったんだけど、中身はただの大根の漬物だったよ(漬ける前に干すか塩漬けにするかで水抜きをするのが沢庵)。しかも甘味料にサッカリンを使ってあるせいか甘みがくどいわー。

せいきょう、いいんだけどわたしには無理だわ

 世の中で異物・薬物混入事件があるたびに生協が元気にセールスに来るもんだから、しばらく前に「コープとうきょう」と「パルシステム」の両方に加入してみた。どっちも配送料が無料になるキャンペーン中で、イヤになったらやめてしまえば商品代以外はかからないと言ってたから。

 近所の安いスーパーで買ってたお米が値上がりしてしまい、少しランクの低いのに手を出したら、これが粗悪でとんでもない米で、粒が小さかったり、割れていたり、白く濁った未熟米みたいなのが多量に混ざっているし、ほんっと不味かった。

 そんなこんなで、まずはコープとうきょうで米を頼んでみた。5kg で 1600円くらいのやつ。うちのお米は安いものでも美味しいですよとセールスの兄さんが言ってたけれど、ほんとに美味しい。非常によい。

 それと、パルシステムで野菜(小松菜・人参・ジャガイモ・タマネギ)、肉、卵、ソーセージ、納豆、豆腐、ヨーグルトなどが入ったお試しパックを買った。いつもは2000円くらいだけどキャンペーン中で1700円だとか言ってた。こっちも悪くない。卵なんかとてもいいのが入ってた。

 が、しかし。わたしゃカタログ販売が苦手なのよ。最初のうちは丁寧に中を見て、これいいなあ、なんてチェックを入れてたんだけど、一ヶ月分まとめて支払いなので、うっかり買い物しすぎると偉い目に合うはず。少し懐具合を考えてからにしようなんて思ってると週が変わってしまい、次のカタログには同じものがもう載ってないのよ。古布再現布の100枚セットとか、ナントカレースの何十個セットとか、安いから買ってもいいと思ってたのになあ(というか同じのがまたカタログに載ったら今度は本当に買おうとすら思っている)。

 というわけで、ほんとに自分には合わないということが判明したので無料期間が終わったらやめるよー。

タグ: カイコ

ホシホウジャク

ホシホウジャク

◎虫ばっかり:ホシホウジャク
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/zz000297.htm
卵から成虫まで。同一個体じゃないのが惜しい。

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追悼:福田和禾子さん

http://www.kobe-np.co.jp/knews/0001507652.shtml

福田和禾子さん死去 作曲家
 福田 和禾子さん(ふくだ・わかこ=作曲家)5日午後5時52分、東京都新宿区の病院で死去、66歳。東京都出身。葬儀・告別式の日取りは未定。喪主は長男匠(たくみ)氏。

 東京芸大卒。NHKの「おかあさんといっしょ」や「みんなのうた」などで数多くの曲を手掛けた。主な作品に「北風小僧の寒太郎」「そうだったらいいのにな」など。父は戦前から戦後にかけて活躍した歌手の故松平晃。(10/6 12:09)

◎福田若子さんの作品はこんな曲です
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/dbuta/database.cgi?IDv005=&IDn005=keys3&IDn006=AND&template=006-005&IDv007=&IDn007=keys4&IDn008=AND&template=007-008&keys6=&keys7=%E7%A6%8F%E7%94%B0%E5%92%8C%E7%A6%BE%E5%AD%90&keys5=&joinkeys11=&joinkeys8=&joinkeys9=&IDv001=&IDn001=not&word=0&print=50&INDEX=

また雨だー

 週末は天気がよかったのに、昨夜からまた雨ですよ。小降りになってきたからそろそろ上がるかなあ。

パックは大きいけど中身は小さな錠剤

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 先日もらってきた悪玉コレステロールを下げる薬。中身に対してパックが大きいっていうのを写真にとってみたんだけれど、写真にとると肉眼で見るほどの驚きがないなあ。

 あと、この錠剤は想像以上に小さいんですよ。目で見ると「うわっ、ちっちゃい!」って感じなんですが、比較対象物がないのでさっぱりわかりませんね。忘れなかったら今夜にでも、今度は比較対象物も入れて撮影してみよう(笑)

 ちなみに筋肉痛だの脱力感だのという副作用は今のところまったくなし。

今日の地口行燈

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左:かゝしに田甫の功あり|右:小犬太刀のぼり
左は「烏に反哺の孝あり」、右は「鯉の滝のぼり」

 「かゝしに」の「に」の書体を覚えておいて次のを見ると、

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 これは「牡丹餅も釜になり」ですよね。元句はなんだろう??

