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あの時のように 今日も明日も

*ぐえっ
『題名のない音楽会21』でもお馴染み、ピアニストの羽田健太郎が死去
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 テレビ朝日系『題名のない音楽会21』の司会者であり、ピアニスト、作・編曲家の羽田健太郎氏が6月2日に肝細胞癌のために死去しました。58歳でした。
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 うー、マイ・フェイバリット世界三大デブのひとりだったのにー。それはもう、そうとう昔のことなんだけど、NHK教育でピアノでポップスを弾く入門番組があったのよ。先生は別の人で、ハネケンはゲストキャラ的にスタジオに居て、たまにお手本でピアノ弾いてたの。その格好良さったらなかったよ。たらこのような指がグランドピアノの鍵盤の上をところ狭しと駆けめぐるんだもの。あれを見たら目がハートになっちゃうって。

 ここしばらく日曜の朝はケーブルテレビを見てたので『題名のない音楽会』を見てなかった。なんでも3月の中頃の放送を最後にお休みしてたんだってね。最後の放送を見逃してしまったのは一生の不覚。松戸の駅ビルに崎陽軒の売店があるらしいので焼売買って追悼するよー。

 追悼といえば、追悼商法でもなんでもいいのでハネケンのBGMでウィザードリィを出し直していただけないものかと。ファミコンの1~3とスーファミの5を持ってるんだけど、他にもあるのかな。今時なのでDSとかで動くようにしていただけるとうれしいのです。ずーっとハネケンで洗脳されてるので脳みそがハネケンの音楽でないとウィザードリィと認めてくれない。いまさらRFケーブルでテレビにファミコンを取り付けるのがメンドクサイので出たらマジ買うからハネケンの音楽付きでDSに移植してー。おねがい。

題名のない音楽会・公式

*某ルネサンス
 今週はビデオにとったのでさっき見たんだけど、なんかエンディングで徳光さんが恐いぞ。

 おじさんたちが「子供の頃はあんな感じだったよね」という話でもりあがり、徳光さんが「久本さんはどう?」と話をふると、マチャミは「わたしはそんなに年とってません」みたいな返事をする。

 そこで徳光さん、顔は笑ってるけどキツイ口調で「ホントに合わせない人だね」って……こ、こわい。ある意味見逃せなーい(笑)

*あれ?
 虫かごに入れてあったハグロハバチの幼虫が全部いなくなった。ちゃんと虫かごに入ってたのになあ。99円(税込み104円)じゃお気に召さなかったのかしら……ってそういう問題ではない。蛹になるのに餌場を離れたのだとしても、どの隙間を通ってカゴの外へ出たっていうのかしら。謎だらけハグロハバチ。次にやるときはもうちょっと気をつけるよ。

*ついでにオオクロハバチらしきヤツを
 街路樹のニワトコに毎年ものすごい数のハバチの幼虫がつくので、今年こそオトナになるところを見てやろうと思い、数日前に枝ごと採取してきた。ニワトコを食草とすることから考えてオオクロハバチのような気がしてる。でも、どいつもこいつもまだ若くて小さすぎるから、育つ前に蒸発するかもしれないね。なんせ、もっと大きなハグロハバチの幼虫がカゴの中から消えるんだもの!

ハグロハバチの幼虫?
↑これは昔写したやつ。

桜色のカクテル(もうちょっとマシな写真)

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 昨日の写真が不味そうなので撮り直したよ。黒い紙か布でバックを作ってライトをあてたら……というのを考えたんだけど、近所で材料が手に入らず、仕方なくあり合わせの布で若草色のテーブルクロスを作ってみた。

 でもサパーリダメね。フルートグラスを上から写してもなんの意味もない。まあ、100円ショップのダサイグラスなので、横から写したら「なんじゃこの下品なシルエットわっ」となるに決まっているんだけど。

 添えてあるのはスイスロールの輪切りとヨーグルト。トッピングは薔薇の花びらとリンゴのコンポート(ジャムを作ろうとして手が滑ってコンポートになってしまったのだっ)。

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 こんな感じで溶け残ったヨーグルトが吹雪のようで美しいんだよ。


 いろいろ試して思ったんだけど、赤いシロップをブルーキュラソーに変えて、ヨーグルトを小さじに0.5~1杯くらいほんの少し加えてかき回したら、海の中に雪が降ってるみたいにならんかしら。タイトルはマリンスノーで……って思って検索したら、マリーン・スノーという名前のカクテルはすでに存在しているそうだ(作り方はぜんぜん別。ヨーグルト使わないし)。実験しようかと思ったけど、近所じゃブルーキュラソーが手に入らない。

