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花菖蒲とかアゾラとか

 毎日一記事ずつ更新しろよと自分ツッコミを入れつつ今日も連続更新だ。だって他のことに熱中してることもあるんだもん。

葛飾菖蒲まつり開催中らしいんですけどね

 今年は水元公園入り口に演歌歌手のポスターがないけど歌謡ショーはやってないの? 区役所のお知らせを見ても歌謡ショーって書いてないのね。やはり今年はやらないのかな。ぜんっぜん興味ないけど毎年あるものがないと「あれ?」って感じ。

 ちなみに、まつりの正式名称は「葛飾菖蒲まつり」らしいです。「葛飾菖蒲祭り」でも「かつしか菖蒲まつり」でも「葛飾しょうぶ祭り」でもないらしいです。

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▲写真的にはいい感じですが、ハナショウブは好きじゃないんですよう。特にこの写真みたいな咲き方のはあまり好みじゃないんですよう。

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▲これなんかは上のと比較すると多少好みの咲き方だったりしますけど、基本あんまり好きじゃないんですよう。

浮き草の絨毯

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▲むかし「雲の絨毯」とかいうドラマがあった気がしますが、水元公園の水生植物園が浮き草の絨毯になっているんですよう。お子様とか歩いて行ってしまいそうですが、おもいきりおぼれてしまいますよう。おぼれてみるのも勉強のうちかとおもいますが、すぐに助けてあげられるようにお子様連れのご父兄のみなさまがたは、よく見張っててくださいなのですよう。っていうかご父兄のみなさまがたのほうが素で落っこちそうな気がしますけど。

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▲もっと接近してマクロ撮影したかったのですが、釣り客がけっこういて恥ずかしかったのでやめましたのですよう。オオアカウキクサ(アゾラ)?

妄想のつづき

 前回は ウソニュースをランダムで表示するフラッシュデータを妄想して、swfファイルを直表示した時と、ブログに貼り付けて表示したときとで動作が変わってしまうことに悶絶し、外部ファイルのURLをhttp://からのフルパスで書くことで解決したが、そんなことで解決する理由がまったくわからなくて悶絶したところで終わった。

 理由はわからないけれどフルパスならいいんかと思い、設定用の外部ファイルにニュース記事のある場所のURLを書いて変数に渡して(っていう言い方であってるのか?)、url+ファイル名みたいな感じでニュースファイルを開くようにした。

 が、しかし、ローカルではうまく動くけどブログに貼ったらまた動かなくなった。二時間くらい考えたらわかった。設定用のファイルがある場所もフルパスで書かなきゃだめなんじゃん?

・設定ファイルを開いた時に「ニュースファイルと設定ファイルがどこにあるかわかる」
・設定ファイルがどこにあるかわからないと設定ファイルを開けない。
・設定ファイルの場所をしらべるために設定ファイルを開く
・設定ファイルがどこにあるかわからないと設定ファイルをひらけない……

 究極の合わせ鏡、あるいはヤギさんゆうびん……ぎゃあああ。


 ぜえぜえ。なんかあるはずだ。なんかきっと回避法があるはず。なきゃおかしい。ないわけない。っていうかわたしバカすぎ。こんな天気いいのに出かけられずに、こんなアホなプログラム書いてるなんてーーーー。

でかけそびれた

 今日は早起きしてぐんま昆虫の森に行く予定だったんだけど、夜中に雨がふってたし、天気予報を見ると午後から雨だっていうから、なんとなく出そびれて結局行けなかった。

ぐんま昆虫の森・公式サイト
 ここね、しばらく前にどっかの番組で、無駄な箱物として話題になったことがありまして、なんでも一日に1000人とかお客が来るとペイする計算とか(数字はうろおぼえなので間違ってるかも)、頭を疑われるような皮算用で建てちゃった施設なんですと。しかも、群馬なのに南国の昆虫なんか見せてると。まわりに自然あるだろ、みたいなー。