加勢大周がクローゼットで大麻栽培ですと

 加勢大周に興味がないので麻薬持ってたくらいじゃ驚かないんだけれど、クローゼットでオオアサの栽培をしてたってところに軽く感心。押収されたオオアサの鉢ものがやけにきれいに育ってるんだよねえ。光は入らないだろうからライトをあてて、水なんかもちまちま丁寧にあげたりして、几帳面に育てたのかな。想像するとちょっと面白い。自分が吸うためだって言ってるけど、この丁寧な仕事はどう見ても売り物だと思う(笑)
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/10/06/01.html

http://www.tbs.co.jp/program/cbc_kippari2.html
 あーあ、TBSの昼ドラが打ち切りだって。見てないけど。

アイヌ文化フェスティバル(国際フォーラム)

http://www.frpac.or.jp/evt/festival2011.html
11月1日(土)入場無料
見たいー。

タグ:地口行燈

もう寝るー

病院に行ってきた

 定期検診でーす。予約するの忘れてたので、早めにでかけたら、まだ9時なのに患者さんが大勢いてびっくり。そのわりにあっという間に順番が回ってきたのにまたびっくり。えー、予約ないのに、患者さんいっぱいいるのに、いつもは予約しててもけっこう待つのに、なんだなんだ?? 早いに越したことはないけどこれじゃ予約なんかあってもなくても大した意味はないってことにならないか(笑)? 今日はCTを撮ることになってたから、先生が早めに呼んでくれたのかもしれないです。

 今回もコレステロールが高いくらいでこれといって異常なし。悪玉コレステロールが高めなので薬で下げてみましょうかと言われたので、望むところダーってな感じで薬をもらってきました。院外薬局の薬剤師さんが、こんな薬が出るなんてどんだけ悪いんだよみたいな顔をして「この薬は初めてですか? 夕食を食べたら30分以内に飲んでくださいね。今回2ヶ月分も出てるんですが、脱力感や筋肉痛などの副作用があるかもしれないので、異常があったらすぐに服用をやめて受診してください」と言ってました。クレストールとかいう薬で、不透明な銀色のプレススルーパックになってる。パックは大きいけど中身は前よりずっと小さくなったんですよとも。さっき飲んでみたら、ほんとに小さくてびっくり。なんでこの小さな錠剤がでっかいパックに入ってるんだろう(あ、写真撮れば良かった。忘れなかったら明日の夜にでも)。

 診察があっという間に終わったので、検査もちゃっちゃと終わらせようと、小走りで採血に行き、CTも取りに行った。ところがCTがえらく時間がかかって一時間くらい待たされました。えー、待ってる人あんまりいなかったからすぐ終わると思ったのにー。

 予約の人とか、入院中の人とかの順番もあるから、想像より待たされるのはしょうがないかなーって思うんだけれど、自分の前の人とかは呼ばれてからすっごく時間かけて検査されてるのに、自分は呼ばれると「検査はすぐ終わりますっ☆」って感じでほんとにあっという間に終わっちゃうのよね。でも、一時間も待たされて五分で終わると張り合いがないのよね。

 さらに会計にも時間がかかるでしょ。やることは決まってるんだからCTの順番を待ってる間に会計しちゃってくれればいいのになあ、なんて毎回思う。薬局の話を先に書いてしまったけど、実際には会計が終わってからじゃないと処方箋をもらえないから、薬局に行くのはこのあとなのよ。薬屋さんは病院のすぐそばなので、会計を待ってる間に行って来たいんだけど、会計前に処方箋の照査だかなんだかがあるので、終わらないとダメだって言われちゃうし。それこそそんなんCTの順番を一時間もぼけーっと待ってる間に終わるといいのにね。

