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おじゃる

大道芸のおじゃるずがCMに出ていておどろいたでおじゃる。OCNのサイトでおじゃりすをやったら神になれたでおじゃる。せっかく神になってもハイスコアが記録されたりはしなかったでおじゃる。がっかりでおじゃる。眠いでおじゃるー。
http://www.ocn.ne.jp/haru2008/
http://ojarus.com/j_index.shtml

タグ:ゲーム

蟹退治>入院生活二日目

 病気やら入院やらの話をしていますが、一昨年の話です。

*病院の一日
 病院の朝は早い。早朝六時には検温の時間になる。もともと朝は早めなので早起きはあまり苦にならない。前日に早くから寝かされているので、たいていの人は早起きには慣れるみたい。慣れられなくても、無理に叩き起こされたりはしないから体温計を脇の下にはさんでまた寝ちゃったらいいのかも。朝は検温と一緒に血圧も計る。

 朝起きて行く場所といえば便所。排便排尿というのは、わたしはかなりのストレス解消タイムだと思っている。たまってるものを出し切った時に、ああすっきりしたと思うのは、実に大事な瞬間だと思う。ところが、病院ではこのささやかな喜びすらストレスに変わってしまう。入院初日に 500cc の計量カップを渡されて、入院中は尿をためるように指示されているからだ。

 ただでさえ自分のまたに手がまわらないほど腹がおおきくなっているのに、さらいカップで尿をとれだなんて……どんより。だいたい、朝は便のほうも出るというのに、尿をとらなきゃ、こぼさないようにがんばらなきゃって思ったら出るものも出なくなるというか、どっちを先にすればいいのか軽いパニックに陥っておちついて用も足せない。それでも朝はまだいい。点滴がつながっていないので身軽だから。昼間は点滴用のスタンドをゴロゴロ押して行かなきゃならない。もう、うんざり。

 とった尿をどうするかっていうと、昔は大きな壷みたいなものにためてたらしいんだけれど、今は尿をためて量などの記録をとるためのウロゼントという機械に入れることになってる。最初は「便利になったものねえ」なんて感心したけれど、後にこの機械にもかなり悩まされるはめに……まあ、それは後々。

 用を足したら体重を量る。廊下においてある電子体重計で毎日はかる。

 それから洗面所で歯磨きと洗顔。わたしの場合はベッドの上で磨いて、くわえ歯ブラシで洗面所に行ってた。お行儀が悪い? パンパンにふくれたお腹に水漏れ防止の紙おむつあてたような状態で気取ってもしょうがないでしょう(って言いながら手術後もこんなんだったけどさ)。

 洗面所にはシャワールームが併設されているので、必要な人は朝予約を入れる。ホワイトボードが下がってて、この時間に入りますって書いておく。別のフロアに湯船のある浴室もあるみたいだったけど、わたしは入ったことがない。

 朝食は八時。朝食までの時間が退屈でしかたない。テレビ見たりして過ごす。食事はベッドの上でできるようにテーブルがついてる。ベッドで食べるのに抵抗がある人は、廊下から椅子を持ってきて、側台についてる収納式のミニテーブルで食べてるみたい。

 食事のあとは部屋の掃除。といっても患者がするんじゃなく、看護士さんたちがまわってくる。看護学校の生徒さんが研修に来てるときは、生徒さんがやってる。この時だけは寝たきりの人以外はカーテンをあけて、窓もあけはなって空気の入れ替え。その間みんな廊下に出て世間話をしてるみたい。

 そのあと、点滴がある人は点滴開始。わたしも朝から点滴。点滴中もキャスター付きのスタンドを押して自由にトイレに行ったり買い物や洗濯に行ける。

 十時過ぎくらいに回診がある。先生たちが回ってくる。わたしが入院してたところは大学の付属病院なので、昔の人は『白い巨塔』の大名行列みたいなやつを想像するみたいだけれど、今時の病院にはそういうのはないです。処置用具をのっけたワゴンがついてくるので大掛かりだけれど、必要な人しかついてこない。

 十二時に昼食。あまり食欲はないけれど、退屈でどうしょもないので食事の時間は待ち遠しい。不味い飯でも生活の句読点。

 三時頃また検温。

 夕食は六時。不味い(怒)腹水で胃が圧迫されているので食欲はないけれど、決して味覚が変わっているわけではないので食べ物が不味いのはかなり凹む。主食はおかゆにしてもらっていたけれど、ほとんど残しておかずの多少ましなところだけ食べた。もっとも、点滴で栄養はおぎなっているのでそのせいで体力が落ちるってこともなさげ。

 わたしは食事のあとくらいに蒸しタオルをもらって体をふいてた。お腹に管が入っていてもシャワーを浴びられないことはなさそうだけれど、お腹が重くて動きが鈍くなっているところで慣れないシャワー室を使いたいと思わなかったので。看護婦さんがお風呂に入れない人用にタオルにつけて使うスプレー状のボディーソープを貸してくれた。意外と汚れが落ちる。

 八時頃また検温。

 夜九時に消灯。


*入院生活二日目:また 700cc ほど水を抜いてもらう
 昨日 1000cc も抜いてもらったのに、もうお腹がぱんぱんだった。腹水というのは抜くとかえって溜まりやすくなるのだそうだ。水と一緒にいろいろなものが出てしまうからだ。できれば手術までなるべく抜かずにおきたいらしいんだけれど、たまってくるとほんとうに息苦しくなるのでこの日も抜いてもらった。1000cc くらいという予定だったけれど、たまっているわりに出は悪く、息苦しいのを我慢しながらがんばってみたけど 700cc くらいしか出なかった。それでも抜いてもらうと急に楽になる。

*水が漏れる
 これまでにも二度ほど外来で腹水を抜いてもらったけれど、そのたびにチューブは抜いていたし、傷もすぐに塞がっていたので水が漏れるということはなかった。

 でも、さすがに管を刺しっぱなしにしてあると漏れてしまう。いちおう、ガーゼをあてたり、油紙で覆ったり、下腹に紙おむつのようなものをあててもらったりして防御しているけれど、下着やらパジャマやらを汚してしまう。

