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バラとエンドウマメ

バラはやっぱり香らない

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 京成バラ園で買ってきたつるバラの羽衣は、花付きがよくてどんどん咲いてる。前にも書いたとおり、なぜかすべてのつぼみが傷ついて、一番外側の花びらだけ茶色くなってしまうんだけど、開くとこのとおり傷は目立たず、大した問題ではなかったです。

 が、しかし、香らない。今回は香りを求めていたのでなんか違う。満足度が薄いです。来年はバラ園のカタログで勉強して香るのを購入するぞー(これ以上どこで育てるんだろう)。

 ちなみにまだハバチは来ません。チュウレンジかもーん。公園から幼虫をつれてくればいいのはわかっているんだけど、やはり自然に飛来したのが卵を産み付けて行く方が満足度が高いのでー。

捨てる前にもう一度

 いつだったか、どこかの掲示板で「貝割れ大根を再生する方法を教えてください」という質問を見た様な気がする。双葉の部分を食べて、残った根っこに水をやるなり、肥料をやるなりしたら再生すると思っていたみたいだけれど、残念ながらそれはムリ。アサガオの双葉を根もとで切ったら死んでしまうのと同じで、貝割れ大根は根を残しても再生しないのです……って、改めて書くほどのもんじゃないんだけどね。

 でもー、同じようなスプラウト系のものでも、豆苗(どうみょう)だったらまた生えてくるのよ。豆苗は双葉じゃなくて、もうちょっと育ったやつだから、根っこ近くで切ってしまっても、水につけといたら芽が出てくる。

 そんでもって再生したやつを植木鉢に植えたらこの有様さ。

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 元が野菜なのでそーとー旨いらしくてね。ハモグリ画伯(絵描き虫=ハモグリバエ)が小さな葉っぱの一枚一枚に丹誠込めて絵を描いてボロボロ。支柱を立てなかったので隣り合った蔓がからみあってぐちゃぐちゃ。でも枯れてない。

 豆苗はエンドウマメの芽なので花は小さくとも可愛いのではないかと思ったけれど、咲いてるんだか咲いてないんだかわからないような影の薄い花が、たまにチラホラ咲くだけだった。栄養が足りなかったのかもしれないし、もともとこんな品種なのかもしれないし。

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 それでもちゃんと鞘なんかできちゃったりして、それなりに満足だわ。このままほっとくと鞘にも画伯が絵を描いてしまうので取って食べました。三枚しかなかったけどね。

蟹退治>そして病院へ行くわけだが

 蟹退治、前回までのあらすじ……

「腹がでっぱってきたぞ」
「あれ、なんかおなか痛い?」
「あれあれ、息苦しいんじゃないの?」
「おかしい、おなかは空くのにご飯たべらんない!」
「えーなんか腰をふるとおなか痛いしー」
「しょうがない、病院に行くか」

病院へ行くと病気になりそうなんですけど、どうしたらいいですか

 というわけでD病院へ。どういう検査をするかわからないので朝食は抜くことにした。土曜日だったので早めに出かけたほうがいいと思い、朝 9 時前にD病院に到着。なのに廊下は患者さんでいっぱい。うっかり立ち上がるとすぐに椅子が埋まっちゃうような状態だった。

 とりあえずどの科を受けていいかわからないので内科を希望。問診票を書いて受付をすませ、30分くらい待ったところで看護師さんに呼ばれた。診察前の血圧検査だって。うひー、血圧待ちで30分かい。血圧は 114/64 で正常値。

 さらに 30分ほど待たされてやっと診察室に入れてもらえた。内科の先生は女医さんで「とりあえずCTとレントゲンに行ってきて。あ、ちょっと待って。CTは造影剤を使うので腎機能の検査をするから先に採血してもいい?」と人の話もろくに聞かずに検査の指示。問診票も書いたから話は検査の後でってことなのかもしれないけどさ。