 ちなみに、普段酒飲まないので、どうせ買うなら変わったのを買おうと思い、こんなのを用意してみたよ。


牛乳焼酎 牧場の夢 720ML
価格 1,429円 (税込1,500円) 送料別

 米・牛乳・温泉水を発酵&蒸留して作った焼酎だって。ストレートで飲んだ時は「味は普通。というか度数があるのでキツイ。牛乳から連想するマイルドさを求めて飲んでしまうとむしろ不味いと感じる」というような感想だったんだけど、氷を入れたフルートグラスに注いだら一瞬「おおっ?!」乳製品の香りがふわっと立ち上るの。面白い。さらにレモン汁を注ぐとヨーグルトを連想させる味と香りに変貌。甘くないカルピスで作ったお酒みたいだった。

 これね、飲むだけじゃなく、化粧水や育毛剤として肌につける人も多いんだって。材料が牛乳と温泉水だからねえ。変な化粧品よりずっと肌にいいのかも。

# このページの桜色のカクテルは
http://gs.gotmail.jp/
↑ここにあるゲーム(無料 要FlashPlayer)に出てくるもので、作り方もゲームの中に出てきます。

# もし、ゲームのヒントがほしくてたどり着いたんだったら、たかが4種類しかない材料を混ぜる順番なんて、端から試せばいつか当たると思いませんか? 材料の一部は計って使うこと、必要なくなったアイテムはシャドーがかかってクリックできなくなるのがヒント(詳細を見られるうちは使い道が残ってるってことなんですよ)。

日記いろいろ

*円筒ポスト
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 東京と埼玉の県境付近で棲息を確認。絶滅危惧種。

 他に棲息があやぶまれる種としては、赤電話・黄色電話・ピンク電話…… そういえば今朝、チャンネルNECOで九重佑三子のコメットさんを見ていて、電話ボックスが丹頂型だったのに微妙に感動。わたしが物心ついた頃にはもうなかったなー。

# 丸形ポスト 丸ポスト

*桜色のカクテル
 1日にリリースされたgotmailの新作「The Shochu Bar」は、タイトルのとおり焼酎バーからの脱出。重要な小道具として焼酎ベースのカクテルが出てくるのね。それがやけに美味しそうなので作ってしまった。

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 写真がダサくてごめん。材料は用意したんだけど撮影用のロケーションは用意できんかった。材料や作り方はゲームに出てくるので解いてみてください(URLは下記)。

 ゲームの中でシェイクせずにかき回して作っていたので「これで混ざるの?」って思ったんだけど、これはかえってシェイクしてはいかんのね。軽くダマになった感じがサクラ吹雪を連想させて美しいんだと納得。

◎gatmailの新作出てます
http://gs.gotmail.jp/

*ベニシジミが蛹になりそう
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 今朝みたらベニシジミがギシギシからいなくなっていた。飼育箱を使わずに花びんにさしたまま鑑賞してたので逃げられても不思議はないんだけど。潰さないように辺りをそーっと片付けたら、テーブルの縁にへばりついてた。こりゃ蛹になるのかも。

 こんなに歩き回るんじゃ予想外の場所で蛹になってしまうので、飼育箱を引っ張り出す。大したもんじゃないです。ヨーカドーのオモチャ売場でで500円くらいで買ったプラスチックの水槽。厚紙で足場を作ったらさっそく落ち着くことにしたみたい。

*失敗の歴史:リトアニアのジャガイモ団子
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 例の本に出てくる料理。この写真は軽くグロ? ふかしたジャガイモをこねて作った生地で豚肉団子を包んだものなんだけど、レシピに20分茹でるとか書いてあったのを信用して油断していたら、茹ですぎてふやけちゃったのよねー。でも味はすごくまともだった。サワークリームのソースが良い感じ。

 上手に作れるように練習したいんだけど、レシピには団子が崩れないようにゆで汁に片栗粉でとろみを付けろって書いてあるのね。分量通りの水溶き片栗粉を入れるとかなりの濃度になるので、そのまま排水溝に捨てると讃岐のうどん公害と同じ状況になりそう。

タグ:ポスト

川崎ローズは世界中で大人気

*動画を公開したら
 youtubeに川崎ローズを折ってるところを動画でアップロードしたら、異国の折紙ファンから英語でメッセージが届いたよ(日本語でもとどいてたけどそれとは別にー笑)。自慢じゃないけど英語は数学の次に苦手だったのでよくわからないんだけど、どうも「折り目を付けるところから教えてー」というのが大意っぽい。が、しかし、著作権があるので全部見せちゃうのはどうかって気がする。お友だちだけに公開とかすればいいんだけど、いちいち友達になる手続きすんの面倒くさい(youtubeの機能をよく知らないし)。

 それでふと思ったんだけど、外国の人で川崎ローズを覚えたいと熱望する人のためには、一体どのような資料があるのでしょうか。相手が何人か知らないけど、たとえばamazonを通じて日本語の本を取り寄せたりできるんですかね? 

