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湿度は常に計測不能

 ここ数日、東京は風呂場になったような湿度。エアコンの湿度計が常にHi(高すぎて計測できない)。気温は26度くらいなので冷房はまるで効き目がない。除湿しても湿度が下がるまでに時間がかかり、仕方ないので扇風機も回してる。

*スジエビ大量死の謎?
 こんな日でもカエルの餌を取りに行った。バッタの子はすぐに生きが悪くなるのでスジエビも取っておこうと思ったら、いつもの場所に一匹もいない。おかしいので少し上流までさかのぼってみたら、川底に大量のスジエビが白い死体になって死んでいた。子供に水遊びをさせる「せせらぎ広場」のちょっと上なので、もしかするとカルキでも流したのかもしれない。乱獲しないように気をつけていたのが馬鹿みたいな話。

 小川は他にもあるので別のところに網を入れたらスジエビじゃないものが取れた。たぶんヌマエビの仲間。びみょーに透け具合が違うのよ。

*さすがに笑った(いや、笑えない)
 もうね、中国すごすぎ。
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「段ボール肉まん」違法販売=劇物で加工し具と偽装-北京
(時事通信社 - 07月12日 07:01)

 【北京12日時事】中国中央テレビ(電子版)は12日までに、北京市朝陽区の一部露店で、段ボールとひき肉を混ぜて具にした「偽装肉まん」が違法に販売されていたと報じた。販売業者は同テレビの取材に対し「段ボールと肉の割合は6対4で、コストを下げるために行っている。自分では食べない」と証言した。
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 野菜に農薬がー、なんてのは日本だって2~30年前はぜーんぜん気にしてなかったわけよ。アメリカからの輸入品なんかもポストハーベスト問題で大騒ぎだった時代もあるわけさね。改善の必要はあるけど予想できる範囲。でも、さすがに毒物混入(というか故意に混ぜてる?)事件が多発すると笑えないし、肉まんに段ボールを混ぜるなんて話、ここまで来ると逆に笑ってしまう。

 なんでも、使用済み(済みか!)段ボールを苛性ソーダにつけて黒くしてから粉砕し、肉まんの具として味付けして10分間煮込んで使うんだそうで、ぱっと見た感じ紙には見えないとか。頭いいんだか悪いんだかわからない。

 こんなんで中国国内では困っていないのかっていうと、これがまあ、激しく困っているらしいんだよね。中国は偽物文化の国といってもいいくらい、すぐに類似品・粗悪品が出回る国だし、安く使えるんならそれでいいじゃない的に思われてるみたい。ところが、こと食べ物に関することになると話はまったく違うんだって。医食同源という考え方があって、食べられるものはすべて健康につながってる。いいものを食べていれば不老不死にもなれると考えてる。

 お金がないと仕方なくなんでも食べるのかもしれないけれど、少し豊かになると、興味が出てくるのは長生きと健康。都市部ではどんどん生活が豊かになっているので、食べ物の粗悪品をつかまされるなんて「ありえなーい」って感じらしいのよね。日本では安い中国野菜が売れるけれど、中国の都市部では逆に品質のよい日本産の食材が高くても飛ぶ様に売れるって話。

 国内の裕福層を相手にしたほうが儲けになるとわかれば、中国はものすごく品質のいいものを作る国になりそうだけれど、そうなるまでに汚染されていない国土が残っているといいわね。


[追記]
 上の記事はmixiのニュースからの孫引きなのでオリジナルっぽいやつを追加。
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時事ドットコムの記事
2007/07/12-06:17 「段ボール肉まん」違法販売=劇物で加工し具と偽装-北京
 【北京12日時事】中国中央テレビ(電子版)は12日までに、北京市朝陽区の一部露店で、段ボールとひき肉を混ぜて具にした「偽装肉まん」が違法に販売されていたと報じた。販売業者は同テレビの取材に対し「段ボールと肉の割合は6対4で、コストを下げるために行っている。自分では食べない」と証言した。
 日本ではひき肉偽装事件が発覚したが、北京市当局は段ボールを使った偽装肉まんは極めて悪質なケースだとして、違法加工拠点に対する取り締まりを進めている。
 問題の肉まんは、使用済みの段ボールを劇物のカセイソーダに浸して黒っぽくした上で、粉々にしてひき肉と混ぜ、肉まんの具として約10分間煮込んで作られる。段ボールとひき肉が混ざった具は、外見上は本物と見分けが付かないという。
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*吹いた
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北朝鮮、期限切れ薬の支援要請=「中国製は偽物多い」と韓国に
(時事通信社 - 07月11日 21:10)