 採血はすぐにしてもらえた。わたしの腕は針が刺しにくいらしいんだけど、この日の看護師さんは上手だった。世間話をしながら血をとって「これ、あっちの部屋に持っていってください」って渡される。あはは、ここは自分の血を自分で検査部に持って行くのね。

 採血の結果を待つ間にレントゲン室に行くように指示される。たったまま腹部のレントゲン写真。これはスムーズに終わる。ちなみに、レントゲン撮るときはボタンとかジッパーとかのある服を着ていくと全部脱がないといけないので(検査衣に着替える)、いやだと思ったらなーんにもついてない服をたらっと着ていくのが吉です。

 次は CT撮影なんだけど、待てど暮らせど血液検査の結果が出ない。一時間くらい待たされた。あんまり長いので
「あのー、検査結果はまだでないんですかー?」
と看護師さんに聞いたら
「あら? まだ呼ばれません?」
だって。そろそろ空腹で目がまわりそうです。これじゃ病気になってしまうのでなんとかなりませんでしょうか。

 やっと結果が出た。腎機能は問題なし。なんの病気かわからないので腎機能でもなんでも検査してくれという気持ちだけれど、こんなに待たされるんなら腎機能の検査は拒否すればよかったかなと思った。そこは悪くない気がしていたし、過去に造影剤付きのCT撮影で問題があったことはないので。

 そういうわけで次は CT 撮影。なんか、この病院は造影剤の扱いに慎重で、先に生理食塩水の点滴をするからって、小さいパックをちゃっちゃとセットされてしまった。んげっ、コレ小さいけど終わるのに30分かかるー。ただでさえ具合悪いのに、おなか空いたよ、死ぬ~。たしかに造影剤をやったら水分はとるべきだろうけど、今までの経験では「多めに水を飲んでくださいね」って言われて終わりなのにねえ。

 そんなこんなでCT撮影が終わる頃にはもうすぐお昼ってな感じの時間になっていましたとさ。


……今回は長かったのでここでおしまい。次回はめくるめく造影剤体験とお待ちかねの診察でーす。
 


オマケとお願い

 最近点滴を受けるような病気をしなかったので気づかなかったんだけど、今時の点滴針は金属製じゃないのね。グラスファイバーかなんかで出来ててくねくね曲がる。
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 こんな曲がるやつをどうやって腕に刺すかっていうと、最初はこのグラスファイバー部分が金属製の針の内側に入ってて、注射器みたいな形したものでエイって刺して、うまく刺さってからシャキーンって金属部分だけ抜くの。

 。面白いからどういう構造になってるのか詳細に観察したいんだけど、一瞬のことなのでよくわかんない。自分の腕にさされちゃってるし写真とるような余裕もなし。誰か資料を持ってたらくださいっっ。こういう本に載ってるから図書館で探せとかの情報でもいいです。よろしくー。

ふらいんぐ・つーゆー

梅雨の走り

 うげー、雨だよ。晴れた日が続かない。晴れると暑いけど雨が降るともっと暑いんだよー。雨が吹き込んでくるから窓を開けられないし、閉めると空気がこもって物凄いよ。「毎年海の日までは空調を使わない。それが地球への挑戦だ」とか言って6月の終わりには負けてしまうわたくしですが、今年は5月ですでに負けそう。

 なお「梅雨の走り(つゆのはしり)」とは、5月の後半、まだ梅雨に入っていないのに雨がふったり止んだりすることだそうです。走り梅雨(はしりづゆ)とも。梅雨のフライングですな。

虫ばっかり

 ランダム表示版はだいたいできた。成虫と幼虫を別扱いしてるせいもあるけど246種類もあったよ。もうゲッソリだ。ランダム表示をさせるために、1 種類につき 1 ファイルにしないとうまくないと思い、適当に始めたら数が多すぎて後悔したよ。手作業で適当にやったから編集途中でなくなっちゃた虫とかありそうで鬱だし。まあいいか。

