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24日の稲城(臭い缶以外)

 昨日の稲城の集まりは、昆虫を採集してその場で料理して食べましょう、という集まりだったので、当然虫もたくさん見ましたよ。

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▲オオセンチコガネ(たぶん)。草食獣の糞や腐った茸に集まる虫で、シュールストレミング缶の臭いにさそわれて集まってきたのを捕まえてもらいました。

 なんで自分で捕まえないのかって? 積極的に標本を作る趣味がないので、飼うの大変だなーって思うと手がでなくて。でも、あんまり綺麗なのでもらってきちゃった。馬糞や牛糞が手に入らないのでどうしようかと思っているところ。とりあえずシメジの石突きを与えて様子を見てます。うーん、園芸用の完熟牛糞じゃダメなんだろうなあ。

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▲ルリタテハの幼虫。これはダメな人にはダメな写真なのかもしれないけど、個人的にはこういうのがカワイイしカッコイイと思うんですー。すんごくカッコイイので飼ってみたかったのですが、羽化しても稲城まで放虫に行けないしと思ってあきらめて食材にー。

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▲ルリタテハの素揚げ。トゲトゲがどうかなと思ったんですが、揚げちゃうとパリっとしていい食感でした。おいしゅうございました。でも飼ってみたかったー。

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▲エゴノキの花。丁度満開で、こういうのが至る所に舞い落ちていました。エゴノキの花は普通は五弁なんですが、この山のは四弁や六弁のものがたくさん。

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▲カバイロモクメシャチホコの幼虫。頭の後ろと胴体の真ん中と尻のあたりに赤い角のある芋虫。サクラで飼えるらしいです。飼ってみたかったけど(以下ry

タグ: 植物 昆虫食

シュールストレミング缶

 24日に稲城のとある山の中で、シュールストレミング缶を開ける集い(ホントは虫を採集してその場で食べてみる集い)が開催されました。シュールストレミング缶というのはニシンの塩漬けを缶の中で発酵させたスウェーデンの食べ物です。

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▲缶が膨らんでるのがわかりますか?

 缶が膨らんでいるのは、中でガスが発生しているからです。この状態で缶切りを入れると内容物が噴射してとんでもないことになるらしいです。「部屋の中では絶対に開けてはいけません」と注意書きがありました。

 発酵食品っていうのは、たいていどれもニオイが強いのですが、シュールストレミング缶のそれは常軌を逸していて、本場のスウェーデンでも自宅では開けられず、空き地で開封しなきゃいけない。でも、美味しいので誰かが開けようとしているとどこからともなく愛好家が集まってきて食べさせてくれと言う、らしいです。服に汁でもつこうものなら町を歩けないんじゃないかくらい言われてます。

 そこで缶と缶切りをビニールの袋に入れて口を閉じて、袋の外から手探りで開けたらどうかと言うことになり、言い出しっぺが自ら実行してブシューっと……

 ……うーん、確かに音はしてましたけどね。かぶせたビニール袋が黒いんですよー。なんで透明の袋を用意しなかったんでしょう。アレじゃ中で何が起こったのかさっぱりわかりませんよ。ぷんすかぷん。

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▲缶に穴さえ開いてしまえば圧力が下がるので、あとは普通に扱っても爆発したりはしません(臭いけど)。

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▲ご開帳!

 どんなに臭いのか確認するようにと、汁が飛び散った袋がまわってきました。うーん、確かに臭いです。悶絶してる人もいたみたいです。でも、なというか、別にって感じ。冷めててごめん。

 秋葉原の便所のニオイだと表現した人がいました。国鉄(あえてJRとは言わない)の便所って確かにあんな臭いだったかもしれません。そういう意味では臭いんですよ。

 でも発酵食品だってことを考えると想像できちゃうような臭さだなあ。上等なクサヤの臭気をもっと濃くしたみたいな、というか、卵が腐ったニオイをもっと強くしたみたい、というか、なんというか。藍染めの藍の臭いとか、ソバの花の臭いに塩辛の発酵臭を混ぜて濃くした感じ。ごめん、わたしゃやっぱり平気だ。

 そんなことよりみなさん聞いてくださいよ。シュールストレミング缶はニシンの塩漬けなんですよね。ところが中身は……

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▲中身は水ばっかり。これってマジなの?