 【ソウル11日時事】北朝鮮の赤十字会が今年2月に韓国の製薬業界団体に対し、使用期限が切れた医薬品の支援を要請する文書を送っていたことが11日、分かった。韓国の通信社・聯合ニュースによると、文書では「中国から入ってくる薬はわれわれの体質に合わず、偽物が多い」として韓国製の医薬品支援を求めている。
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 北朝鮮にすら嫌がられてるなんて、中国すごすぎ。韓国の製薬会社はどんな事故につながるかわからないと断っているそうな。

 でも、なんだか裏がありそうな話。使用期限が半年や一年過ぎたところで品質はさほど劣化しないだろうから本当に使ってしまうんなら援助してもいいのかもしれないけれど、再加工して輸出しちゃったりして、めちゃくちゃなことになったりしたらさらに愉快なことに。

蟹退治>患者の取り違え寸前?

 蟹退治、前回までのあらすじ……
 病院へ行った、待たされすぎた、内科の女医さんヤブっぽい、外科のセンセに婦人科をすすめられる。ああっ、もうぜーんぜん進んでなーい。いつになったら入院するんだコイツー。

*昼食~行きつけの薬局にて
 会計をすませて病院を出た頃には13時をとっくに回っていて、空腹で目が回りそうだったのでお昼を食べた。大して多くもないカレーだったけれど、一人前食べるのは苦しい感じだった。食欲はあるんだけど腹水に胃が圧迫されてものを食べられない状態。少し食べると満足するので食べられない事に対する苦痛はないんだけれど。

 この日は夕方から某氏主催の昆虫採集&試食(何をだw)の会があるので一度家に帰り、出かける準備をしてから処方箋を持って行きつけの薬局に行くことにしていた。でも、疲れてだるい感じがひどく、お腹が重たくて歩くのもきつい。さすがに今日は欠席したほうがいいと思い直し、某氏にはメールで連絡、薬局だけ行ってくることにした。

 その薬局はいつも使っているので、普段通り「よろしくー」と処方箋を渡して待っていたら、急に名前を呼ばれ、保険証をお持ちですかと言われた。同じ月に別の病院の処方箋を持って行ったのでおかしいと思ったけれど、病院が変わったからなんだと思い、保険証を出した。

 ところが薬剤師さんが変な顔をしている。
 首をひねりながら
「利尿剤が出てますが、高血圧の治療ですか?」
「いえ、腹水です」
 この辺の会話は普通の時でもする。医師が間違えて処方した時や、薬局で間違えて薬を渡してしまうのを防ぐためだと思う。ただ、なんかいつもと違う。

「ええと、こちらは初めてでいらっしゃいますよね?」
「は? いつも使ってますけれど」
「だとしても、前回は四年以上前ではありませんか?」
「えー、一週間くらい前にも来ましたけど?」

 そこへ、別の薬剤師さんが奥から出てきてくれて「○○クリニックの処方箋を持っていらっしゃる方ですよね」と言ってくれた。

 それで初めてわかったことだけれど、処方箋に書かれている生年月日が自分のものと違ってる。診察券を確認したら、もうこの段階で違ってる。打ち間違いとかのレベルじゃなくて、ぜんぜん関係ない数字だった。合ってるのは名前と性別だけ。年齢も 9 歳も違ってるじゃないか(しかも上方向に)。もしかして同姓同名の別人と取り違えられた?検査内容や処方自体は間違ってないとはいえ、これはひどいんじゃないかと。もう行かないけどさー。

*この日もらった薬は
 結局、この日もらった薬はラシックス錠 20mg を三日分。尿の出をよくする薬。書き忘れていたかもしれないけど、この頃だいぶ尿量が減ってきていた。水分が全部、腹水に回っていたのだろう。

 さっそく薬を飲んでみた。利尿剤は飲んだことがないので、どんな風に効くのか楽しみだったけれど、さほど劇的な効き目は感じなかった。飲んでから 5 時間後くらいにやっとまとまった尿意。確かに多めに出た。少し楽になった気がする。

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 前にも載せたような気がするけど、ラシックスの飲み殻。中身はラムネみたいな白い錠剤だったよ。

その後のウシなんとかさん


ウシなんとかさんがハバチの幼虫を食べるところ
 舌をのばすんじゃなく体ごと突撃する感じで餌をとる。カエルってみんなこんなだっけ?