 「種名別に読む」メニューは古いファイルへのリンクになってるんだけど、後々これも変える予定。grepで「種名」をリストアップしてエクセルに放り込んで整形すればいけるか? あー、でも、分類は手作業でやらなきゃダメかなあ。

社保庁をやっつけにいくぞー

 とか言うと、この人また誰かにクレームつけて戦ってるわけーって思う人がいるかもですが、わたしじゃないのよ。停留所でバスを待っていたら、突然まったく知らないおばさんがやってきて、なんの脈絡もなく「さっきね、NHKで見たのよ」っていうの。誰だっけこの人って思ったけど知らない人。

「年金が消えるって話をね……実はわたしのもね、昭和43年におとうちゃんと結婚してね。ちゃんと一緒に払ってたはずなのに、ないっていうのよー」
「は、はあ……」
「それでこれから社保庁へ行くの。だって困るでしょう? わたしも来年から年金がもらえるはずなんだけど……」

 どうやらクレームをつけにいくので気分がもりあがっちゃっているらしいのです。「その息ですっ。やっつけちゃってください!!」と励ましておきました。

 社保庁って何様なんでしょうね。何十年も前の領収書をとっておけだなんて。普通の会社だって5年たったら領収書は破棄しますよ。それなら社保庁が5年以上前のデータを持ってなくても仕方ない? とんでもねー。立場が違う。社保庁の仕事は年金関連の管理なんだから、昔のことは知らないなんて状況が発生しちゃうんなら存在意義がない。銀行に積み立てるか生命保険にでも入ったほうがなんぼかマシじゃないですか。

 ってな話をおともだちとしていたら「いっそのこと、社保庁では昔のデータなんか管理しないので領収書は死ぬまで保管しろと言えばいい。そんなこと普通の人はしないから、代わりに銀行とかカード会社が、うちから払い込んだら記録を一生保管しますというサービスをはじめる。特にカード会社のサービスに期待。カードで払ってポイントがついて領収書の管理もしてくれる。八方丸く収まってバンザーイ」って言ってた。それだっ。それにしろ。これからはそうサービスをやっちゃってください>カード会社のみなさん。

 が、しかし。過去に発生したことはどうにもならんのです。自分では払っているつもりなのに会社が滞納してそれっきりになっているケースもあるらしいですけれど、そういうのと本当にデータが消えたのと、どうやって見分けるつもりなんでしょうか。やっぱり社保庁ダメ。おばちゃんカワイソス。

暑い……

 昨日は熊谷や館林で気温が32度を超えたらしいよね。東京もものすごい暑さだったよ。

逆血してたらほんとに漏れてないのか?

 昨日はCTを撮りに行った。先週の土曜日に血液検査に行って、特に問題はないけど最後の抗癌剤から4ヶ月なので撮りましょうってことになったのね。なんでその日に撮影できないかというと、造影剤のオーダーに時間がかかるらしいんです。まあそれは了解済みなので問題ないんだけど。

 問題は造影剤の点滴で、過去に何度も書いてるけど、わたしの腕は刺しにくいらしい。血液検査の人たちは慣れてるので外さないんだけれど、放射線部とか内視鏡部とかの人たちは、かなりの確率でハズレ。上手く刺さってないか、刺さっても液が漏れてたり色々。今回もハズレだった。激しく痛くて「ぎええ、痛い痛い、ダメダメ刺さってない」って感じよ。

 ところがー「逆血があるから刺さってはいますよ」っていうのね。管に血が戻ってくれば針が血管にささっているはずだ、というのは理屈では確かにそうなんだけど、本当にそれでちゃんと刺さっていることになるのかなあ。現に薬液を入れてみたら痛みが倍増だよ。やっぱりどっかから漏れてるんじゃないのー? 結局刺しなおしてもらった。二度目はなんともなかった。「逆血があるから大丈夫」っていうのは、個人的にはかなりあやしいと思う。

 蟹退治の続きも近々やります。とにかく暑い……げっそり。

三ツ矢サイダーを飲んで「噛まれますよ~」

http://www.mitsuya-cider.jp/
 三ツ矢サイダーで音楽ダウンロードキャンペーンをやってるんだけど、もし買ったらrecommuni(レコミュニ)ってところの会員になって「歯磨きの唄」っての検索してみてください。

 歯磨きをしない子は、ゴキブリに口噛まれるよ!!!