 おりがみは、折り方を考案しただけじゃ完成じゃない。折って完成したものを公開しただけでも完成じゃない。なんらかの方法で(一般的には折り図を作って)第三者が再現できるようにするところまでで作品が完成していると思う。存在は知っていても折り図が手に入らないものは日本でやってても沢山あるんだけれど、海外のおりがみファンは、もっと歯がゆい思いをしてるんだろうな。

 まあ、仮に日本のおりがみ本が手に入っても、日本人が日本語で読んでも難しいんだから、海外の人だと本を見ただけじゃ折れないんだろうなと思いました。

*パクリじゃなくてオマージュって言ってくれ(笑)
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 いや、ただのパクリです。ピンク色のが川崎さんの1分ローズで、青いのは1分ローズを品種改良して花びらの枚数を増やした3分ローズです。自分でアレンジしといて上手く折れない……orz

タグ:おりがみ

川崎ローズ(難)の折り方動画

 やばい、動画作りに快感を覚えてきたかも。いかん、そんなことしてる暇ないだろ、わたし。

 川崎ローズの難しいやつの折り方を動画にしてみたんだけど、こんなにやっちゃって著作権侵害にあたらないかな。折り目のつけかたがわからなければ折れないとは思うんだけど……ダメだったら削除するので誰か叱ってください。

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タグ:おりがみ おりがみの薔薇

今日の妄想

 こういうのを作ったら面白いんじゃないかと妄想はするものの、実現しないことは数多い。今朝は突然「ブログを見に来るたびにランダムでニュースが表示されたらおもしろいんじゃないだろうか。しかし、本物のニュースじゃなくウソニュースがいい」と思いついた。

 最初はJavaScriptでやったらいいんじゃないかと思ったんだけど、JSはほとんど書いたことがないので挫折。っていうか、枠を付けたりいろいろするんならフラッシュでいいよと思い直す。

 枠を作って、ダイナミックテキストに変数名も設定して、ランダムでファイルをオープン、ファイル内に記載されいる値をダイナミックテキストの変数に渡して(こういう書き方であってるのか?)表示させるとこまでなんとかやった。ローカルでの動作テストは成功。

 さっそくブログの一番下に貼り付けてみたところ、なぜか「ニュースがないのは平和な証拠。世はすべて事もなし。」という、ファイルオープンに失敗してる時のメッセージが出てしまう。でも必要な外部ファイルはそろえてあるんだよ。

別窓でフラッシュデータが開くよ
 その証拠に↑これだったらランダム表示出来てると思うんだけど、どうよ?

 軽く「オープンに失敗」と書いたけれど、正確に言うと、ファイルがオープンできなかったのか、オープンしたけど変数を読み込めなかったのか、イマイチ理解できてない自分がいたりする。ダメじゃん。誰かタスケテー(でも救いの手を理解できない確率120%)。

 この件がクリアになってもさらなる妄想が渦巻いているんだったりして。ニュースを投稿できるようにしたいわけよ。それにはたぶんperl(これで綴りあってる?)でcgiスクリプトを書かなくちゃならなくて、

1. 全角96文字相当のテキストを入力する。
2. news="↑で受け付けたやつ";という形に整形して、news0000.txtというファイル名のテキストファイルにする。
3. ファイル名を付けるにあたって、news0001があったら0002にするようにして、99999まで来たら00001を上書き、というようにしたい(実際にはせいぜい99ファイルくらいでいいけど例なので)。
4. ついでに言えば1で文章を受け付ける時に、全角96文字を越えたら「越えてるぜ!」とエラーを表示して受け付けないようにしたい。
5. っていうか、誰にでも簡単にニュースの体裁を整えられるように、
地名[  ]全角4文字以内
通信社の名前[  ]全角6文字以内
ニュースの内容[  ]全角86文字以内
って感じで入力欄を作って受け付けたりしちゃったりしたい。

 というようなcgiを作って「ここからウソニュースを投稿してね☆」とかしたら楽しいんじゃないかと思うが、自慢じゃないけどperlなんか入門書の3ページ目で投げたんだよ、わたしわっ(いばるなよ)。