 ウシなんとかさんはすっかりカエルになってしまった。でもまだ鳴いてない。ウシガエルならモーとかボーとか鳴くはずだ。いつごろから鳴き始めるんだろう。

 カエルの姿になってからも、しばらくは動きがぎこちない状態だったらしい。らしいというのは、どういうのが自由な状態なのかわからないから。初期の頃は水面から顔を出すのに後ろ足で水槽の底に立ってた。最近はプカプカ浮くようになった。自然な状態なら足のつかないような深いところでカエルになるので、ぎこちないのは水槽が狭いのが原因かもしれないけれど。

 今は活発に泳ぐし、時おり跳ねてる。体当たりで蓋があかないように煉瓦で重しをしてる。陸地も増やしてみた。でも水の中にいることが多い。最近はちゃんと潜るようになった。オタマジャクシ時代には水中にいたんだから、カエルになっても普通に潜りそうなものだけど、肺呼吸をはじめてからしばらくは水に潜ろうとしなかった。肺呼吸に慣れるまで長時間潜れなかったのかもしれない。

 最近の餌はこんな具合。

・バッタ類の子 ◎
・芋虫(主にハバチの幼虫) ○
・スジエビ ○
・赤虫(ユスリカの幼虫) △
・サシ(なんとかバエの幼虫) △

 バッタ類が大好物で、入れてやると目の色を変えて食いついてくる。口からはみ出すような大きさのものでも、とりあえず食いついて飲み込もうとしてる。バッタは水に落ちても泳ぐので扱いやすい。そういう意味ではアメンボもよさそうだけど、捕まえるのめんどくさいのでバッタ。

 バッタがいない時は芋虫も食べるけれど、バッタほど好きじゃないようだ。石の上にのっけてやると、ツーっと泳いできてぱくっと食べる。ただ、芋虫はうっかりすると水に沈んでしまう。ウシなんとかさんは水中のものより水面で動いてるものが好きみたい。

 動きがぎこちなかった頃はエビを食べようとしなかった。自由に潜れるようになってからはエビも食べているようだ。ウシなんとかさんが食べなかった頃はエビが死ぬとそのままの形で白くなって沈んでいたが、今はそもそも死体が見あたらないし、あっても千切れてる。

 バッタ・芋虫・スジエビが常に手に入ればいいんだけれど、雨が降って取りに行けない時もあるので非常食として赤虫とサシを用意してみた。

 赤虫とサシは釣具屋さんで買ってきたもの。赤虫は水に入れておいても食べないみたいなので、石の上において与えている。ウシなんとかさんは警戒心丸出しなのでピンセットからは食べない。サシも同じ方法で。

 検索すると、アマガエルなどはサシをそのまま与えると消化不良を起こすとあるので、ひょっとするとあまりよろしくないかもしれない。サシはハエの幼虫なので、常温でほったらかせばハエになる。ハエにしてから与えればいいんだろうけど、飛ぶものは扱いがめんどくさい。餌用に飼うならコオロギがいいと思うんだけど、まだ口に入らないかもしれない。

 このまましばらく太らせる(食料的表現)なら、水槽も大きめのを買わなきゃいけないかな。

タグ:カエル

久しぶりのまんぼうカレー

 常に必要というわけじゃないけど、たまに思い出した時にないと強烈にさびしいものというのがこの世にはありまして、たとえばサザエさんなんか、年に何度も見ないんだけど、たまたま日曜の夜にテレビをつけたらやってないと困るわけです。

 たとえていうならまんぼうカレーはサザエさん。金町の駅前で24時間営業だったカレー専門店「まんぼう」の名物料理でした。お店が亀有のリリオ二番館に移動して、ジャズ喫茶38と合併してから食べてない。ランチメニューにもライブのある日のディナーメニューにも載ってない。

 しばらく前にランチを食べに入った時、新しい店員さんに「まんぼうカレーはもうやっていないんですか?」と聞いたら、その人は存在すら知らなかった……ま、まさか、もうメニューから消えてしまったのー?!