 J大A戸病院は人が言うほど悪くないと思うんだけど、待ち時間が長いのだけはどーにかならんのでしょうか。それさえどうにかなったら、たまに医療ミスでニュースになるくらい、わたくしはなんとも思いません(いや、それは少し思ったほうがいいかもしれないけどさ)。

 いや、事故はあるべきじゃないけどゼロには決してならないから、何かあるたびに再発を防止する対策をしてるところのほうがマシだと思うわけです。過去にも何度か書いたけど金町のD病院など、診察券の生年月日がまるでデタラメで年齢が10歳も違ってるのに誰も気づかないし。

国慶節なのを忘れてた

 亀有の聚楽(中華料理店)でお昼にしようとしたら、今週から来週にかけて長期休業を知らせるはり紙がありました。こんな時期になんで休暇……と、よく考えたら10月1日は国慶節(中国の建国記念日)じゃないか。そういえば、2月にも急に中華料理を食べたくなって出かけたら長期休業で、よく考えたら春節だったっけ。本格中華料理店は休暇も本格中国式みたいです。

◎聚楽関連記事
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?mode=comment&no=163

Jazz38は引っ越してもカレーをやってるそうな

 中華料理を食べそびれたのでJazz38でスパゲッティを食べました。お店が狭いのでドリンクバーの機械がなくなっちゃったけれど、ランチのソフトドリンクはお代わり自由だそうですよ。

 移転先でもカレーは食べられるそうです。金町のまんぼう時代に人気メニューだったドライカレーもできるって言ってました。やった、わたしゃまんぼうのドライカレーが好きだったんだよう。

 ライブの予定も年末まで決まって、今夜はジョージ川口の息子さんが来るって言ってたけど、もう終わっちゃいましたね。11月29日の武藤晶子さんのライブが超お勧めだって言ってました。ライブチャージが今月から1500円からになってます。

◎38ライブの予定
http://www.yydotto.com/jazz38/jazz/index.html
 今月と来月は毎週土曜日がライブの日です。ジャズを満喫したい人は土曜日の夜を狙ってください。

# そういえばiモードの人はドコモマイショップってところからライブチャージが10%オフになるクーポンを取れるそうですよ。

今日の地口行燈

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左:鯛はいいものつかいもの(縁は異なもの味なもの)
右:田をつくづくとうちながめ(顔つくづくとうちながめ)


 「鯛は…」の元句は簡単にわかります。「は」の書体は、前に紹介した「これてにつけい」の「て」と同じです。でも、今回は元句が「縁は異なもの」だとはっきりわかるので「て」ではなく「は」でしょう。どうもこの行燈を書いてる人はこの書体で「は」と読ませてるみたいです。なんの崩し字でしょう。ということは前述のやつも「これはにつけい」が正解なんでしょうね。地口行燈は変体仮名を覚えるのの丁度いい問題集ですね。

 「田を…」は、『仮名手本忠臣蔵』の「(娘の)顔をつくづくと打ち眺め」が元句のようです。

タグ:地口行燈

けば取り、そしてずりだし

 気温はそれほど高くないんですが、太陽の南中高度が下がってきたので部屋の中まで日がさすのでまぶしいわ暑いわ大変です。確実に地球の位置が変わってるってことなので、ある意味ものすごく秋を感じます。

二度目のお蚕さんは四眠中です

 昨日から最後の眠に入ってます。真夏の蚕は眠が短めで想像より高速で脱皮してましたが、秋の蚕はしっかり時間をかけて脱ぐようです。鼻先に頭の殻をひっかけたまま、スフィンクスのポーズでじーっとしてます。

 前回は五齢になってから病気を出してしまったので、勝負はこれからです。横着せずにこまめに餌をやって頑張ろうと思います。今回は五齢の間に遠出しないように考えて卵の注文をしたので、たぶん大丈夫です。

蚕が繭を食べる?