…この通り、汁ばっかり。えー、いくら発酵してるからって、固形物がなくなっちゃうのはアリなんですか? 日本人だと思ってバカにされていませんか?? 本場を見に行ったことのあるメンバーはひとりもいないので真相は闇の中です。

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▲クラッカーにのせて食べました

 缶の中を探ってみても、やっぱり固形物なんかほとんどありません。みんなでちょっぴりずつ魚の屑をクラッカーにのっけて食べました。塩気が強いので大量には食べられませんが、アンチョビと同じような味です。とても美味しいですよ?

 そんなこんなで、わたしの初シュールストレミング缶体験は「あ、美味しいです。塩辛いです。においが強いので部屋の中では食べたくないですね」という冷めた感想で終わりました。残った汁はペットボトルに詰めて主催者がお持ち帰りになったようです。



◎楽天市場でお買い物

シュールストレミング
強烈な臭いで有名なスウェーデンの伝統的なニシンの醗酵食品です。【冷蔵クール手数料込み】Roda Ulven SURSTROMING
5,250円(税込み)2008年5月現在

 日本での入手は難しくなってるって聞きますが、買えないことはなさそうです。でも、かなりの高級品ですね!

タグ:食材

口から暑い以外の単語がでてこない

暑さ中り

 暑い。マジ暑い。夕方になって部屋の外はだいぶ涼しくなったけど、部屋の中は少しも温度が下がらない。窓をあけはなっているのに風は通らないし、扇風機を回そうとしたら壊れてた! 一体なぜなんだー!!

 あまりの暑さに倒れそうです。しばらく調子がよくて薬も飲まずに済んでいたのに、また手足がビリビリしびれるようになってきました。また漢方薬を買ってこなければ。

わたくしは今モーレツに感激しているー!!

 暑さでモーローとしているところにメールがとどきました。ことあるごとに「昔聞いたこういう歌を探してる。フルコーラスで歌える人はいませんか」みたいなことを書いていたら、ビデオを持っているという人が見てくれて、youtubeにうpしてくれたのです。わたくしは今、感涙にむせび泣いているのですー(わりと本当。本当に探していたんだよー)。

 いちおうダウンロードはしたけれど、URLなど安易に書いて削除されてもアレなので書かない(古いものなので大丈夫だとは思うのですが)。DVDとかになりこないような番組で一時期流れてた曲で、この曲に関してはレコードも出てないと思うのね。それが、歌だけでなくアニメーションも見られるなんて夢みたいですよ。正直もう一生めぐりあえないかなと、なかばあきらめていたくらい。

 子供の頃に聞き覚えた歌、記憶に残っているアニメーションは、原風景と言ってもいいようなものですよ。そういうものをね、乱暴にコピーしたり配布したいわけじゃないんです。大事に大事に試聴したいんですよ。著作者に見返りのある方法でそれができたらもっといいのですが、それが無理なら古いビデオを大事にしている人からもらうしかないのですよね。

 作曲家と作詞家の方の名前もわかったので検索してみたら、作曲家の方はわたしが好きだった歌を沢山書いている人だったし、作詞をした人は有名な脚本家の方でした。沢山仕事をこなしておられるだろうし、ひょっとしたらご本人すらそんな仕事をしたことを忘れていらっしゃるかもしれないけれど、それでもわたしはその歌を30年くらいたった今でも覚えていて、たまに口ずさんでしまうのです。

 ああ、もう一回聞こう。

30分ごとにチャイムが鳴るflashの時計

 このブログの右のメニュー欄を、ずっと下の方に見ていくと時計が貼ってあるのですが、わりとちゃんと動いているので外部サイトから貼れるようにしてみました。

 右側にメニューが出てない人はブログタイトルをクリックしてトップへまわってみてください。表示されると思います。「ここからタグを取得」って書いてあるところをクリックすると、別窓が開いてテキストファイルが見えるはずなので、任意の場所にコピペすれば貼れるはず。貼る場所はブログである必要はないです。embedというタグが許可されてる場所になら貼れちゃうと思います(mixiの無料日記はタグを使えないのでダメ)。