 そんなこんなもあって、着替えは多めに持っていたほうがいいみたい。ちなみに、わたしが入院してたところでは、テレビカードで使える有料の洗濯機と乾燥機があった。これが残念ながらご家庭用で、洗濯には困らないんだけれど、乾燥に時間がかかって嫌だった。


*咳止めが追加された
 あいかわらず咳がひどく、少しでも楽な体勢で寝ているしかない。ああ、退屈だ。でも、疲れがひどくて散歩に出るような余裕もない。歩けないわけではないので便所には自分で行くし、食事のあとに食器を下げるのも自分でする。

 咳が止まらないんだよーと主張しまくっていたら薬が追加された。ムコダインというタンを切る薬。正直まるで効かない。

神降臨

*インプットマネージャーの設定をアプリケーションごとに…
 ウィンドウズだとブラウザで日本語入力、エディターで英数入力、というような具合に、アプリケーションごとに文字入力の設定を記憶していてくれるんだけれど、レパードはなぜか日本語にしたらすべてのアプリケーションが日本語入力になってしまう。日本語と英数くらいならまだどうにかなるんだけれど、エディターで中国語をピンイン入力しながらブラウザでは日本語入力で調べものとかしたいときに強烈に不便でしかたない。こんな腐ったOSのどこがいいんだよとキレそうになり(というか本気でキレた)、冷静に考えてこれしきのことができないわけないだろと思って調べたら、腐ってるのはレパード以降で、それより前の MacOS ではできてたらしい。できないのは OS のバグであるとまで言われてた(うんうん、絶対バグだ)。そこで、頭のいい偉い人がインプットマネージャーの設定をアプリケーションごとに保存する(という説明で合ってるかどうかよくわかんないけど)便利なプラグインを作ってくれたらしい。おお、神降臨。早速入れた。もう最高。ウィンドウズユーザーにはまったくわからないかもしれないけれど、この感動は人に語らずにはいられない!!

◎InputSwitcher
http://limechat.net/inputswitcher/index_ja.html
 インストールの仕方も書いてある。SIMBLをインストールしてから指定の場所にコピーして OS ごと再起動するだけ。

 ただし、Firefox で使おうとするとうまくいかないことがあるみたい。でも悪いのは firefox のような気がする。いろいろ気難しいやつなので仕方ない。ダメなときは Safari を使うからいい。


*OSにプラグインを追加するためのアレ
◎SIMBL
http://culater.net/software/SIMBL/SIMBL.php
 解凍するとインストーラーがあるから、言いなりにインストールすれば完了。

タグ:マッキントッシュ

蟹退治>入院生活一日目その2

*入院生活まだ一日目:そんでもって腹水穿刺

 もう、とにかく腹に水がたまりっぱなしである。いちおう癌闘病記なんだけれど、死ぬかもしれないとかいう悲壮感まるでなし。ほんとにない。そんなことを気にする余裕ないくらい、おなかに水がたまってしまう。

 どのくらいたまっているかというと、トイレに行き、用を足して、紙でふこうとすると股に手がとどかないくらいおなかがふくれてる! 足下に落としたものを拾う時、おなかがじゃまでかがめない。足を肩幅に開いてよいしょっとしゃがむ感じ。妊娠はしたことないけど、臨月の妊婦さんは、たぶんこんな感じ。

 妊婦さんと違うのは、ものを食べられないってこと。おなかは減るんだけれど、少し食べるともういっぱい。胃袋が圧迫されているせい。何度も書いているけれど、胸にも水があがってきているらしく(レントゲンで見るとあきらかに片側の肺が小さくなっている)、四六時中咳はとまらないし、タンがげぼげぼ出る。

 立っていると疲れてどうしようもなく、横になっても仰向けはきつい。体の左側を下にして右を向いて寝ると少し楽(たぶん胸の片側に水がたまってるせい)なんだけれど、ずっとその寝方をすると腹の重みで腹筋が連れて痛い。右側の、肋骨の下あたりが突っ張ったような感じになってる。どんな腹してるんだよと自分で突っ込みをいれたくなる。

 体の自由がきかなくなって寝返りを打てない人に使う枕を看護婦さんに貸してもらい、おなかの下にはさみこんで、さらに両手両足で抱え込むような感じで寝てた。抱き枕みたいねーとか言われたけれど、そうしないと寝られないくらいおなかが重いのよっ(笑)

 というわけで、なにはともあれ腹水は抜きましょうってことになるんだけれど、そこでまた一悶着。女の先生(たぶんベテラン)と若い男の先生(学生さんではなさそうだけど経験浅そう)がやってきた。病室までエコーの機械を持ってきてくれたんだけれど、そっからなかなか作業がすすまない。

女先生「同じところに刺すと前の傷がまだ新しいので……云々」
男先生「大丈夫ですよ、近くの別のところに刺しますから(やけに明るい口調)。この辺でいいですよね」
女先生「うん、そうね。針は長いのを使って」
男先生「はい。○○くれる?(と看護婦さんに針のサイズを指定)」

 こんな具合にご機嫌にくっちゃべりながら、まずは局所麻酔の針をぶすっと。なんかずーっとしゃべってる。男先生は、どうも練習中っぽい。人の腹で練習すんなよと言いたいところだけど、何事にも経験の浅い時期というのはあるので支障がなければ我慢。が、しかし、手際が悪い。そんなにだらだらやってると恐怖心がますのでやめてほしい。麻酔が終わったら今度はドレーンを入れる針を刺す。この時もあーだこーだしゃべってる。たまに「あれ?」とか言ってる。何をどうするとどうなるかわかってることなので我慢できるけれど、未経験だったら先生のチェンジを要求したいところだ。思いっきり疑いの眼で見ていたら

「痛いですか? 麻酔効いてるはずなので、痛みはないと思いますが」

とか言われた。くやしいけど、まるで痛くない。痛いのは、針が腹膜を通る瞬間だけで、分厚い皮下脂肪をいかように探られても、麻酔が効いてるあいだはこれっぽっちも痛まないのだ。でも、こんな時こそ痛いとわめいてやりたい気持ち(笑)