 ところで、前のお蚕さんの繭ですが、冷蔵庫で冷やしっぱなしなので、中身は死んでないんです。このままではよろしくありません。きれいな繭ばかり集めておいたはずなのに、よく見るといくつか染みになってる繭がありました。おそらく、中で羽化して外へ出てくることもできずに死んでいるのだと思います。染みは、羽化後に必ずする尿でしょう。

 そういえば、先日ぐんまの絹展で「繭になったら、すぐに熱で虫を殺してしまわないと、中から繭を食べてしまうのよ」という話を聞きました。繭の中で、蚕は蛹になります。蛹でいるかぎり繭を食べるなんてことはあり得ません。でも、羽化すると外へ出るために繭を破ろうとしますから、その状態を「食べる」と言うんだと思います。

 うちの繭もそうとう食べられちゃってると思うんです。冷蔵じゃなく、冷凍しちゃえばよかったかなあ、なんて思ってみても後の祭り。農家では熱処理するんですけど、自宅では中の虫が完全に死ぬほどの高温で、なおかつ繭の色つやを損ねない温度での熱処理なんて、どうしていいかサッパリわからないし。まあ、これからは繭になったらなるべく早く糸にしちゃえばいいんですよね。

 というわけで、思い切って糸にすることにしました。
 

けばとり

 「毳取り」もしくは「毛羽取り」という字をあてると思います。蚕の繭は、足場にするための粗い網に包まれた状態になっています。この粗い網を「けば」と言います。糸を引くには、このけばをとってやらなければいけません。

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▲繭は「けば」につつまれています。

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▲けばを剥いてやると、きれいな繭になります。

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▲毛羽も立派なシルクなので、うまくすると紡ぐことができるはずですが、不器用なのでわたしには無理でーす。そもそも糸にするほどの量はありませんでした。でも捨てたらもったいない。水をふくませると脱脂綿のような状態になるので顔を洗うのに使おうと思います。

さて、どうやって紡ごう?

 座繰り器は使える状態ではないので、紡ぐとしたら毛糸用の玉巻き器を使わなきゃいけないのですが、前回、土産物屋で購入した繭で実験してうまく行かなかったのがトラウマになっています。プロの手業を見てからと思っていたのに九月の群馬行きは延期になってしまったし。

 こうなったら当たって砕けろです。いちおう玉巻き器を用意して、まずは繭を煮てみましょう。ときおり水を差して温度差を作りながら5~10分煮ると糸端が出てくるはず……

 …はず、なのに。あらー、糸端が出るどころか繭全体がぐずぐずにほどけてきましたよ。煮すぎた?

 というわけで予定変更。ひろこさんにおしえてもらったずりだしでやってみることにしました。ほぐれかけた繭を水にとり、おしえてもらった方法では真綿にして乾かすことになっていたけれど、ほぐれて絡み合っているので、ええい、もうこのまま引いてしまえ!

 ここらで写真が欲しいところですが、そんなものはありません。なんせひとりでやっているので作業だけでいっぱいいっぱいなのです。写真とか無理。

 ずりだしというのは、ほぐした繭をはしっこから引っ張って、出てきた糸の束に軽くよりをかける方法らしいです。この方法で糸を作ってる場面をまったく見たことがありません。そう言われて見ると、太さが均一ではない毛糸のような糸で織った絹製品を見たことがありますが、おそらくずりだし法でとった糸なんだと思います。

 やってみると、思ったより簡単でした。ほぐれかけた繭からは、ちょっとひっぱるだけで糸が出てくるし、丈夫なので滅多に切れません。切れないからこそ細くなりすぎて「きゃー」って感じですが、なんとか頑張りました。次の繭とのつなぎ目は、手でしっかりよりをかけると自然に繋がっちゃうみたいだし。

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▲ずり出し法でとった糸。もうちょっとやわらかいものができるかと思ったんだけど、いくらか固い感じです。ずりだしでやるならもうちょっと煮るか、きちんと重曹をいれたほうがいいですね。

 糸をとったあとに、繭の中身が残ります。やっぱりほとんどが羽化してました。それも、かなり不完全な感じでした。病気の出た蚕なので食べるのはやめときました。


 今月のいつだかに、中之条の天蚕工房に行こうと思っているのですが、なかなか予定がたちません。雪が降る前に行けるといいなあ。

タグ:カイコ 手芸

神童滅多に火などはふれぬ

 昨日から急に天気がよくなりました。暑いです。水元公園ではツクツクホウシが鳴いてます。10月ですよ?