 と、思ったら、昨日お友だちとお昼を食べに行ったら、昔からの店員さんが「まんぼうカレーありますよ!」と言ってくれたので、思わず頼んでしまいました。

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 これが「まんぼうカレー」です。
 うっかり比較対象物を一緒に写すのを忘れちゃったけれど、このお皿、人の顔の二倍くらいある……うひー。このボリューム感は昔通り、というよりパワーアップしてる。普通のカレーが800円くらいで、まんぼうカレーは1500円もする高級品。でもこれ、ふたり分くらいあるので、おともだちと出かけてまんぼうカレーを一皿たのんで、サイドメニューをとったら決して高くはないと思う。

 お店で出してるカレーが金町店のと作り方が変わってしまっているので、まったく同じ物じゃないんだけれど、昔のことを覚えていて、作ってっていうとちゃんと作ってくれるという心意気がうれしいです。

◎ジャズ38(亀有) 公式サイト
http://yydotto.com/jazz38/

 まんぼうカレーは作るのに手間がかかるので忙しい日はダメだそうです。夜だったらライブのない日(平日)か、ランチタイムでもお客さんの少ない時だったら、メニューに載ってなくても注文すれば作ってくれるって言ってました。毎回食べたいわけじゃないんですが、これを一年に一度くらい食べて納得しておかないとねー。

jazz38 まんぼう ニューまんぼう 葛飾 ジャズ38 レモンハート


*子供の手のとどかないところに保管してください?
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 ジャズ38でパスタを頼んで「辛いオイルください」って言ったら「ものすごく辛いのがあるよ」と言ってこれを持ってきてくれた。写真ではわかりにくいけど、ラベルにドクロのマークがついてる。よく見ると英語で「子供の手のとどかないところで保管してください」という意味のことが書いてある。商品名はピュアーキャップ(Pure cap)でアメリカ製。ちゃんと輸入されたものなので日本語のラベルも貼ってあった。

 あまりの辛さに瓶から直接かけるなんて危険なまねはできず、スポイトを使って一滴ずつかけなきゃいけない。おともだちが食べてたので一口味見させてもらったら、「別になんともないよ?」と言ったとたんにブワッと辛さが爆発。

 味も香りもなく、とにかく純粋に辛い。ピュアーキャップの意味がわかった。純粋なカプサイシンのことかー。成分表を見ると唐辛子じゃなく「カプサイシン」と書いてある。工業用に抽出されたカプサイシンエキスをオイルか何かで少しのばして瓶詰めしたものじゃないのかな。辛いんだけど、まあその、辛いだけ。食べ物をススって食べたらむせかえってアウトだけど、上手に飲み込めば別に平気……というか、これは辛いだけで美味しくはないなあ。あくまで冗談で売られてるものなんだと思う。これをマジ美味しいとか言ってるやつがいたら頭おかしいぞ(笑)

 日本では紹介してる人がほとんどいないみたいだけど、pure cap で画像検索すると海外サイトに写真がたくさん!

pure cap 画像検索

六芒星の折り方二種類

 七夕用の動画がわかりにくいってことだったので、こんなの作ってみました。音声ついてます。

*正方形の紙から折る方法

*長方形の紙から折る方法


 どっちも作者のわからない伝承的な折り方だと思うんだけど、ちがってたら叱ってください。削除します。六芒星はユダヤ教を暗示してしまうので七夕用としてはイマイチなんですが、五芒星(普通の星)は、作者がいそうなので著作権的にアレで紹介できないです。

タグ:おりがみ

暑いんだよねえ

*止まってたみたい
 今朝起きたら、うちのルーターがハングしてました。ルーターが止まってたということは、このブログやその他コンテンツにアクセスできなくなってたということです。サーバーが動いてるけどこういうのも鯖落ちというのでしょうか。自然に回復しないような落ち方は年に何度もないことで原因は不明。でもゲームのせいじゃないと思う。そんなんだったらもっと早く落ちてる。もしかして暑さのせい? そんなわきゃないか。サーバー機本体は動いてるもんねー。