 ただ、こんなん貼って楽しいかどうかは疑問。だって、30分ごとに音でお知らせする機能なんて、年がら年中パソコンが起動してるおうちじゃないと役にたたないしね。

 ちなみに、自分のパソコンの時刻が時計に反映されますから、パソコンの時計が狂ってると正確な時を告げません。時計を貼ったページを閉じてしまうと音はなりません。ブラウザでいつも開いているページに貼っておくといいでしょう。つい長くネットに入り浸ってしまうとお嘆きの方は、音をたよりにやめてみてください(笑)

 あ、なにか問題が発生したら削除するかもしれないので、消えちゃったらごめんね。あと、うちがサーバダウンしてるときも表示されないと思うので、それも勘弁してね。



# あ、タグ間違えてた。今なおしました。23日15時現在。
embed src="http://www.chinjuh.mydns.jp/flash/b/tokei00.swf" height="250" width="120"

↑正しくはこうです。半角の<>で囲んで任意の場所に書けばオッケーです。「ここからタグを取得」も直してあります。

タグ:flash練習

やばいくらい暑いんですけど

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 暑いです。めちゃくちゃ暑いのです。たぶん真夏並。いや、絶対真夏並み。11:00現在で東京の気温は27.8度もあるのですよ。汗びっしょりですよ。可能なら泳ぎに行きたいくらい。空は明るいけどうすぼんやり曇って細かい鱗になってる。明日は雨の予報が出てます。bugeaterさんのところでシュールストレミング缶を開けるというから行く予定なんだけど、野外なので雨が降ったら中止なのよね。どんなに臭いか楽しみなのに。

今年は国際カエル年

 一体誰がどうやって決めてるのかよくわからないけど、今年は国際カエル年なんだそうですよ。

◎カエルを守ろう!──国際カエル年活動宣言
 └─東京動物園協会 2008/01/01
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=8170

 みなさん、これからの季節、公園や田圃などでオタマジャクシやカエルを捕まえることがあるでしょうが、家に持ち帰る場合は死ぬまで飼いましょう。そうでないなら必ずつかまえた場所で放してくださいね。

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▲うちのウシなんとかさん(大)21日撮影

 ウシ2号(小)は小さな水槽にいるのでいつでも顔を見られるのですが、ウシなんとかさん(大)はベランダの大きな水槽にいるので滅多に姿を見られません。ブロックや水苔で陸を作ってありますが、彼(彼女?)はいつも水の中に潜ってます。

 たまに陸に上がっていても、近づくとボチャンと飛び込んでしまうので写真もとれません。上の写真は水槽とガラス窓を通して写しました。ウシなんとかさんは本当に用心深い生き物です。

 餌はヨーロッパイエコオロギかフタホシコオロギです。どちらも熱帯魚屋さんで生きたまま買ってきます。そろそろ野良でバッタ類やエビがとれそうなので狩りに行こうかとも思ってます。

ダンゴムシトラップとダンゴムシコンポスト

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 ある程度深さのある広口瓶かなにかを口まで埋めておくと、地面を這い回る虫が捕れることがある。わたしとしては、ゴミムシとかケラとか、ちょっと変わったものが入らないかと期待して設置しているのに、なぜかダンゴムシが大量に入る。

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 あんまり大量に捕れるので、悪戯心を起こしてダンゴムシコンポストを作ってみた。プラスチックの衣装ケースか何かに土とダンゴムシを入れて、水を切った生ゴミをポイポイ放り込り込むだけ。深さがないと逃げ出すかもしれないので注意。ダンゴムシは暗いところが好きなので蓋も必要。うちではあいてる植木鉢を伏せて日陰を作ってる。

 ダンゴムシは枯葉などの植物質のものが大好き。野菜屑も大好き。細かく刻んで放り込めばかなりのスピードで形がなくなっていくみたい。これはうまくするとミミズに変わる生ゴミ処理のスターになれるかも!