 あー、そうだ。さらなる妄想を思いついた。世の中じゃブログペットとか流行ってて、ブログの記事から適当な文字列を切り出してペットが勝手に記事を書いたりするよね。ああいうのを適用してウソニュースに表示っつーのもアリかもだけど、そんな高度なのはどうやって作ればいいか想像もつかないんだね、ははは。

 まあ、そんなこんなで平たく言うと「こいつにプログラムの才能はない」ということなんだ、うん。脱出ゲームの次回作も考えなきゃいけないのになあ。

「つのこうばら」のねじってたたむところ

 最近なぜか「つのこうばら」という検索ワードでたどり着く人が多いみたいなんだけど、作者のサイトがトップに出てくるから、折り図が見たいならそっちで済むよね。ということは、図を見ても折り方がわからなくて困っているということなのかしら?

 折り方には考案した人に著作権があるので一部しかお見せできないけど、折り目をつけたあとにねじってたたむとこだけ動画にしてみたので、苦しんでる人は参考にしてみてねん。

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タグ:おりがみ おりがみの薔薇

最近飼ってる虫

 することが沢山あるのに眠くて手につかないよ。たまに頭がさえてくると、今度ははてなの人力検索にいりびたったりしてしまうし。雨は降ってるし、太りすぎだし。虫かごに入ってるはずのハバチの幼虫が一匹足りないし。ああ、もう、なんだかぜんぜんわからないー。などと日記風に始まりつつ、最近飼ってるもの。

*ベニシジミの幼虫?
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 餌はギシギシ。この時期のギシギシは薹がたってしまい、摘めそうな葉が少ないのが悩み。体長 1cm以下。小さすぎてピントが合わないー。

*ハグロハバチの幼虫?
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 これも餌はギシギシ。ほかにオニタビラコやトネアザミを食べるというんだけど、オニタビラコもそろそろ終わりなんだよ。ここはひとつアメリカオニアザミで我慢していただけないものかと(むりっぽい)。

象はすごいんだぞう(市原ぞうの国)

 27日の日曜日に市原ぞうの国というところに行った。ベイFMという千葉のFM局でアジアゾウ(いわゆるインドゾウ)の子供が生まれたとか、公開されたとか言ってたからだ。

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 ところが入り口まで行ってびっくりだ。「子ぞうの公開はライブ映像のみです」だとぉ?! しかも入場料が1800円って、いきなりテンションが下がる展開だ。

 入らないで帰っちゃおうかなーと思ったけど、敵は千葉である。ひょっとするとダチョウ王国級のビッグな観光地かもしれないので入ってみることにした。

 入ってみてもう一度おどろいた。ぞうの国なのに象舎にぞうがいないんだぞう?!

 どういうこっちゃと思いながら歩いていると、園内のスピーカーから萌え系アニメ声のアナウンス。「ぞうさんが歩いてくるよ! 赤い線までさがってね。 おうちの人と手をつないでいるかな? ぞうさんが歩いてくるよ!」

 えっ、何? 歩いてくるって、どういうこと??? と思ってきょろきょろしていたら、本当にぞうさんが園内を歩いて移動してるんでやんの。

 予想外のことにあわててろくな写真がとれんかった。どうやら、象舎と離れた場所に象のショーをやる広場があり、ショーのたびにいちいち歩いて移動しているらしいのよ。背中に乗ってるのは本場タイ国からやってきた本職の象使いのお兄さんたち。いきなりすごい展開だ。これはもしかすると期待できるかもしれない。

 さらに園内をまわってみてびっくり。ここすごい。名前は「ぞうの国」だけど、象以外にも動物がたくさんいる。こんだけの品揃えは動物園並というか、下手な動物園より種類がいるんじゃないのかな。トラ、ライオン、ジャガー、レッサーパンダ、アライグマ、ポニー、シマウマ、ラマ、ラクダ、ヒツジ、ヤギ、ゴマフアザラシ、カンガルー、プレイリードッグ、カバ、マーラ、カピバラ、ニホンザル、スローロリス、エリマキキツネザル、イヌ、ネコ、鳥類いろいろ、爬虫類いろいろ……って書ききれない。しかも、それらのほとんどに餌をやれるんだよ。大連森林動物園とは違って肉食獣には餌はやれない(笑) あげていいのは園内で販売しているものだけ。バナナ、ニンジン、キャベツと、鳥用のドライフードのみ。

# あ、ごめん。ニュースで話題になってる生き餌の動物園は
# 大連のじゃなく、上海だか哈爾浜だかのサファリみたい。
# まー、でもなんだその、
# 生きたの与えようが、"殺してから"与えようが
# 大した違いとは思えないわたくしってもうダメ?