カラダ*さらだ、ネットで放映してます

http://www.twellv.co.jp/minogashi/
 ここで動画を見られますので、みなさんごらんになってくださいませー。「カラダ*さらだ」はBS12(トゥエルビ)の新番組です。

 わたしはどっちかっていうと「グローバルビジョン~世界の○○~」が気になって仕方がありませんっ。

 っていうかですね、トゥエルビさんは早く「カラダ*さらだ」の番組ページのSEO対策とやらをしていただきたいです。番組名でググってトップに出てくるのが各社テレビ版サービスで、その次がうちだというのは非常事態ですぞ(笑)

神童滅多に火などはふれぬ

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▲地口っつーのはここまで崩していいもんなんでしょうか? 元句はもちろん「心頭滅却火もまた涼し」です。普通の筆ペンは色を塗ると滲むので顔料インクのやつがほすぃ。

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▲北千住の地口行燈
左:玉あげかんほどき|右:これてにつけい

 こちらはプロ(?)の作品ですが、元句は両方ともすぐわかるんです。左は「生揚げがんもどき」で、おでんの屋台かなんかがこういう看板をかかげているのでしょう。宝珠(玉)の絵馬を奉納して願掛けをしたら叶ったので、願ほどきに来たところじゃないかと思います。

 右は「これで失敬」で、日常的に使う言葉なんでしょう。ただ、こっちは地口のほうの意味がわからない。「これで肉桂」何が面白いんだろう???

# この行燈は「これてにつけい」っぽい気がするんですが、検索すると「これはにっけい」の行燈が存在しているらしいです。「これは肉桂」だったらちょっと意味がわかりますね。人物が手にもってるのが肉桂の束で「これは肉桂」と説明してるんだと思います。


 うわっ、ダメだ暑い。ほんとに暑いよ。ブログなんか書いてるばやいじゃないよ。

タグ:地口行燈

こんどるハトふんで行く

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▲こんどるハと婦んで行く
 地口マイブーム。変体仮名まで入れてそれっぽくしてみたけれど、わたしは未だに駄洒落や語呂合わせと地口の違いがわからない!

時計が来たー

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 「カラダ*さらだ」の試写会でもらった壊れた電波時計ですが、さきほど新しいものが届きました。今度は壊れてません。大丈夫です!!

 「そういえばこれどうやって時間合わせるのかしら」なんてボケたことを十秒くらい考えたあと「あ、電波時計だった」と気づいて強制受信ボタンを押しました。おお、すごい、ほんとに勝手に時間を合わせるのですね。便利だなあ。

 おまけにリンクシェアのエコバックももらってしまった。おお、こっちもなかなかいいです。

 トゥエルビの新番組、カラダ*さらだは明日(2日)の19:30から、BS12チャンネル(222ch)で放映開始です。BSが見られない、あるいは見逃しちゃったーという人は、サイトでも見られますよ。

◎カラダ*さらだ番組サイト
http://www.twellv.co.jp/program/documentary/do10.html


 そういえばBS12のキャッチフレーズ「じゆうに見よう(12見よう)トゥエルビ」は地口的ですね。

タイトル画像を変えてみました

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▲山口真さんのバラです。個人的にはチューリップローズと呼んでます。アングルがあまりよくないですね。二、三個作ってもう少し引いて写せばよかったかな。

◎チューリップローズ関連記事
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=170

bugeaterさんのバッタの会がもうすぐです

◎昆虫料理を楽しむ
http://musikui.exblog.jp/8674614/
 わたしは蚕の上蔟が終わらないと出られないので、今年は行けそうもありません。会場が西の方なので、参加するとどうしても丸一日かかってしまうのです。河原でバッタをとってその場で料理して食べちゃう集まりです。ハネナガイナゴ、トノサマバッタ、ツチイナゴなどが取れます。