 捨てていいのはお茶っ葉と野菜屑。動物質のものは入れないようにしている。ダンゴムシが食べるかどうかビミョウだし悪臭のもとになるから。それでも臭いやハエが気になるなら、かき回して土をかぶせてしまっても大丈夫のような気がする。ダンゴムシは土の中のものも食べてるみたいなので。

 ただ、これだけ大量のダンゴムシを一度に野に放つと、さすがに草花を食い荒らしそうな気がするので、そこが問題。箱が一杯になったら土とダンゴムシをざっとわける方法を考えないと。たぶん土中の生物をとる方法が応用できそう。ダンゴムシが通り抜けられるくらいの、目のあらい篩(ふるい)に土をあけて、下に箱を置いて炎天下におけば、明るいところが苦手なダンゴムシが下へ下へと移動して、やがて箱に落ちるんじゃないかな。

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▲ダンゴムシトラップには、たまにこんなお客さんも

 ダンゴムシはカナヘビの餌になるようで、たまにトラップにカナヘビがかかってる。カナヘビはこのくらいの瓶なら簡単に抜け出すので、居心地がいいから入るんだと思う。コンポストにもよく来てる。

タグ:ダンゴムシ 空と雲 カエル

最近の土いじり

 しばらく前にいろんなものの種をまいた話をしたんだけれど、もう出てこないんじゃないかと思っていたナシウリや北海甘露はきっちり発芽するのに、なぜか種屋さんで今年買ったものが出てこなかったりするのですよ。白苦瓜、まるで発芽の兆しなし。ストロベリートマト(食用のホオズキ)、もうサッパリ。忘れた頃に出てくる可能性もあるからしばらく様子は見ますけど。

ひょっとして綴化?

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 園芸店で安かったので買ってきたデルフィニウムが、先日の暴風雨で一部が折れてしまい、仕方ないので切り花にしようとハサミをいれて気づいたのですが、あら、この枝くっついてる。いつぞや教えてもらった綴化っていうやつでしょうか。うっかり花ばかり写してしまいましたが、よく見ると茎が幅広くて平らなんです。他の枝はこんなじゃないので、たぶん綴化だと思うんですよ。花が普通なのでぜんっぜん気づきませんでした。

 それはともかく、デルフィニウムって切り花にしても花持ちがいいんですね。鉢植えだけのものかと思いこんでました。

レンゲソウも終わったので

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▲レンゲソウの種。花のひとつひとつが小さな豆のサヤになり、黒く熟す。中にはこんな小さな豆が入ってる。ひんまがってコの字みたい。

 レンゲソウの季節もすっかり終わりました。広々とした休耕田のイメージがあったのでプランターで育つのか疑問でしたが、うちではむしろプランターでしか育ちませんでした。

 花がつぎから次へ咲いたので、そのうちレンゲソウの首飾りを編むところを動画にしようと思っていたのですが、「あら、このレンゲソウ、子供の頃に見たのより花柄が短いわ」とか言ってるうちに、うっかり時期を逃してしまいました。たぶんこういうものにも品種があるんじゃないかと思います。今年蒔いてみたのは葉の一部が赤紫になるんですが、子供の頃に見てたのは全部緑だった気がします。

 レンゲソウのプランターはふたつ作ったので、片方は種が熟して勝手にはじけるのを待とうと思うんですが、もう一方はそろそろ整理しようと思って地上部をひっこぬいて捨てました。そうしたら、それまでレンゲソウについていたアブラムシがプランターから一斉に逃げ出して、近くに置いてあったガーデンレタスミックスの鉢に大移動しているじゃありませんか。

 写真なんか撮ってる余裕はありません。あわててガーデンレタスを遠ざけてレンゲソウの鉢からはい出してくるアブラムシを雑巾でつぶしまくり、虫がつきはじめたレタスはなるべく早く食べちゃうことにしました。

 今まで隣にあったのにレタスには虫がつかなかったのはレンゲソウのおかげかなあと思ったんだけれど、冷静に考えたらマメ科とキク科とではつく虫が違いそう。

ガーデンレタスの収穫

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 そのガーデンレタスですが、そういう種類のレタスではなく、数種類のレタスの種をまぜたもので、サカタのタネから出ています。ちょっとしたプランターにバラバラっと蒔いておくと、レタスの類が何種類もわっさわっさと生えてきます。土はそこらで売ってる万能培養土を使えば肥料もなにもいりません。あとは日当たりと水だけ。けっこうな勢いで生い茂るので、かなり食べでがありました。


ミニ睡蓮

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 睡蓮はポンという音をたてて開く、というのは真っ赤なウソなんですが(鯉かなにかが水面でパクッと息をするときの音じゃないのかなあ)、少なくともこの睡蓮は夜になると閉じて、朝になるとまた開きます。いつ開花するかは種類によって違うみたい。