 こうして無事に(?)おなかにチューブが入ったけれど、次に問題なのは入ってるのが左の下腹だってこと。水の溜まり具合とか、おなかのなかの隙間の具合とかで、どうしても左側に刺すしかないんだけれど、刺したほうを下にして寝ないと水が出ないわけよ。でも、左を下にして寝ると胸に水がたまってる関係で息が止まっちゃうんだねー。

 看護婦さんがベッドを起こしたりいろいろ工夫してくれて、なんとかかんとか、この日は 1000cc の水を抜いた。これだけパンパンに水がたまっているのに、プチューッと勢い好く出るわけじゃなく、だらだらゆっくりと、二時間くらいかけて。途中でなぜか出が悪くなったりするのも不思議。水といってもさらさらの真水じゃないし、内蔵が動いたりして水の通り道を塞いじゃうことがあるのかな。ちなみに、この程度抜いたんじゃお腹は大してへこまない。それでもだいぶ楽になる。

 入院して一番いいのは腹水穿刺のチューブを抜かなくていいってこと。点滴のチューブを腕に貼付けておくみたいに、おなかのチューブもテープで貼っておく。これで苦しい時はいつでも抜いてもらえる。水漏れするかもしれないので紙おむつをおなかにまいて防御。よけいに腹が出て見える。入院してる場所は産婦人科病棟。どこをどう見ても妊婦です。ありがとうございました(くやしい)。

 体の中からそんなに水を抜くと、脱水症状にもなるし、ミネラルも一緒に出てしまうのでいろいろよろしくはないから、同時に点滴も。もちろん点滴のチューブも刺しっぱなし。あっちもこっちも管入ってる。ある意味サイバー。

ファイル 244-1.jpg
▲腕はこんな感じになってる。管は血管に入ったままで、薬液の袋につなげる部分に栓をして、ガーゼでぐるぐるまきにして、ネットで腕にとめとくの。血液が逆流して固まってしまわないように、凝固をおさえる薬が入れてある。

 番号のついてる白いバンドは個体識別用。動物園でシカやカンガルーの耳についてるのと同じ(笑)患者が意識不明でも誰だか確認できるように、入院するとすぐにつけられる。はさみで切らないとはずれない予定(でも、しばしば外れる)。番号は部屋番号。隠れて見えないところに名前も書いてある。黒いゴムにピンクの札がぶらさがってるやつは貴重品入れの鍵。

 腹も写せないかと思ったけれど、ポンポコリンで股にも手がとどきにくいような状態では無理だった。手鏡を持ってなかったことだけが強烈に残念だよ。自分の腹を見たい人は大きめの手鏡は持ち物に加えておいて(笑)

 ちなみに、腕も腹も、金属の針は刺す時だけで、刺さったら抜いてしまうの。体の中にささっているのはしなやかに曲がる素材のチューブのみ。だから刺したまま動き回っても大丈夫。煩わしいことはたくさんあるけれど、昔とちがっていろんなものが進化してる。子供の頃、盲腸で入院した時なんか、毎日点滴してたけど、そのたびに針を刺し直してたよ。

*体重
 恥ずかしいけど後々おもしろいので体重を記載。入院中は毎朝決まった時間に体重を量った。手術前は常に 64〜65Kg あった。

*就寝
 病院の夜は早い。午後九時には消灯になる。正直ねむれるわけがない。カーテンをして音はイヤホンで聴けばテレビくらいは見ていられるけれど、わたしは右をむいていないと苦しいのに、テレビがあるのは左側! 季節は真夏、エアコンは入っているけど病室はやけに暑い。みんなよくこの状態でカーテン閉め切って平気だなって思う。でも、冷え性の人がいると気の毒なのでエアコンの設定を変えられないチキンなわたし。四六時中咳が出るので、同室の人はそうとううるさい思いをしてるはずだし(汗)

 普段使っているマイスリーという睡眠導入剤を飲んだけれど、この日はあまり効かなかった。この薬は飲むとすぐに効いてくるかわりに二時間後くらいに効き目が切れ始める。寝付きに失敗すると、もう効かないんだよねえ(この話を看護婦さんにしたら、そんなはずはないって否定されたけど、説明書読めといいたいです。効き目が強いのと効きが長いのは比例しません)。もちろん手持ちの薬は病院には申告済み。睡眠薬や精神安定剤などの持薬のある人は言えばたいていのものは飲めるのでご安心。

蟹退治>入院生活一日目・その1

 病気だの、入院だのの話をしていますが、一昨年の話です。

*部屋
 こうして入院生活がはじまる。わたしの部屋は六人部屋だった。ナースセンターの前で、トイレにも近い。追加料金を払うと個室や二人部屋にも入れるけれど、そのような余分なお金は持ってない。ただ、わたしは個人的に大部屋が嫌いじゃない。元気のある時に二人部屋なんかに入れられたら三日ともたない(手術後のモーローとしている時ならどうでもいいけど)。完全に個室なら別として、同室の人が少ないと静かな分かえって息が詰まる。

 部屋は真ん中が通路で、両側にベッドが三つずつ。わたしのベッドは入り口から見て左手奥の窓際。各ベッドはカーテンで仕切られている。全員が昼間からカーテンを引きっぱなし。こういうのは病院にもよるのかもしれないけれど、わたしが以前入院してたところでは、昼間はみんなカーテンをあけていて、看護婦さんなども「元気のある人はカーテン引かないのよ」なんて言ってたので、ちょっと驚いた。でも、同室の人と積極的に交流したいわけじゃないから引きっぱなしでも問題ない(部屋は暗くなるが)。

 各ベッドの脇には側台(そくだい)と呼ばれるロッカーみたいなものがある。鞄などの大きな荷物を入れる棚と引き出しがついてる。引き出しの中には小さな金庫のようなものがあって、現金などの貴重品をしまえるようになってる。引っ張り出すと小さなテーブルになる板もついてる。その台の上にテレビも備え付けてある。テレビは1000円のテレビカードを買って見るタイプ。