 最近雑誌などで紹介されているので参加者がすごいかもしれませんが、会場が河原なので問題ないと思いますよ。申し込みは上記ブログのサイドメニューに「お問い合わせは」とありますので、そちらからどうぞ。バッタ類以外にもご馳走が出るカモ知れません(全部虫ですが)。

タグ:おりがみ 地口行燈

河津の鶴兄見ず

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 いや、ほんとにタイトルを思いつかないので地口行燈っぽくやってみた。かわずのつるあにみず→かわずのつらにみず

地口行燈(じぐちあんどん)

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▲赤犬二疋の舌だれ
 東京にはお祭りの時なんかに地口(ダジャレみたいなもの)に絵をそえた行燈をつくって掲げる習慣があるそうで、北千住(足立区)の駅前に沢山飾ってあります。

 地口なので元ネタがあるはずです。たとえば

地口「呑大酒二升五合(のむだいしゅにしょうごんごう?)」
元句「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」

こんな感じです。

 少し考えればわかるものもあれば、さっぱりわからないものもあります。いや、どっちかっていうとわからないもののほうが多いんです。変体仮名で書かれているのでうっかりすると読めなかったりもします。

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▲左:狐玉のむ|右:お傘をかついてちどりあし

 「狐玉のむ」は「狐忠信」をもじったのでしょう。義経千本桜の登場人物です。「赤犬二疋の舌だれ」「お傘をかついてちどりあし」などは何がもと??


 同じような地口行燈を葛飾の半田稲荷のまわりでもお祭りの日にかかげていたらしいです。でも見たことない。北千住のはいつ行っても見るので町おこしかなにかでお祭りに関係なく飾っているんじゃないかと思います。

ホシホウジャクが羽化、ツマグロヒョウモンは脱皮、蚕はモリモリ食べ始めた

 13日に拾ってきたホシホウジャクが昨日のうちに羽化しました。あんまり細かくメモしてなかったけど、拾ってきて三日後くらいに蛹化してたはずなので羽化まで二週間くらい。そういえば蛹化の前に幼虫の色が激変したところを写真にとったような気がするけど見あたらない。上手く写ってなかったので捨てたのかも。惜しかったなあ。また拾ったら飼ってみよう。写真は整理してあとで公開します。ろくに撮影しないうちに逃げられてしまったんですけどね。冷蔵庫にでもつっこんで動きを鈍らせるんだったかな(冬の状態になるだけなのですぐには死なない)。

 ツマグロヒョウモンは脱皮しました。また餌をとってこなければ。めんどくさいからそこらでパンジーを買えないかと思ったんだけれど、季節外れなので見あたりません。通販じゃ時間がかかるのでその前に蛹になってしまうかも。大した量は食べないから、道ばたのスミレを地味にむしってくるしかなさそう。

 蚕は、夏にそだてたものより脱皮に時間がかかるし、育ち具合にも1~2日のばらつきがあるみたい。予想より食べないし。ここ数日雨模様で気温が低かったせいかもしれません。昨日は外の気温が18度になっていたので、さすがにイカンと思い部屋に暖房を入れました。真夏にくらべれば大人しいけれど、そこそこ食べるようになりました。今日は特に温めていないけれど大丈夫そうです。

 もっと温度管理をすべきなのかな。でも商売で飼ってるわけじゃないので四六時中暖房を入れるわけにもいきません。この雨はいつ止むんでしょう。

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電波時計は……

 先日の試写会でもらった壊れた電波時計は、別の参加者の方が検索で見に来られて、「うちのも壊れてました」てメールをくださいました。リンクシェアの人が新しいのを送ってくれるそうです。届いたらまた書きます。ちなみに参加者は13人だったんですが、そのうち少なくとも2個は壊れてるなんて不良率高いですね。いちおうメーカー品なのに珍しい(?)。新しいのが届いたらまた書きます。

タグ: 地元(葛飾周辺) 地口行燈