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▲こんなゴミ箱に水を入れて池にしてます。去年までもっと大きな鉢に入れてメダカも放してたんだけど、サカマキガイに食い荒らされて弱っていたので養生中なのです。

イソトマが丸裸に

イソトマ
▲これは16日ごろ撮影。

 去年植えたイソトマがつい数日前まで満開だったのに、昨日みたら葉っぱも花もすっかりむしり取られて丸裸になってる(写真とりそびれた)。これが花だけ摘まれたのなら人間の仕業か、となるのですが、葉っぱも綺麗にむしられているので、たぶんヨトウムシかなにかに食い荒らされたのでしょうね。うーん、油断した。しかしこればかりは気をつけてもどうしょもない。昆虫観察もかねているので殺虫剤はまけないのよね。ヨトウムシをおっぱらうと、ほかのものもいなくなってしまう。

タグ:植物 園芸

おりがみの薔薇vsほんものの薔薇

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 沢山の薔薇の中に、一枚だけおりがみの薔薇が混ざっているけど、パッと見どれがホンモノかわからない、というのをやってみたいのです。

 いくら川崎ローズが精巧にできているからって、紙の花と本物の見分けがつかないはずはない、と思う反面、紙の質と色さえ工夫すれば、写真にとっちゃうと見た瞬間はわからないんじゃないかとも思うのですよ。一呼吸するうちに気づくだろうけど。

 上の写真はうちで育ててる薔薇の横に並べて写してみたんだけれど、もっと沢山ならべて、少し引いちゃったら、本物の薔薇の中に川崎ローズがきれいに紛れ込まないかな、と思うのです。

 ちなみに、今回使ってみた紙は、厚口で生成の半紙に絵の具で色をつけてから乾かして折りました。うちにある羽衣という品種のツル薔薇だと、丁度半紙をいっぱいに使って正方形にしたのがいいサイズみたい。

 市販の切り花用の薔薇だともうちょっと小振りなので、紙のサイズは変えるとして、おりがみの薔薇をまぎれ込ませるのに、どのくらい薔薇を買ってくればいいかなあ。

タグ:おりがみ

山が近く見えると

 今日も天気がいいです。快晴ではなくうっすら曇っている感じ。風がやや強めでさわやかだけど気温は高いと思う。

山が近く見えるってどういうことなんだろう

 昨日から「山が近く見えるともうすぐ雨」のメカニズムを考えているんだけれど、湿気のせいならぼやけては見えるだろうけど近くに見えるものなんでしょうか。群馬には山があったのですが、残念ながら「近くに見えると雨」を体感したことがないのですよ。その現象が発生するのに距離とかの特別な条件があったりするのでしょうか。

 検索するとフェーン現象の気温変化と関係しているのではないかと言う人もいるんだけど、それだと山の向こう側には雨がふるけれど、近く見えてる側には雨が降らないんじゃないのと思うのですけど……って、もしかしたらそれなのかな。赤城山の北側で真冬ならばフェーンの上昇側なので山が近く見えたりするのかしら。南側の伊勢崎あたりだと逆の条件なので見えないのかなあ。

 でも「星が近く見えると雨」というのもあるのよね。これもフェーン? なんにせよこれも体感したことがない。星が近いの遠いのって、文明社会に毒されて生活してるせいか、そういう繊細な感じ方が自分には欠けているのかなあ。

 そもそも「近く見える」というのは目の錯覚とかじゃなく、本当に光学的(?)にそう見えるのでしょうか。カメラを同じ設定で正確に同じ場所に設置して、毎日写真をとりつづけたら、今日は特別近く写っている、というのがわかる写真はとれるのでしょうか??