 入院時にすることなんて、テレビを見る以外にないから、テレビ料だけで大金をすってしまうのではないかと思ったけれど、一カ月半くらいの入院生活でカードを五枚か六枚買った程度。見てなかったんじゃなくて、見ていてこの程度だった。


*入院しても楽にはならない

 入院生活は、家にいるのより楽かっていうとそうでもなかった。腹水がたまってパンパンになったお腹は手術するまで劇的には改善しないし、腹水が胸にあがってきているせいで止まらない咳も、咳止めを飲む以外に手の打ちようもなさそう。

 それでも、まったく改善しないんじゃお金払って入院する意味がない。とにかく咳がきつい。外来でもらった咳と痰の薬がろくに効かないので、仕方なく飲んでいた市販薬を看護婦さんに見せて「この薬が一番効いてます」と言ったところ、「これはぜんそくの薬でしょう?」というようなことを言われ、変な顔をされてしまう。でも、その薬がいけない理由はやっぱり説明してくんない。意味がわからない。

 とにかく「これは効きませんでした」と病院の薬を看護婦さんに渡したところ、しばらく後にナースセンターから「ええと、これは……返品?」「効かないんですって」という会話とともに笑い声が聞こえてきた。はいはい、返品ですよ、ワロスワロス←もう古い?

 結局、薬は病院から出ていたリン酸コデインを飲み続けて様子を見るということで話はまとまった。たぶん他に適当な薬もないんだと思う。市販薬がダメな理由は説明してくれないから未だによくわからない。飲むなと言われたことではなく、納得できる説明を受けられなかったことに不満あり。

 それはともかく、ナースセンターの会話はほんとうに全部まるっと聞こえてる。「それは違う」と否定したくなるようなことを名指しで言われているのも耳にした。もちろん陰口とかではなく、治療に必要な情報の伝達として話していることなんだけど、事実が通じてないのは非常に困る。支障が出そうになったら否定しておこう。聞こえているからいいようなもんで、遠くの部屋に入れられてたら、何を適当に言われているかわからないなあと思う。


*何度同じことを(以下ry
 寝間着に着替えて体重など量って戻ってきた頃、看護婦さんがやってきて様々な書類を置いていった。

 入院生活や手術に向けての心構えを書いたものがいくつか。それと、治療スケジュール。この日に検査、この日に担当医から手術などの説明を受ける、この日に麻酔医から麻酔についての説明を受ける、この日から食事制限、この日に手術、翌日に歩行開始、屁が出るまで食事はダメ……みたいなことが時系列に書いてある。

 そして、またもや何かの調査票がついてた。以前どんな病気にかかったとか、身長、体重など書き込む内容は外来の問診票とほとんど同じ。わたしはこのへんで軽く切れた。「何度も何度も何度も……何度同じこと書いたら気が済む?」と、普通に聞こえる声言ったら看護婦さんがすっとんできて、カルテに書いてあることはこちらで埋めますね、と書類を持って行った。当然こっちの言ってることも聞こえるのである(笑) そりゃ、わたしだって、一度や二度なら黙って書くけどさ、婦人科外来でも、内科外来でも、外科外来でも同じようなの書かされているし、だんだんイヤんなっちゃってね。

 いちおうフォローすると、入院時に渡される調査票には、普段の生活について書く欄がたくさんある。布団に寝てますか、入浴は湯船ですか、シャワーですか、毎日入りますか、というような感じで。たぶん、入院時に生活レベルが落ちると病気を治そうという気力も落ちていくから、なるべくいつも通りに暮らせるように気を配れるようにするための調査なんだと思う。必要な部分は書き込むので、それ以外のわかってるところは埋めてきてくれるとありがたい(本当に何度も書かされていることばかりだから)。

今日も今日とてアップルさんはやっかいだ(Leopard用フリーソフト一覧)

*iMovie はバージョンダウンして使うのが正解なの?
 結局、iMovieは意味不明すぎてよくわからず、調べてみると各地で同じこといわれていて、どうやら'08というバージョンから別のソフトみたいになっちゃっているらしい。解決法としては、'08をインストールしてる人だけが無料で使える iMovie HD 6 というバージョンを落として使うのが正解なのだと…orz

◎iMovie HD 6
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/imovieHD6.html
 無料でダウンロードできるけど、iLife'08(この中にiMovieも入ってるらしい)をすでに持ってる人でないと使えないらしい。

*.sit
 何もかもが未知の世界だ。ダウンロードすると.sitという拡張子(?)がつくファイルがあって、クリックするとマイクロソフトのワードの使用版が起動して、30日間無料で使えてあんたはあと30日使えるよってうるさく言うんだけど、.sit はただの圧縮ファイルらしいので Office なんかおよびではないというの。なんでこのファイルに紐づいているのかよくわかんないけど、とにかく意図せず何度もワードが立ち上がるのでムカついてきれいサッパリアンインストールしてゴミ箱に放り込み空にしてやった。

 .sit は Stuffit というもので圧縮したファイルで、解凍用のツールは有料版も含めるといろいろあるみたい。わたしは下記で Stuffit Expander 12 というのをダウンロードした。これは無料。

https://www.act2.com/download/freeware/stuffit/

*使うかわかんないけど Office の代わりを
 ウィンドウズでもフリーの Open Office を使っているので、Mac マック版もないかと思ったらないみたいだった。でも親戚筋の NeoOffice というのが使えそうなので入れておいた。

http://www.neooffice.org/neojava/ja/index.php
 本体をインストールしたあとに、パッチをあてて、日本語パックも入れなきゃだめ。というわけでダウンロードするファイルは三種類。ちゃんとインストールすればメニューなどが日本語になる。

[追記] 使うかわかんないとか言いながらものすごく使ってる。open office もベータ版なら存在するらしいと聞いた。

[追記の追記]open officeも正式版になっている
http://ja.openoffice.org/


*FTPツールが意外と手強い
 Mac用だとFetchっていうのが有名だったなと思って探しに言ったら見事に有料になっていた。500円くらいなら喜んで払ってあげ…うっ、3000円もするのかっ(汗) 軽く引いた。いや、たぶんいろいろ大変なんだと思う。