 まーでもほら、南国の昆虫を見せるために建てたんじゃなくて、群馬の自然にしたしむために作られて、ついでに南国の虫も見せてるんだから、そこらへん取り違えちゃいけませんやね。まわりの自然でみたもの、つかまえたものを「これなんですかね?」って専門家に質問できる施設もかなり貴重ではないかと思うのです。まあ、その程度の用途だったらあんなに立派な施設じゃなくてよいとも言えますけどー(笑)

 現在午前11時半ですが、雨はふりそうもないですねえ。行けばよかったかな。ド平日の寂れ感を満喫する予定だったんだけどな。

タグ:群馬

フレンチフライでも食べてマターリと

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 今日はいろいろやろうと思っていたことが沢山あり、特に脱出ゲー関係をそろそろつっこんでやりたいと思っていたのに、ろくに進まずに終わってしまいましたよ。

 何がいけないって、朝から折り紙のことやら、youtubeのことなんかを考えてしまったのがいけない。今朝は突然、薬包紙について考えはじめて、あれは日本特有のものなのかなあと思い、药包(簡体字)や藥包(繁体字)で検索をかけてみたところ、台湾の人が作っているらしきサイトに、日本のとほぼ同じ包み方の薬包紙のイラストをみつけました。おお、中国文化にも薬包紙は存在するのか?!

 が、しかし。台湾は戦争中に日本文化の影響を濃く受けている可能性もあって、もしかすると薬の包み方も日本式なのかもしれんなーとも思うのです。たしか、占領以前の台湾にはなかったもので、日本軍が持ち込んだものは、日本語のまま台湾語(中国語とは別どすぇ)になってる例もあると聞いたような。「がっこう」とか「びょういん」とか、そんな単語だったと思うんだけれど思い出せない。まあ、とにかく、薬包紙の包み方も日本から持ち込まれた可能性を今のところ否定できないのですよ。現に簡体字の药包ではそれらしいものがヒットしなかったし。

 なら韓国はどうかと思うのだけど、infoseek先生に薬だの包みだのを韓国語に訳してもらって検索をかけたけれど、日本語と同じで同音異義語が多く、そのくせカナ表記しかない国なので、短い単語のみで検索をかけても関係ないものばかりヒットしてしまう。韓国文化を波乗りするにはそうとうの韓国語力が必要と思われるのです。

 そもそも、散剤を一服ずつ紙につつむ文化というのはいつごろからあるものなのか。漢方しかなかった時代にはあったのか、それとも蘭学が入ってきてからなのか、あるいは明治以降なのか。蘭学や、明治維新以降の欧米文化の影響ならば、アメリカやヨーロッパにも薬包紙の包み方があるはず。

 が、しかし、どうやって探せばいいか見当もつかない。「大草原の小さな家」のベイカー先生や「大西部の女医物語」のクイーン先生は、散剤をどんなふうに処方していたかしらと脳内検索をかけるもこれっぽっちも思い出せず。そういえばメリー・ポピンズが子供たちに薬を飲ませていたような気がするけれど、あれは紙包みじゃなくて瓶から直接だったような。もしかしたら散剤を瓶から直接なのか? いや素直に液体なんじゃないかとも思えるし。

 というわけで、結局なにひとつわからなかったんですけど、身近に外国人の知り合いがいる人、外国に住んじゃってる人は、薬包紙を知ってるか聞いてください。↓こーゆうやつですよ。
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▲これは折り紙で折ったけれど、実際には正方形のパラフィン紙で一服ずつの散剤(ときには錠剤も)を包むのです。糊で袋にしたものは違います。あくまで折って包みにしたものです。