*暑苦しい風鈴屋
 風鈴の行商をしている人が、一年に一度くらいやってくる。夏らしくていいねと言いたいところだけど、常に思うのは「この人たちビミョー」だったりする。去年は入院して家にいなかったけど、一昨年来てた人は、ガラスの風鈴を売ってた。いいのがあったら買おうかと思い、よく見ると絵がファンシー。キティちゃんみたいなのが書いてあったりするわけです。暑苦しいので早々にお帰りいただきます。こんなもん、子供にも売れないと思うんだが。

 今日来た人は金属の棒を下げてあるタイプを売ってた。喫茶店のドアによく下がってるやつ。涼しげで素敵な音がしたので、これまたいいのがあったら買おうと思ってよく見ると、飾りとして付いてるものが極端に暑苦しい。その人も「ガラスじゃないのでドアに付けても割れませんよ」と言っていたけれど、材質がアクリルで、それ自体もう暑苦しくて、さらにデザインが丸っこい熊だったりして、そうとう暑苦しい。

「うっ……音はいいけど、デザインが嫌い」

 思わず口に出したら苦笑してた。
 こんなのが毎年来るんだけど、同じ業者なんでしょうか。そもそも、本当に風鈴売りなのかすら疑問であったりする。なんとかセミナーの実習だったり、宗教団体の新人研修だったりするんじゃないかと、最近ちょっと疑ってる。


*マニアックなニヤニヤ
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ブラック・ジャックの本名を知らないと笑えない。


*ウィンドチャイム・風鈴・ドアハープ・明珍火箸

↑これがウィンドチャイム。ちなみに行商人がこれを売りに来たんだったら買ってるかもしれないぞ(つまり、もっと暑苦しい品だったということだ)。……あ、しまった。写真のはよく見たら「天然木」と書いてあるぞ。行商人が売りに来たのはこれの金属棒タイプでアクリル製のクマがついてた。


↑で、そのウィンドチャイムは、まさかこれ(明珍火箸の風鈴)がルーツ?


↑でも、楽器としてこういうのが何十年も前からあるので、もともと西洋渡りで明珍火箸とは関係なさげ。


↑ドアハープってなんだろうと思ったら、これか! ドアを開け閉めするとバチが弦をたたく仕組みなんだな。これはかわいい。リンク先のは高いけど、どっかで安いのをみつけたら買ってみようかな。


↑南部風鈴。鉄器なんだってことを強調できる写真がこれくらいしかなかった……orz 確かに南部風鈴は音がいい。


↑江戸風鈴。見た目はこれが涼しげ。音もは南部風鈴に負けるって長いこと思っていたけど、聞き慣れるとこれもいいもんだよ。ちなみに、この写真のやつは本物の江戸風鈴っぽい。正しい江戸風鈴は切り口が切りっぱなしになってる。その方が音がいいらしい。

星空の描き方

 七夕も終わりですねえ。でも日本には七夕は三回あったりするんですけどね。新暦の7月7日、月遅れの8月7日、そして旧暦の七月七日(今年は8月19日)。

 七夕の笹は、終わったら川に流すという地方が多いと思うのですが、群馬で農家をやってる人は田んぼに立ててました。たぶん豊作祈願だと思うのですが、詳しい由来は知りません。しばらく立てたあとに川に流すか燃やすんだと思います。

 うちの笹もしばらく花壇のわきにでも立てておいて、そのうち燃やそうと思います。そのために全部紙の飾りを下げたので。

 七夕の夜なので、ゲーム制作の裏話というか、プチお絵かき講座「星空の描き方」を一席。

 筆を用意します。ペンタブレットとかじゃなくて、筆です。お習字の筆でも水彩用の筆でも、なんでもいいです。それと、墨を用意します。あと、白い紙を用意します。画用紙みたいに水を吸収する材質がいいです。

 墨をふくませた筆を、白い紙の上で構えて、人差し指で筆の軸をトントントントンとたたくと、良い具合に墨が散ってランダムな感じのドットになります。

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 え、こんなもん、筆と墨なんか使わずに書ける? 教えて教えて、どうやって書くの? 大小取りそろった感じの小さな点の描き方がわかんなくてわざわざ風呂場で作ったんだよ。