四川大地震の前兆としての雲

 暑いです。予報どおりの晴天。今日は25度を超える夏日になるとテレビで言っていました。地震が面白いのでそればかりに注目しているけれど、実はモンシロチョウが蛹になったり、しばらく前に蒔いたいろんなものが発芽したりしなかったり、カニもカエルも元気だしと、イベント盛りだくさんでめちゃくちゃなことになっています。

四川大地震の前に日本にも出ていた地震雲

 ところで地震雲である。北陸地震雲予知研究所(石川県小松市)の上出孝之所長(71)が日本時間の2008年5月11日午後3時過ぎに西南西から東北東に延びる地震雲を確認していたことがわかった。その雲は帯状型で沢山の小さな雲が寄り添うというもので、大規模地震の発生前に見られる形であり、マグニチュード8クラス、場所は中国と推測された。そして四川大地震が発生したのは翌12日である。上出氏は過去に十勝沖地震や04年のスマトラ沖地震も的中させているとのこと。(20日発行日刊ゲンダイ「日本の地震雲博士 四川大地震も的中させていた」地震雲の白黒写真付き)

 これが本当ならばすごいのだが、いかんせん発生後に出てきた話である。また四川のような遠いところの地震に関連する雲が、本当に日本に出るものなのか疑問は尽きない。上出所長には今時だからブログでもはじめていただきたい。雲の観測記録をたんたんと書きつづり、「どこそこ方面に地震の兆し、規模はこのくらい」と書き添えて。おそらく的中率は非常に低いと予想されるのだけど、当たった時のインパクトもまた強いはず。

 なお、博士は4~5日以内に東京や千葉などの関東圏でM4~5の地震がおきるかもしれないと言っている。

地震の前に虹色の雲が

 日本で前兆現象とおぼしきものが観測されるなら、当然中国にもそんな話はあるはずである。カエルの大量発生はニュースになっていたけれど、地震雲の類を撮影している人はいないのかと思い探してみたところ、大紀元の記事にそういうものがあった。蛇のように長いタイプの地震雲ではなく虹色の雲で、いわゆる水平環(太陽の暈の外側の輪が見える現象*1)の類ではないかと思う。

 観測されたのは陝西省宝鶏市東開発区の高新4路で13時34分とあるが、このあたりの太陽の南中時刻は何時くらいなのだろう。水平環は太陽が高い位置にないと見えない現象と聞くので気になる。なんにせよ珍しいことには違いなく、非常に美しい現象。見てみたい。

 この現象と地震との関連はわからないが、古典に見える地震の前兆現象に、雨の前に山が近く見えるのと同じように空が近く見え、星などが普段の倍の大きさに見える、というのがあるが、水平環が発生する条件と共通するものはないのだろうか。
 
◎大紀元
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/05/html/d83561.html
陝西省宝鶏市東開発区の高新4路で午後1時34分とある。

◎こちらには動画も
http://www.youmaker.com/video/sv?id=7cf1ee64a8a54e119c0301b816ff9e54001
12日の地震半時間前に甘肅で撮影されたと書いてある。

*1:改めて調べてみると、水平環は外暈(46度ハロ)とも別の現象とのことでした。詳しいメカニズムを知りたい人は水平環、または環水平アークで検索するとよいでしょう。

タグ:地震

すごい雨、すごい風、安政地震に関する抜き書き

 ダイダラボッチが榛名湖にけっつまづいたような土砂降りの雨で目が覚め、雨が小降りになったと思えば今度は大風で、台風でも来ているのかと思ったら関東にはまだ遠いじゃないですかー。

 なんてことを書きかけて別のことをしているうちに、お昼頃には雨も風もおさまりました。明日は晴れると言っているからフェーン現象かなんかでまた気温上昇ですかね。

 ベランダのウシなんとかさん(カエル)は大雨によろこんでしきりに鳴いています。まだ小さいウシ2号も「ぴひゃ!」とか変な声をあげていました。

 『これが地震雲だ』なんかを読んでしまったせいで軽く地震マイブーム中ですよ。レコードチャイナにウィグル族が被災地に食料を送った話がありました。

◎新疆ウィグル族自治区では二万個のナンを焼いて被災地に送った(写真あり)
http://www.recordchina.co.jp/group/g19265.html
 大勢で、自分のうちのやり方で作ったと思われる、さまざまな形のナンを日向にならべて日持ちするように水分を飛ばしているウィグル族の人たち。こんな風景がまだあるんだなと思う。



 借りてきた本をめくっていると面白いことがいろいろ書いてあるので私見をまじえつつ抜き書きしてみよう。こういうのはネタ袋につっこんでいるんだけれど、こっちでやりはじめちゃったので流れで。いいかげん長文がウザイと思うので続きに追いやったので興味のある方はどうぞ。
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タグ:地震