 そんなこと考えてるうちに、半日くらいあーっという間に過ぎたわけよ。なんだか知恵熱出そう。折り紙じゃなくてほんもののフライドポテトを食べたいわ。

タグ:おりがみ

北海カンロをね

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 切ってみたんだけどね、やたら美しいエメラルドグリーンで、ひょっとしてものすごく甘いのかしらと思ったんだけどね、想像したほど甘くなかったです。いや、もちろんちゃんと甘みはあったのですが、このいかにも熟れてますという香りや、甘露という名前から連想するほど甘くない。マクワウリなのでメロンのような強烈な甘さは期待すべきじゃないのでしょうが、以前いただいたナシウリの、あのめくるめくおいしさに比べると、なにやらバカにされたみたいな味。

 見た目がやたらとハグラウリに似てますが、実は味のほうもハグラでした。ズバリ言って甘いハグラウリです。食感がそっくりで甘さの質も似ている。ハグラウリは漬物用でどんなに熟れても甘くはならない品種ですが、わたしは熟れたハグラにも甘みがあると思う。生かじりしてみればわかるけれど、遠くかすかにメロンを思わせる甘さがある。

 そもそも、メロン、マクワウリ(北海カンロ、ナシウリなど)、ハグラウリ(≒シロウリ)は同じ種(しゅ)から派生した変種(あるいは品種)で、きわめて近い、というよりほとんど同じものらしいんですけどね。なので味が似てても不思議じゃない。甘くならないハグラウリでさえ甘みを感じるのだからと、北海カンロに期待をかけすぎているのかもしれないです。あるいはまだ食べ頃ではないのかもしれないし、しばらく常温で放置して追熟させてみようかと思ってます。

 それにしても、いつぞや千葉の農場の方にいただいたナシウリはおいしかったなあ。味の質や食感がハグラ系のウリとはかなり違う感じなんですよ。こうなってくると、やはり本場真桑村のマクワウリを食べてみたいものだと。あれはハグラ系なのかしら、それともまた別の味がするのかしら。しかし岐阜県は遠い。アンテナショップが六本木にあるらしいけど六本木も遠い。ついでがぜんぜんない。

北海カンロきたー!!

 虫の餌をとりに行って、こんなとこまで来たら亀有もうすぐじゃんということに気づき、そのまま歩いて買い物に行った。アリオのヨーカドーで北海道フェアをやっていた。いいにおいだなぁと思ったら、夕張メロンのとなりに……ハグラウリ? ちがう、北海カンロだー!!! 何年も前から食べてみたかった北海道のマクワウリ~。

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 でも値段を見てびっくりしたよ。えええっ、こんな小さいのが750円? しかし、隣にあった夕張メロンを見て納得。メロンは3500円だった。とりあえず二個購入。いや、メロンのほうじゃなくて、マクワウリのカンロね。目の前にマクワウリがあったらメロンはアウトオブ眼中なの。

 カンロの入った袋を持ってあるくだけで、どこへ行っても甘い香りがついてくるよ。部屋に置いてもマクワウリの香りでいっぱい。もったいないからまだ食べてない。明日あかるいところで写真とってから食べるー。

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 月形町JA のシール。やはり月形で作ってるんだね。

◎JA月形町
http://www.hamanasu.to/ja-moon/
 マクワウリに血眼になっていたときに見に行ったらメールフォームが正常動作してなかったのを思い出すなあ。今はサイトもきれいになっちゃって……あらメールフォームはやめたのね(笑)JA月形町農産物ってところに北海カンロの紹介がある。皮をむいたら種を取らずに丸かじりだって。えー、種はとるのー。蒔いてみるんだもん。

ぶたぶたこぶた

 タイトルに意味なし。「ぶたぶたこぶた」と来たら「おなかがすいた ぶー」ですか? わたしは「なははでちょい」です。オタクでごめん。

催促

 先日の英語での折り方教えてメッセージを放置していたら、英語わかりますかって日本語まじりのメッセージが来てしまった。川崎さんに著作権があるから公開できないよって英語で返事したら、かろうじて通じたようだ。ありがとうエキサイト翻訳。

youtube騒動

 上記の件とはぜんぜん別件でyoutubeをとある用途に使っている(アカウントもchinjuhじゃないのでやってる)。

・ある動画をある日時以降に公開してほしい
・しかし、公開前に確認したいのでURLを教えてほしい

と言われてしまった。

 そいつとは友達や家族の手続きをしてない。
 ついでにいえば、わたしはそいつのemailアドレスを知らん(某SNS内のメッセージでやりとりしてる)。
 わたしはそいつの youtube ID を知らん(ちなみに相手には過去に公開してよい動画のURLを教えたので、わたしのIDを知りうる状態にあるはず)