 こんなすごい曲、買わなきゃ損だと思う。レコミュニに行けば試聴もできるけど、サイダー飲んだらタダなので迷わず買うべき。噛まれますよー。

 キャンペーンは6月17日まで。他の配信サイトの曲もダウンロードできるけど、噛まれるのはレコミュニですよー。

ウズベキスタンのお菓子「カトラマ」


ロシアの郷土料理

 図書館でこんな本をみつけて、写真があんまり美味しそうなもので、購入してしまいました。boobleで。朝頼んだら翌日のお昼に到着してぶったまげたよ。在庫有りとは書いてあったけどさー。こりゃ、街の本屋さんはそうとう頑張らないと通販サイトに勝てないねえ。

 まあ、それはともかく。ロシアといってもこの本で扱っているのはバルト三国、黒海沿岸、中央アジアといったモスクワから遠く離れた地方の郷土料理で、トルコやモンゴル、インドや中国の影響を受けた料理がたくさん。西のほうのアジアに興味がある人だとよだれが止まらない本なんだよ。

 あれもこれも作ってみたいんだけれど、とりあえずこんなのを作ってみました。ウズベキスタンのお菓子で「カトラマ」木のみの渦巻き菓子だって。

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 カテゴリーとしてはパイなんだと思うのね。作り方が面白いの。強力粉で作った生地にバターを塗ってクルクルっと丸めるでしょ。それを包丁で輪切りにして、切り口を上にして潰すの。こうやると、いわゆるパイみたいに生地が何層にもなる。中国に葱餅(ツォンピン)とか葱花餅(ツォンホワピン)というネギ入りのお焼きがあるけれど、あれと発想はおんなじ。で、作った生地に、メレンゲとクルミ、ドライフルーツで作った甘い具を包んでオーブンでちーんとやればできあがり。わりと簡単でした。

 味は、みのもんたが宣伝してるソイジョイに似た感じの、ちょっと重たいクッキーみたいになるの。西洋のパイ生地みたいには軽くないです。広大な大地がはぐくんだお菓子の趣ばっちりで、ロシア風に牛乳をたっぷり入れた紅茶にジャムをそえたりすると、思わすコサックダンスを踊りたくなるかもしれないし、ならないかもしれないし、まあとにかく美味しいのよ。

 詳しい作り方は本に載ってるので、興味があったら上のリンク(本の表紙画像をクリック)から通販してくれてもいいし、ご近所の本屋さんで購入してもいいし、とりあえず図書館に飛び込んでリクエストしてみるのもいいしって感じです。

タグ:民族料理

某ルネサンス

 世界ウルルン滞在記がリニューアルされてから一カ月ほどたち、昨日は(これ書いたの月曜日)新ナレーターの松尾スズキが芸風を変えてたのでちょっと驚いた。これまでは「……である、らしい」のような独特の語尾をわざと付け加えてしゃべってた。おそらく「……と、出会ったー」の下條アトムに対抗してたんだと思う。

 ところが昨日の放送ではナレーターが変わったんじゃないかと思うほど違ってた。個性を主張しない語り口で、だからといって無用の長物になりさがってるわけじゃない自然さ。映像を助けるナレーションとして好感が持てた。下條アトムにもどってほしい気持ちは変わらないけれど、松尾スズキの努力は評価していいような気がした。