 無料のもので何かないかと思っているんだけれど、レパード対応のものとなると選択肢が狭まってなかなかそれっぽいものがみつからない。うーん。

*と、書いたそばから二種類みつけたんだけど>FTP

◎ワンボタンFTP One Button FTP
http://onebutton.org/
 こっちはまだ使ってない。使い勝手にクセがあるらしい。

◎サイバーダック CyberDuck
http://cyberduck.ch/
 こっちを使ってみてる。ダウンロードサイトが英語なのでビビったけれど、インストールしてみたら日本語対応だった。ウィンドウズ版のFFFTPに比べるとビミョーな点もあるけれど、なれの問題でなんとかなりそうな感じ。
# こじゃれたツリー表示になってるのがすごくイヤだ。うっかり意図しないフォルダの上にファイルをドロップしてしまうと、どこにアップロードしたかわからなくなる。他のを使ってみたいけど、設定しなおすのめんどくさいから我慢して使ってます。わたしはやっぱりFFFTPが恋しいです。


*お絵かき
◎PaintBrush
http://paintbrush.sourceforge.net/
ウィンドウズのペイントと同じようなお絵かきソフト。英語版だけど問題なさげ。


*画像のリサイズ
 デジカメでとった大きな画像をwebに掲載できるように縦横のピクセルを指定して縮小+保存したいと思い、iPHOTO でやろうとしたらやり方がわからない(できないのかもしれない)。先日ダウンロードした PaintBrush ならどうかと思ってやってみたけどこれまたやり方がわからない(できないのかも)。

 仕方がないのでリサイズのみ単機能でやってくれるフリーソフトをさがして使ってみた。

◎DropFix
http://san-diego.sakura.ne.jp/dropfix200.html

ファイル 242-1.jpg
▲DropFixでリサイズ

ファイル 242-2.jpg
▲PhotoShop Elements(Windows版)でリサイズ

 こうして並べてみると画像の粗さが見えてしまう(注:JPEG 圧縮率とは無関係)。こういうのは銀の器のふちのハイライト部分を見るとわかるんだけれど、DropFix のはドットが荒く見える。でも、何を使ってもこの程度だと思う。問題なし。

 フォトショはもしかすると、単純にリサイズしているんじゃなく、ぼかしを入れるなどの手順を自動でしているのかも((画像縮小の秘密テク:以前別のフォトレタッチツールを使っていた時は、一気に指定のサイズに縮めるんじゃなく、段階的に少しずつ縮める方法か、縮めたあとに軽くぼかしを入れるなどしてフォトショ並にする方法を編み出したりしてたけれど、webに掲載するものにそこまでの画質を求めることもなかんべえという結論に達して今日に至る。))。

 有料版も含めてもうちょっと探せば、もうちょっと便利なレタッチツールがみつかるかもしれない。慣れるまで単機能のフリーソフトを使い分けるのも初心者っぽくてナイス。ウィンドウズを初めて使った頃もこうやって覚えたんだから同じだ。

# ちなみに、なんでこんなことを日記に書いているかというと、
# なんかの理由でOSごと再インストールしなきゃいけなくなった場合に
# ダウンロードしたソフトの一覧がないと困るから!

[追記]
この件に関しては、現在まったく別の方法を使っている。付属の Automator でマクロを組んで画像のリサイズなんかあっという間。マクロはこのへんを参考にして作ったかも↓。
http://allabout.co.jp/gm/gc/3601/


*OSにプラグインを追加するためのアレ
◎SIMBL
http://culater.net/software/SIMBL/SIMBL.php
 解凍するとインストーラーがあるから、言いなりにインストールすれば完了。

*インプットマネージャーの設定をアプリケーションごとに…
 ウィンドウズだとブラウザで日本語入力、エディターで英数入力、というような具合に、アプリケーションごとに文字入力の設定を記憶していてくれるんだけれど、レパードはなぜか日本語にしたらすべてのアプリケーションが日本語入力になってしまう。日本語と英数くらいならまだどうにかなるんだけれど、エディターで中国語をピンイン入力しながらブラウザでは日本語入力で調べものとかしたいときに強烈に不便でしかたない。こんな腐ったOSのどこがいいんだよとキレそうになり(というか本気でキレた)、冷静に考えてこれしきのことができないわけないだろと思って調べたら、腐ってるのはレパード以降で、それより前の MacOS ではできてたらしい。できないのは OS のバグであるとまで言われてた(うんうん、絶対バグだ)。そこで、頭のいい偉い人がインプットマネージャーの設定をアプリケーションごとに保存する(という説明で合ってるかどうかよくわかんないけど)便利なプラグインを作ってくれたらしい。おお、神降臨。早速入れた。もう最高。

◎InputSwitcher
http://limechat.net/inputswitcher/index_ja.html
 インストールの仕方も書いてある。SIMBLをインストールしてから指定の場所にコピーして OS ごと再起動するだけ。

*歌っとかないとね

◎Lyric Master
http://www.kenichimaehashi.com/lyricsmaster/
 ネット上にある歌詞を合法的に提供している複数のサイトから歌詞を横断検索してくれるツール。ウィンドウズ版だけかと思ったらマック版もあったとは! 著作権の使用料は各サイトの人が払ってると思うけど、それをサイトを見ずに取得しちゃうのはどーよと思うけれどそうとう便利よ、これは。


*ファイル名を一気に変えるツール(リネーム)
◎shupapan
http://www.vector.co.jp/soft/dl/mac/util/se318029.html
 連番にしたり、連番を頭やおしりに追加したり、任意の場所に任意の文字列を追加したり、なんかすごいことがいろいろできる。


*まともなテキストエディタ(ただしシェアウェア)
◎Jedit X
http://www.artman21.com/jp/jedit_x/
 Windowsで作ったテキストファイルは、改行コードかなにかの問題でMacOS付属のテキストエディットでは開けないことがある。中身を見るだけならブラウザに放り込んで表示させればいいが、それではめんどくさいのでまともなテキストエディタが必要になる。Jeditは今のところたいていのファイルはいけてる。ただし20日の試用が済んだらお金を払わなくてはならない。古いマックユーザーに聞いたところ、昔からいいソフトを提供している作者とのことなので払ってもいいかなと思っている。というか、これがないと開けられないファイル大杉。マックって文字コードの問題なんかウィンドウズより得意なんじゃないかと思ってたけど幻想だってわかった。