 こやつはわたしにどうしろと言っているのだろうか。「友達になりたきゃ招待状を送ってきやがれ。話はそれからだ」と言ってほしいのでしょうか。

 わたしゃ、こいつとのやりとりのためにyoutubeを使い始めたので、実はまだyoutubeの使い方をよく理解してない。もしかしてこっちの認識がおかしいのかと思い、友達や家族になったりする手続きをやってみるために、無駄なアカウントをもう一個作ってしまった。

 仕方ないのでSNS内のメッセージでURLを教えて「友達のみに公開する設定にしたので見られなかったら友達の登録をしてください」と返事をしたら「IDを教えてください」と返されてしまった。

 ……コイツ、素人だったのか。相手にしたわたしがバカじゃった。報酬はもらえる予定だけどポイントで100円分くらい。フザケンナと言いたい。あたしゃ暇なときほど忙しいのよ。こんな暇あったら虫でも見に行くって(怒)

ありゃ、福沢アナが泣いてる

 テレビつけたらTBSの「ピンポン」で福沢アナがいきなり大泣きして視聴者に謝ってるよ。なんとかいうスポーツ選手(ハニカミ王子か?)の取材で、その人の生の声がほしいというので、同行する選手にピンマイクをつけてもらって会話を録音したらしくて、しかもそれを放送しちゃったんだと。ターゲット本人には無断で。平たく言うと盗聴ってこと?

 それをね、福沢アナが泣きながら謝ってた。謝りながら「親友に裏切られた気分」と口走っていた。そりゃそうだ、そんな取材を指示したのは福沢アナじゃないだろうしねえ。CMが明けたらスタジオはいつもの雰囲気だった。福沢アナはしばらく神妙な顔してたけどね。

散歩にでも行くかー

 そういえば、そろそろオオクロハバチ(?)の餌をとりにいかなければ。餌のトネリコがさあ、すぐ近くで手に入らないのよ。まあ歩いて20分くらいのところなんだけどね。運動がてら行ってくるかー。

蟹退治>待たされたあげくに

 蟹退治、前回までのあらすじ…

 とりあえず駅前の病院へいき、レントゲンとCTを取ることになった。すげー混んでて検査の前の検査だけで待たされた。とにかく待たされたなんかすごく待たされた。

CTスキャンってどんな検査?

 生理食塩水の点滴が半分くらい終わったところでCT室に呼ばれた。CT室にはドーナツ型の巨大な機械がある。わたしはCT撮影は初めてじゃない。造影剤ナシとアリの両方でやったことがある。やったことのない人のために説明すると、CTスキャンっていうのはレントゲンのえらいやつで体の輪切り写真を撮れるやつ。よく健康番組でメタボリックシンドロームの説明をするのに、おなかの輪切りみたいなX線写真を紹介してる、あれがCTスキャンで撮影したものです。

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▲こんなドーナツ型の機械に可動式のベッドに横たわって入る……それにしてもどうでもいいイラストである。

 CT撮影には痛みはない。レントゲン写真が痛くないのと同じ。ベッドに横たわって巨大ドーナツの中に入るだけ。ドーナツ部分は奥行きが大してないので閉所恐怖症の人でも大丈夫と思う。ただし造影剤を使う場合は点滴で入れるので、注射が苦手な人はちょっと恐いかも。