 これをスキャナで取り込みます。スキャナなんか持ってない? ならデジカメで写してみるってのもアリかも。均一に光が当たるように写すのは難しいけど。

 そうやって取り込んだだけだとノイズがひどいので、Photoshop(エレメントで可)で画質調整→明るさ・コントラストと進んで、明るさとコントラストを両方ともあげてノイズを減らします。星空なのでテキトーにノイズが乗っててもいいかもだけど。

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 そんでもって、フィルタ→色調補正→階調の反転ってやると、おお、これだけでもかなり星空っぽい。

 でも、これだけだと芸がないので、新規レイヤーを作って白で塗りつぶします(星空を塗りつぶしちゃダメだぞ)。描画色を白、背景色を黒にして、フィルタ→描画→雲模様(1でも2でも好きな方で)ってやると、白く塗ったのが雲の模様になるはず。そしたら、そのレイヤーの透明度を40~50%くらいにする。この辺のさじ加減は好みで。

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 こうすると、なんとなく天の川の天体写真っぽくなるわけです。雲が多すぎると思ったら、消しゴムをブラシのソフトエアブラシ円とかにしていらないところを消してください。

 これだけだと寂しいので、大きな星を書きます。新規レイヤーを作って、ブラシツールをソフトエアブラシ円にして、適当な大きさの点を打ちます。どのくらいの大きさにするかは画像のサイズにるけれど、ここでは 480 x 360 px の絵を描くとして、45px ぐらいのソフトエアブラシ円で点を打ってください。

 そしたら、そのレイヤーの透明度を50%くらいに。透明度は後で変えられるので適当でよいです。

ファイル 110-4.jpg

 そしたら、また新規レイヤーを作って、ブラシツールをソフトエアブラシ円の17pxにして、さっき書いた大きな点の真ん中にポチっと点を打ちます。

ファイル 110-5.jpg

 こんな感じ。同じ方法で好きなだけ星を増やして、必要なら色を変えたりすれば星空の完成。色つけるとどうなるかはゲームのエンディングを見てね。索麺エンド以外にも、星空エンド・彦星エンド・織姫エンドがありますよ(と、七夕も終わったのでネタバラし)。


◎TA-NA-BA-TA
http://www.chinjuh.mydns.jp/flash/tanabata.htm

ウシなんとかさんの写真

このへんにまとめてみたのでどうぞ
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/zz000146.htm
 今日はスジエビに食いついたりしてた。ちゃんと取れたかどうかはよくわからないけど。


*新しい動画

ウシなんとかさんの食べ物

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もうほとんど尻尾がない

 いくらなんでもそろそろ餌をたべさせないと。思えば水面から顔を出して息をするようになった頃から生き餌を入れてやるべきだったのかもしれない。

 釣具屋で生きた赤虫を買ってきて入れてみた。あまり興味がないようだ。顔を水面に出してることが多いので、赤虫のように沈んでしまうとみつけられないのだろう。

 どんどん羽化しているハグロハバチを半殺しにして入れてみた。もがいているのを目の前に置いてやったら一瞬で食いついた。離れたところから体ごと飛びかかってバクッとやる。そうとう空腹だったようだ。面白いので次々に入れてみたところ、まだ距離感をうまくつかめないようで失敗率が高い。一度失敗するとあきらめてしまう。虫も半殺しにしてあるのですぐに水に沈んでしまう。動かなくなるともう興味がなくなるようだ。

 バジルに巣くっているベニフキノメイガの幼虫を石の上に置いてみたら、これまた一瞬で食いつく。明るい色をしているので見分けやすいのかもしれない。沢山とってやろうと探してみたが、こんな時に限ってみつからない。

 仕方なくダンゴムシを石の上に置いてやったら、これも気に入ったようで一瞬で食いつく。ウシなんとかさんは大きくなるとアメリカザリガニを食べるそうだから、ダンゴムシのような固い殻のあるものでも問題ないのだろう。

 ダンゴムシならいくらでも取れる。なかなかいいと思い、次々に放り込んでみたが、彼らは丸くなってしまうのでかなりの確率で水に落ちて死んでしまう。落ちないまでも岩の上でじっと動かなくなってしまい、ウシなんとかさんの興味をひいてくれない。

 川でテナガエビの幼体だか、スジエビだかを取ってきて入れてみた。まるで興味がないようだ。でも、夕方以降、エビの数が減ってるようにも見える。もしかしたら食いついているかもしれない。石の影に隠れている可能性もあるが。