*まともなテキストエディタその2(フリーウェア)
◎mi
http://www.mimikaki.net/
 実はこっちを使っている。以前、正式版をためしに使ってみたら、shift-jis にしか対応しておらず、マックでそれはダメだろうとアッサリやめてしまったんだけれど、最新のベータ版はユニコード対応だそうで、恐る恐る使ってみたところ、けっこうイケてる。今のところ支障はない。

 ただ、まあ、わたしにとって最高なのは K2エディターで、K2のMac版がないことが、Mac最大の弱点だと信じて疑わない。


*ドックをロックする
 Macで困るのは、Dock(アプリケーションのショートカットを並べておく場所、たぶん)に入っているアイコンが、マウスカーソルに勝手に貼り付いて、意図せず捨てられてしまうこと。まったく意図せずおこることなので、あっと思った時にはシュッと音をたてて消えており、何が消えたかすらわからなかったりする。

 ショートカット(マックだとエイリアスっていうの?)だから消えてもまた作ればいいんだけれど、何が消えたかわからないので復活させるのは難しい。消してしまったことを忘れた頃に、必要になってアイコンを探すとみつからない。仕方なくアプリケーションフォルダを漁る。仕事が中断する。イライラする。お茶を飲む。ぜんぜん仕事にならない。キー!!

 そんなわたしたちを救ってくれるのがドックロッカーである。わたしは心の中でドクロカーと略して愛用している。

◎Dock Locker
http://www.elementarysoftware.com/dock_locker/dock_locker.html
 ダウンロードして解いたらアプリケーションフォルダに放り込むだけ。起動するとlockするかunlockするか聞かれるので、好きな方をクリックするだけ。lockすると追加も削除も移動もできなくなる。これでもう安心だ。


*FlashBasicについて
・Flash Basic 8 は、Windows版とマック版が同梱されている。が、Leopardには非対応ということになっている。が、とりあえずは動く。こまめにセーブすること。またバックアップも頻繁に取るべし。
・ゲームなど、手の込んだものを作ろうとすると、動きがあやしくなってくる。ムービークリップにスクリプトを書いて、別のムービークリップをクリックすると、ポインタがうまく移動しなかったり……ステージに配置されているシンボルが増えてくると発生するようだ。別のフレームを見てから戻っくるなどで改善するので致命的な状態ではない。が、イライラすることは確か。
・Windows で作った Flash データ(swfファイル)を、市販のデコンパイルソフト(Win版Win上)で flaファイルにもどしたのを Leopard 上の Flash Basic 8 で再編集しようとしたところ、すべてのレイヤーを非表示・表示する操作で 100% の確率で落ちた。Win 版では起こらない。でもこんな作業は通常しない。

 というわけで、とにかくバックアップをこまめに。


*Audacity
http://audacity.sourceforge.net/
 ゲームに使う効果音の編集とかをこれでやる。雑音をとりのぞいたり、音を増幅したり。


*HTMLエディター
 Netscapeがこの世から消えて、その後継としてシーモンキーってやつが現れたらしいんだけど、なんと、シーモンキーには Comporser がついてるんだよ。NetScape 4 みたいなやつが! 使い勝手を研究しないといけないけど、慣れればけっこういけちゃいそう。

◎もじら組・シーモンキー
http://seamonkey.mozilla.gr.jp/
 Netscape 4 みたいな感じで今っぽく強化してタグブラウザにしてある感じ。メーラーもついてるし、かなり好感触。


*Mac用の楽譜作成&作曲ツール
http://musescore.org/ja/%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89
midiとwavで保存できる。ウィンドウズでも動く。

タグ:マッキントッシュ

ああ、掃除しなきゃだ

*今日の朝食
ファイル 241-1.jpg
 デジカメの設定を変えていたのを忘れてシャッターを切ったらコントラストがおかしいよ。餃子、切り干し大根の煮たの、おからを普通に煮たやつをマヨネーズで和えたの。

 朝から餃子だと中国産的なかほりがするけど手作りです。先日の餃子のような作り方をしたものを冷凍しておいたのです。生の時より多めの水を入れて、少し時間をかけて火を通せば凍ったまま焼いちゃっても大丈夫みたい。もう中国産に頼らなくても平気だ(笑)

 冷凍餃子なんて自宅用に買ったことはなかったんだけれど、常備しておくと必要な分だけ食べられて便利だってことに気づいたよ。自作の厚みがある皮でもいけるかなあ。凍らせるのは問題ないと思うけれど、うまく解凍できるかが問題なんだよねえ。

*タイトル画像
ファイル 241-2.jpg
▲最初こんなのを写して、コントラストがダメじゃんとか言ってるうちにポッキーが溶け出して中断。

ファイル 241-3.jpg
▲黒いマット(実はマウスパッド)の上で写しなおしてたら、今度はキットカットが溶け出して、このあたりで妥協した。左側に影が落ちて折り紙にかかるのが気に入らないんだけれど、向きを変えるとキットカットが影になってダメなんだね、これがまた。

 え、キットカットの宣伝かって?
 あ、考えてなかった。広告貼ってみよう。


キットカット模様のトートバッグなんだって。

*掃除ね、掃除
 ここんとこ風の強い日が続いたのでベランダやら家の前やらがものすごいんだよね。ビニールゴミや、空き缶や、木の葉やレシートや、その他もろもろ。日が高いうちに掃除をするぞ。掃除するぞ、掃除するぞー(ってどっかの教団か)。このくらい気合いを入れないと、なんとなく時間が過ぎていき、そのまま忘れてしまうんだよね。というわけですぐやります、はいはい。

# いちおうやりました。

*今日のアップルさん
 昨日、お絵かきソフトもついてないんかいとぼやいていたら、クワドラな人がマック用のPaintbrushというフリーソフトを教えてくれた。
http://paintbrush.sourceforge.net/