 そうそう、わたしが初めて造影剤アリのCTを撮った時、ものすごく疑問だったことがある。一体どこから造影剤を入れるのかってこと。だって、撮影する場所は病気によって違うでしょう? 頭の撮影、おなかの撮影、明後日ほども場所が違う。腕からの注射か点滴なら恐くはないけど、首や足の血管に刺されるんだったらイヤだなと思った。でも心配ご無用。首から上の写真も腹部の写真も腕からの点滴だったよ。

 電動式のベッドに横たわってドーナツに入り、撮影する場所を確認すると、生理食塩水の管に造影剤の管をつないで薬を入れる。痛みは注射の時だけと書いたけど、実は薬が入ると体が熱くなるという謎体験が待っている。最初は喉のあたりがボワッ。たちまち浸透して肛門のあたりがボワッ。うほっ、なんだこのめくるめく感覚は!! 残念ながら快感ではない。でも面白い。腕から入った薬が、ほんの一瞬で全身に回っていく様子がありありとわかるんだから。なるほど、これなら全身どこの撮影でも腕からの点滴で済むわけだ。

 造影剤が入ると撮影本番。ドーナツの中でなんらかの機械がクルクル回ってる。
「息を吸って……止めてください」
という録音音声の指示があって、20秒くらい我慢していると
「楽にしてください」
と言われる。これで撮影終了。待ち時間さえなければ楽な検査だと思う。生理食塩水が終わってから点滴針を抜いてもらった。

待たされたあげくに太りすぎ?

 CT撮影が終わってまたしばらく待つ。空腹でふらふらしてるのでどのくらい待ったか記憶なし。内科の診察室に呼ばれ、女医さんとやっとまともな会話。先生が言うにはレントゲン、CTともに、ガスがたまっているということもなく、特別に異常もないとのこと。
「でもこれはあなた、ひどいわよ。メタボリックよ!」

 メタボリックって、内臓脂肪がたまるアレのこと? CTは輪切りの状態で何枚も撮影するんだけれど、どの写真も黒い隙間だらけ。外側に白くくっきり写っているのが皮膚だの皮下脂肪だのとして、中の黒いところが内臓脂肪だということ??

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▲こんな感じの画像だった。自分の写真は手元にないのでネットにあった内蔵肥満の人の写真を参考にしたよ。追記:自分は皮下脂肪がそうとう厚いはずだと思ったんだけど、最近の検査画像を見たら実際にはここまでひどくなかった。腹側にはついてるけど、背中側はもっと脂肪が薄いみたい。

 太りすぎなのは自覚しているから笑ってごまかしたけれど、そんなんで急に息苦しくなったり疲れやすくなったりするものなのかな。

 釈然としない顔をしていたら、女医さんがまたこう言いました。
「でも、腹水という可能性もあるから、肝臓の検査もしたほうがいいかな。来週の水曜日に来られる?」
「はあ、来られますけど」
「じゃあ水曜日の午後ね……ええと、ちょっと待って。念のために外科の先生にも見てもらうから、もうちょっと廊下で待ってて」
「は、はあ?」

 で、また待たされるの。もうイヤだー!!!


 ……というところで次回につづく。

飛行船(今度は料理じゃなくて)

 小さい頃に鯉のぼりの顔みたいなペインティングの飛行船を見た。保育園の園内放送で園長先生が「みなさん、お庭に出てください。ユーフォーが飛んできましたよ」だなんて、子供だましのアナウンスとかしちゃったりして、みんなで外に出たら飛んでた。

 白い機体に赤や黄色の鮮やかな模様。目玉みたいな黒い●が書いてあって、UFOというより鯉のぼりだと思った。というか、UFOの意味をよくわかっていなかったので、ああいう形でああいう模様をしているのがUFOで、ヒコウセンというものの別名がUFOなんだと思いこんでしばらく過ごしたような気がする。