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いつも顔出してる
 こうやってずっと水面から顔を出すようになると動くものに興味をもつらしい。水槽越しに手をひらひらさせるだけで何かを狙うように体の向きを変えたりする。オタマ時代は瞬きをしないけれど、カエルになると瞬きをする。三日かそこらでオタマ眼からカエル眼になってしまう。昆虫の変体もおもしろいけど、カエルのそれは脱皮もせず目の前で繰り広げられるんだから驚きにたえない。

 オタマジャクシたちは相変わらず変化なし。やはり植物質の餌がすきなようで、ホウレンソウやレタスを茹でたのを食べている。それと、石にくっついているぬるぬる、たぶん藻類なんだと思うけど、そういうのをこそげ取って食べているようだ。

 ウシなんとかさんの写真は現在整理中。時系列に並べたらきっと面白いはず。


[翌朝の追記]
 朝見ると、エビは4頭ほど死んでおり(低酸素に弱いそうだからそのせいだろう)、残りは元気に水草の掃除をしているみたいだから、ウシなんとかさんはエビをほとんど食べていない。今の大きさだと口に入らないのかもしれない。やはり虫を入れてやるべきだ。

コーン茶

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 前から気にはないっていた韓国のコーン茶。お試し用なんだか、口では言えない理由からなのか、こんな袋に入って69円だったので買ってみた。ちなみに、この袋の隣には3倍くらい入って100円だかの、ちゃんとしたパッケージのコーン茶もあったんだけど、不味かったら痛いのでこっちの袋にしてみた。でも、今思えば韓国語が書いてある袋のほうが面白かったかな。安いし、不味かったら捨てちゃってもいいわけだし(もったいないお化けが出るぞ)。

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 袋をあけるとポップコーンみたいな香り。香ばしくて、しかも蜂蜜をからめたみたいな甘い香りがする。かなり大粒のトウモロコシで、茶色くなるまで炒ってある。

 たしか韓国はトウモロコシの栽培が盛んなのよね。日本の麦茶みたいにトウモロコシ茶を飲むし、トウモロコシで作った麺があるって聞いた。先週の「鉄腕DUSH」では、オルチェンイクッスというトウモロコシの粉を水で溶いたのを加熱しながら練って、容器に開けた小さな穴から水に落として作る麺だった。ビーフンの作り方に似てるけど、ビーフンみたいに上から圧力をかけるんじゃなくて自然に穴から落ちてた。鶏卵索麺の作り方にも似てる。でもなんで올챙이국수(オタマジャクシ麺)なんだろ。番組で食べてたのは細長い普通の麺みたいになってたけど。

 脱線ついでに韓国語についてもうちょっと考えてみるんだけれど、日本ではコーン茶って言われているから、韓国でも콘차とか呼ばれているのかと思ったら、옥수수차(オクススチャ)と呼ばれているみたい。もちろんグーグル画像検索さんに聞いたのよ。옥(オク)=ぎょく=玉なので(そういえば某国の将軍様の愛人にキムオク=金玉さんて人がいたわね)、中国語の玉黍とか玉蜀黍のような単語を音読みしたものっぽい。

 閑話休題、コーン茶なんだけどね。隣においてあった韓国語のパッケージには、日本語で作り方も書いてあったんだけれど、それによると、

1. 2リットルの水にカップ1杯のコーン茶を入れる
2. 火にかけ、沸騰したら火を止め、30分おく

とあったので、麦茶と同じだと思い、やかんで大量に作ってみたのね。加熱してる間もいい匂いがしてほんとに美味しそうだった。30分のつもりが1時間くらいおいちゃったけど、大した問題じゃない、よね?

 できあがったものは麦茶と同じような色のお茶。言われなかったら麦茶か烏龍茶に見えるけれど、香りがやっぱりポップコーンみたい。おいしそう。

 ところが、飲んでみたら謎の味。不味くはないんだけれど、酸味を感じる。甘い物を食べたあとに口に残るような酸味。ひょっとするとトウモロコシ自体の糖度のせいなのかもしれないけれど、検索するとどのサイトでも口をそろえたように「癖のない味」と書いているのが腑に落ちない。この酸味は充分に「癖」と言えるのでは。わたくし、またなんか変なものつかまされた? 古くなってるとか、粗悪品とか……(笑)