 これがなかなか好感触。ウィンドウズのペイントみたいな、という条件にぴったり。そういえばウィンドウズのも、95のやつは「ペイントブラシ」という名前だったよね。

 でも、途中まで絵を描いて、別のウィンドウ(具体的に言うとfirefox)を見て戻ってこようとしたら、Paintbrushがカチンコチンに凍ってて、まるでダメさね。繰り返しやってみないとわからないけど、いつもこんなだと使えない。

# 今のところ動いているので、たまたまだったのかもしれない。

*今日のアップルさん2
 iMovie で動画編集の研究をしているんだけれど、Apple のサイトにチュートリアルを見に行っておどろいた。わたしが見てるのとまるで違う画面で説明してる……これでどうやって覚えろというのだろう。ムービーを読み込むところから見ているのに、起動画面がすでにわたしのとまるで(もうぜんぜん東京と大阪くらいに)違うわよ。う、ううむ、そうとう手強いよ。チュートリアルと同じ画面にするにはどうしたらいいのかさえわかんない。っていうか、なんなの、これ。まさかと思うけど、iMovie という名前でまったく別のものがこの世に存在しているとか? 単なるバージョン違い? わたしのが古いの? それとも新しいの?

 う、うーん、うーん、うーん……たしかに apple.com だし、iMovie のチュートリアルだと書いてある。というか、サイトにある画面のほうが見慣れた感じがする。アップルのショーとか、銀座のシアターとかで。スクリーンショットの林檎マークがアクアっぽいし。ってことは、レパードのiMovieは昔のとぜんぜん違ってるってことなの?

 検索じゃなく、ヘルプにある「ビデオ形式のチュートリアル」から見に行くと……あ、これだ。これだよ、わたしんちにある iMovie は。でも、思いっきり英語だ。うっ……何言ってるのかサッパリわからないー(T-T)

タグ:おりがみ 手料理 マッキントッシュ

可愛い子ほど手がかかる法則

 ふう、マッキントッシュ手強し。「画面をキャプチャーして、それに説明的な書き込みをいくらかして、JPEGでセーブしたい」と思ったんだけど、やりかたがわかんない。

 ウィンドウズだと「PrintScreen」で画面全体をキャプチャー、もしくは「ALT+PrintScreen」でアクティブになってるウィンドウだけキャプチャーして、アクセサリーに入ってるペイントを立ち上げて、CTRL+Vってやって、ぐりぐりっとお絵かきして、保存するという流れ。

 まず、画面のキャプチャの仕方は検索したらわかった。Macの場合はウィンドウズよりきめ細やかで、
>>
1.「コマンド」+「Shift」+「3」→画面全体
2.「コマンド」+「Shift」+「4」→ドラッグで選択した部分
3.「コマンド」+「Shift」+「4」+「Space」→カメラアイコンで選択した一つのウインドウ

以上の作業をすると、キャプチャーしたものがファイルになってデスクトップにできる。

4. それぞれをコントロールキーをおしながらやると、コピーだけしてファイルに書き出さない。
<<

ということらしい。2番が気に入った。ホントに好きなところを切り取れるんだね。ウィンドウズだと切り取るために別のソフトを使わなきゃいけない。

 それで……と、できあがったファイルは……うっ、拡張子がついてないから何形式なのかわからんっ。いや、落ちつけ。情報を見ればよいのだ。うんうん、PNGだった。よし。

 で、ペイントは……あれ? えええ?? うっそー、もしかして、レパードにはペイントツールってないの? 昔の Mac にはあったじゃないの ((注:ウソかも。クワドラ時代のマックユーザーに聞いたら、むしろ昔のには付いてなかった。あるとしたら、なんかの製品の試用版がついてたんじゃないか、だって。)) ((注2:ウソかもはウソかもってクワドラユーザーが言ってきた(笑)昔のOSにはマックペイントというものが付いていたらしいです。わたしが見たことあるのもたぶんそれ。)) 。あっりえない。ハイパーカードがなくなったとかは遠い昔に聞いたけど、そんなお絵かきツールくらい普通にあるでしょ……と思ってアプリケーションの中を探してみたけど、よくわかんない。

 今時の Mac はほんとによくわかんないわ、なんてボヤキながら検索したら、同じことをブログに書いてる新人マックユーザーさんがいて、しかもベテランさんに「プレヴューでできる」って突っ込まれてる。

 えー、プレヴューってウィンドウズについてるビューアみたいなやつだよねえ。ほんとにコレでできるの? と思っていじってはみたんだけれど、できそうな予感はするけどやりかたがさっぱりわからない……orz か、固い。この林檎はカチカチで歯が立たない。知らなかったよ。昔はマッキントッシュといえば使い方がわからなくても使えるマシンだったのに、今はウィンドウズより難しい、く、くうう。どこのどなたか知らないけれど、プレヴューで代わりになるなんて言われて納得しちゃいけませんよ。ウィンドウズのペイントはこんなに難しくないもんっっ。

 しばらく苦しんでみたけどよくわかんないのでFlash Basic 8 にキャプチャー画像を放り込んで、文字を書いて、またキャプチャーして……って、いちおうできたけど、なんなのよ、この豪華な作業は。

 プレヴューでどうやるのか調べたいけど、どう調べていいか見当もつかない。素直にMac版のPhotoShop Elementsを買ってくるべき? でもなんだか負けてるみたいでイヤだなあ。

 そしてできあがった動画はこんなやつ。最初のほうにちょこっとだけ英語で説明を入れたかっただけなんだけど。

 あれ、もっと長い動画を作ったつもりだったのに、最初のとこしかできとらんかったよ。そのうち作り直そう。

タグ:あやとり マッキントッシュ

蟹退治>入院手続きとか

 長らくほったらかしでしたが、またぼちぼち始めます。ちなみにこれは一昨年の話なので、入院中ですか、大変ですねーとかコメントもらったら、お礼とともに笑います、わははは。

*入院
 8月21日に入院する予定だったのが、腹水と痰がからむ咳が苦しくて18日に入院してしまったのは前回説明したとおり。もともと入院する予定だったので軽く準備はしてあったから、入院中に猫を世話してくれることになっていたおともだちに手伝ってもらい、入院手続きを完了。

*保証人
 入院で意外と悩むのは、もしかしたら保証人の手配かもしれない。わたしが入院したJ病院では、自分の署名・捺印の他に、家族の署名・捺印と、家族以外の保証人の署名・捺印を求められた。家族の名前は適当に書いてしまうとして、その他となると、ちょっと考えてしまう。友だちづきあいが少なくて気安く頼める相手がいないって人、けっこういるんじゃない?