 なんかね、こういう展示法って賛否両論ありそうな気はするのよ。動物は必要以上に餌をほしがる可能性もあるから健康管理が難しくなるだろうし、本来野生にあるべき生き物がペットみたいに餌をねだる姿は自然じゃない。ある意味哀れな感じすらする。A級かB級かでいえばおもいっきりB級だよねえ。

 でも、ここの動物は園で管理しているものだから野鳥や野良猫を無責任に餌付けするのとは違うし、こういう体験は無駄じゃないような気がするよ。動物と近づく楽しさを知るのはもちろん、野生動物を餌付けするとどうなっちゃうのかもわかる……というのはちょっと期待しすぎかな。上野やズーラシアの動物と何かが違うことは感じるんじゃないのかな。

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 せっかくだから象のショーも見たよ。象がダンスをしたり、象がハンドベルでチューリップを演奏したり、象が絵を描いたり、象さんのぬいぐるみを象さんから手渡しで買えるコーナーがあったりと、なかなか見応えのあるショーだった。象は本当にすごいんだぞう。ぬいぐるみなんて売店においてあってもそれほど売れないだろうに、象さんから手渡しでって言うだけで何十個も飛ぶように売れてたよ。

 そんなこんなで子象は見られなかったけど面白かった。フタコブラクダのコブにさわりまくったし、マーラの鼻面をなでたり、アライグマとも握手した。レッサーパンダの鼻の頭にタッチして、キリンに嘗められたり(バカにされたという意味ではなくて)、象に鼻水ひっかけられたりねー。

 あ、そうだ。書き忘れていたけれど、アジアゾウの繁殖例ってほとんどないのよ。2004年3月に神戸市の王子動物園が最初で、市原ぞうの国が国内では二例目らしいです。B級だけど侮れないですゾウ?!

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 カバはバナナやニンジンのきれっぱしを地面から拾えないらしく、口をあけて放り込んでもらえるまで待ってる。

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 これがカバの口だっ。吸い込まれそうだゾウ←カバに使っても無意味。

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 プレイリードッグなんかほとんど放し飼い。柵はあるけどプレイリーさんを閉じこめてるんじゃなくて、節度を知らないダメ人間がプレイリーさんの家を荒らさないようにするためだし。

 すごいよ、市原ぞうの国。ダチョウ王国といい、千葉はものすごい。

タグ:動物

グルジアの水餃子ヒンカリ

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 中国の小籠包?
 それともモンゴルのポーズ?

 どちらも違います。グルジアのヒンカリです。強力粉で作った皮に豚肉の具をつつんで茹でたもの。包み方は小籠包やポーズと同じだし、茹でるのは中国の餃子と同じ。小麦粉をこねて作った皮で具を包む料理は、日本からヨーロッパまで、どこへ行ってもあるみたい。

 同じような作り方をするからこそ、具に何を使うかはお国柄が出るようです。モンゴルのポーズは具に羊の肉を使うし、ウルルン滞在記でやっていた黒竜江ぞいの漁民の村では魚で餃子を作ってた。ヒンカリには豚肉を使うようです。『ロシアの郷土料理』に載っていたレシピでは合挽肉を使ってる。グルジアは西アジアの国だけど、イスラムではなくグルジア正教というキリスト教を信仰している人が多いので料理に豚肉を使えるんだって(注:イスラムでは豚を食べない)。それとタマネギ。ネギや韮ではなくタマネギを入れるのがグルジア流。

 でも、一番違うのは味付け。具にしっかり味を付けてそのまま食べられるようにするんだけど、塩のほかにチリパウダーやコリアンダー(シャンツァイ)の葉を刻んで入れるので、中華とはまったく違う西アジア風の味になるわけです。

 今回わたしは市販のチリパウダーを使わず、韓国の粉唐辛子にクミンの粉を混ぜて、生のニンニクをみじん切りにしたのを加えて作りました。具に香りと味をしっかりつければタレは不要ですが、お好みで酢(塩やしょう油は加えない、ただの酢)かレモン汁をつけて食べると最高に美味しいです。皮がしっかりしているのでご飯は少なめにしないと食べすぎますよ。

 ヒンカリの詳しい作り方はこの本に出ています。美味しそうな写真が多数掲載されていて、中身をお見せできないのが残念なくらい。手元に置いてニヤニヤしたい一冊!

ロシアの郷土料理

*参考モンゴルのポーズ
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↑これはモンゴルのポーズ(中国語の包子:パオズが語源?)。グルジアのヒンカリとそっくりだけど、中身は羊です。巣鴨のモンゴル料理店シリンゴルにて

タグ:民族料理