 翌日の新聞に写真入りで大きく報じられて、その当時の新聞なので白黒写真なんだけど、前日に見た鮮やかな色をはっきり思い出して、なんだかカラー写真を見てるみたいだった。そして、大人が大騒ぎしているのだから、UFOというのはそうとう珍しいものなんだとわけのわからない納得をした。園長がよけいなことを言うから悪いんだぞー。

 それがわたしの初飛行船で、そうとう印象深かったと見えて、三十年以上たっているのにどんな感じの模様だったか思い出せそうなくらいハッキリ記憶に残ってる。ただ、誰が飛ばしたものなのか今まで調べてみたことはなかった。こういうのはインターネット時代ならあっという間に調べがつくけれど、そうでないと昔の新聞をはしから読むとかしないと調べがつかないものだし、そうまでして調べるほどの興味があったわけでもないし。

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▲こんな模様で、社名などのロゴは入っていなかったと思う
記憶にある空は青くはなく、曇っていたような気がする。

 今ならたぶん、調べがついちゃうんだろうと思う。30年以上昔とはいえ、飛行船なんてそう沢山あるものじゃないし、当時新聞に載ったということは、なにか大きなイベント関係である可能性は高いから。

 前から漠然と思っていたことだけど、記憶にある飛行船の模様が太陽の塔に似てる。ということは大阪万博関係? ちょっと調べてみた。万博は70年。群馬で見たので72~73年くらいじゃなきゃいけないから年代があわない。

 じゃあ「岡本太郎 飛行船」でどうだ。

 あった。画像検索の一枚目。ネタにもならんほど記憶通りだ……もうすこしボケろってば、わたし。

 名前はレインボー号で、やはり岡本太郎デザインだった。飛んだのは73年。ぴったりだ。さらに明日への神話再生プロジェクトの日記によると、最初はスポンサーのロゴが入っていたが「大空はみんなのものだ。そこに広告を入れて飛ばすなんてけしからん!」と太郎氏が怒ったので、スポンサーが快くロゴを消してくれたと。どこにもロゴがない飛行船を見て、「あれはどこの会社の飛行船だ」とかえって話題になったと書いてある。そう、そんな感じ。翌日の新聞報道や大人の反応が醸し出していた空気と同じ匂いがするエピソードだ。

 正体があっさりわかってしまい、すっきりしたかというとかえってつまらない。わたしとしては正体不明のUFOで、みなさん情報をお持ちではありませんかと書きたかった。なんならたまっているポイントを使ってはてなの人力検索にかけてもよかったのに。世の中便利すぎる。こういうどうでもいいことはわかりたくなかった(笑)


ニッセンのスマイル号
 先日ひさしぶりに飛行船を見た。ニッセンがチャリティーキャンペーン用に飛ばしているスマイル号。記憶の飛行船には音がついていない。聞こえていたけれど覚えていないだけかもしれない。スマイル号はうるさかった。ヘリコプター並みに騒々しいプロペラ音がした。

タグ:群馬

リトアニアのジャガイモ団子ツェペリーナイ

・昨日の飛行船は大きすぎた
・昨日の飛行船はジャガイモ部分が緩すぎた
・昨日の飛行船は茹ですぎた

 このような反省点をふまえてリベンジ。

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 大きさは昨日の半分くらい。ご飯のおかずにするならこれで充分のような気がする。

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 ジャガイモ部分の水分を減らしてみたら、長時間茹でても崩れなくなった。半分に切ってみてもこのとおり崩れない! これはこれで旨いんだけど、欲を言うともうちょっと柔らかくてつるんぷるんとしてたほうが美味しい。昨日と今日の中間くらいがいいなあ。

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 ツェペリーナイはツェッペリンだから、硬式飛行船のことだと思うんだけど、何が硬式で何が軟式なのかいまいちよくわかってないわたくしです。このニッセンの広告を付けて飛んでるのは硬式? 撮影 07/06/01


※以上、4日にアップする予定だったの忘れて5日朝に投稿。


◎作り方はこの本に載ってるのでみなさん挑戦してみてください。

ロシアの郷土料理

タグ:民族料理