 で、わたしはどうしたかというと、「そんな人いないんですけど、どうしたらいいですか」と受付で真顔で言ったら、書かなくて良かった!

 今は健康保険に入っていない人もたくさんいて、病院にも厳しい事情があると思うから、どこでもこんな風にすんなり免除してもらえるかどうかわからないんだけれど、自分は天涯孤独で友だちもいないんですっていう人は、保証人になってくれる人がいませんって受付で相談してみたらいいと思う。案外、大丈夫かもしれないから。まあ、保証人といったって、トラブルさえ起こさなければ連絡も行かないはずだから、おつとめしてる人ならば会社の上司とかに頼んじゃって大丈夫なはず。

 病気でつらい時に、こういう雑事にわずらわされるとイライラして捨て鉢な気分になるものだけど、これに関してはたいていどうにかなると思うので、あまり思い悩まずに、受付で相談するのがいいと思う。


*入院費どうしよう
 次に入院費の心配。病気は急にやってくるからまとまったお金がないようって人は多いはず。っていうかわたしもない。でもご安心。日本には高額医療費の返還制度というのがあったりする。

 これは知らない人がけっこういると思うんだけど、国保とか、社会保険とか、なんらかの健康保険に入っている人ならば、高額医療費の返還制度といって、治療費が何十万円かかっても、ある一定の金額を超えると、超えた分は返してもらえる決まりになってる。

 ある一定の、というのは、前年度に収入がどのくらいあったかで違うんだけれど、普通に働いている人だったら7~8万円くらいで、収入がなかった人は24000円くらい(金額はおおよその目安なので必要ならば市区町村役場や会社の事務の人にでも聞いてください)。その金額を超えた分は、支払いから数ヶ月後に返してもらえる。タダになるわけじゃないけれど、上限があると知っていれば安心して治療を受けられるでしょう?

 数ヶ月後じゃ間に合わない、というような場合は、高額医療費の貸付制度を使うと少し早めに受け取ることもできる。貸付といっても、借金をするんじゃなく、数ヶ月後に振り込まれる予定のものを早めに受け取るだけの制度で、簡単な手続きでやってもらえるから、必要な人は、これまた関係各所に問い合わせてみるといいです。いずれの場合でも、退院してからで充分用が足りるので、入院時にあたふたする必要はないはず。

 健康保険に入っていないよという場合は少しやっかいなんだけれど、もし前年度から失業してて収入がなかったとかなら、保険料もとても安いはずなので、これを機に保険料払ってみるというのも手かも。役所で聞いたら保険料の見積もりくらい簡単にしてくれる。払えるかどうかは聞いてから考えても遅くない。大丈夫、その場で即決しろとは言われないから。

 ちなみに、最近の病院はクレジットカードを使えるところが多いから、高額医療費の返還+分割払いで、なんとかなる、たぶん(笑)

*持ち物
 最後に持ち物。これも急な入院だと悩むところだけれど、着替えとか、洗面道具なんかのリストは病院でくれる冊子に書いてあるので参考にしてそろえればいいし、最悪忘れて行っても、ほとんどのものは病院の売店で買えるから現金さえ持っていれば大丈夫。忘れずに用意したほうがいいのは、着替えくらい。着るものは体に合わないとわずらわしいからねえ。

【病院の冊子に書いてあった必要なもの】

-診察カード(外来で診察を受ける時に使ったやつね)
-健康保険証など(生活保護とか受けてる人はその書類も)
-入院申込書(誓約書)
-印鑑
-下着類
-ねまき
-タオル
-スリッパ
-箸、スプーン
-湯のみ
-ティッシュペーパー
-洗面用具(石鹸・シャンプーなど)

★下着類とねまき、タオルは多めにあっても損はないです。
★可能ならば寝間着にはポケットがついていたほうがいいです。点滴のスタンドをおしながら歩くので、持ち物はポケットに入れないと手が自由になりません。首から下げられる小さなショルダーバッグでもかまいません。
★スリッパは、買うならなるべく安いものを。病院で履いたものを家で使うと不衛生なので、退院時に捨てて帰るか、持ち帰ってすぐ捨てるくらいの勢いが必要です。
★そのほか、手術を控えてる人は、寝起きが大変になった時のために、曲がるストローを用意しておくといいかもしれません。コップで無理に飲もうとすると顔にぶっかけます。
★もし、心に余裕があるとか、手芸の得意なお友だちがいて何か作ってくれそうな場合、枕元につるせる小物入れがあると便利かもしれません。

ろくろくちゃん(まんまるちゃん)

 しばらく前から、外国に絵かき歌があるかどうか気になって仕方がありません。単に歌いながら絵を描けばいいのではなくて、筆運びをそのまま詞にした歌でなくてはいけません。「へのへのもへじ」や「つる三ハ○○ムし」のようにメロディーがついていないものも、筆運びを唱えながら書くのが決まりならば絵かき歌に含めます(文字を組み合わせて描く遊びでも黙って書くものは不可)。

 以前、はてなの人力検索で、そういうの知りませんかって聞いてみたことはあるんだけれど、みんな知らないみたいで、ドラえもんの絵かき歌を中国語に翻訳したのとか(面白かったけど日本の歌だからダメ)、筆運びと無関係な歌を歌いながら八芒星を描くドイツの歌くらいしかみつかりませんでした。筆運びを詞にして歌う絵かき歌は日本特有の文化なんでしょうか。

タグ:わらべうた 絵かき歌