 でも、スタジオに戻ってくるとうんざりしてしまう。マチャミはウルルンのような番組にはとことん向いてない。あの人は他人の言うことを理解する前にギャグで返してしまうんだね。それが持ち味なんだろうから別の番組でやってればいいのに。

 昨日は(何度も言うけど月曜に書いてる)録画してなかったから見直せないんだけれど、番組冒頭の会話が噛み合っていない気がする。「今日はチュニジア」というような説明があって、ゲストの誰か(たしかピーコ)が「マチャミのような人が行けない(住めない?)場所」とかなんとか言ってたと思う。

 決してちゃかすような口ぶりではなかったから理由をたずねたら意味のある返事があったのかもしれないけれど、久本雅美は「わたしが化け物だから? ちゃうちゃう、人間」みたいな言い方でギャグにしてスルー。しかも笑えない。ある意味録画しないと見られない番組になったよ。聞き逃して意味不明になってるのか、本当に意味不明なのか、普通に見てるだけだとわかんないんだもの(笑)

# 月曜に投稿しようとして忘れてた。

ついに発見されたケセランパサラン?!

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2007年5月19日撮影 葛西臨海公園

 葛西臨海公園でみつけました。綿のようなものが枯れ枝にしっかりくっついています。これはもしや、伝説の謎生物ケセランパサランなのでは?!

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2007年5月19日撮影 葛西臨海公園
ちょっと角度を変えて映したもの。

 わたしが何も知らないうぶなド素人だったら本当に謎生物だって大騒ぎしたんですけど、申しわけないことに予想がついちゃうんです。たぶんタマバエ科のヨモギワタタマバエというハエの一種が作った虫瘤(むしこぶ、ゴール、虫癭:ちゅうえい)です。虫瘤自体の名前はヨモギクキワタフシ。

 あーあ、どこかに本物のケセランパサランはいないかなー。『ケサランパサラン日記』の著者である 西君枝さんは、本が出た当時、すぐそこの松戸市に住んでおられたはずなんだけど、今はどうなさっておられるのかしら。

↓はオマケ。コメツキムシの一種で、シモフリコメツキかウバタマコメツキかと思うんですけど、他のかもしれない。どなたか分かる方はおられませんかー?

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2007年5月18日撮影 葛飾区・金町付近中川土手

「伝承アヤメ」のくす玉

 おりがみのくす玉にはいろんな作り方があるんだけれど、わりとよく見かけるのは↓こんなやつ。


くす玉折り紙セット 価格 420円 (税込) 送料別

 くす玉を作るための折り紙セットですが、正方形の普通の紙で折ればいいので特にこれを買わなきゃってほどのもんじゃないです(紹介しといてそれはないだろ>わたくし)。

 通販はどうでもいいのでリンク先の写真を見てください。どっちも伝承おりがみ(昔から伝わっている作者不詳のおりがみ)のくす玉です。アイスクリームのコーンみたいな形のパーツを沢山作って、左側のは糊で接着、右側のは糸でくくって作ります。


 ↑こういうやつの作り方を覚えたのはそーとー昔の話で、小学生の頃だったと思うのです。左のは貼ればいいとして、右のは大変でした。パーツの折り方は誰でも知っているのに、おともだちに聞いても、まわりの大人に聞いても、玉にする方法は誰も知らない!

「さあ、糸でくくってどうにかするって聞いたけど」
「うーん、わっかにしたのをいくつも作るらしいけど」
「えっ、必要な数? 知らないわよ、そんなことー」

 こんな感じで、誰に聞いてもらちがあかないのです。結局どうしたかっていうと「わっかにしたのを」「適当な数作って」「糸でくくって」丸くしました。お話的には試行錯誤を繰り返しました、と続いた方が楽しいのでしょうが、別になんともなくできちゃった。それがわたしのくす玉第一号の思い出。

 ただ、パーツの数だけは調節したような記憶があります。円錐型のパーツをなんらかの方法でまとめれば玉になります。何個作ればいいかはとがってる部分の角度によりますよね。算数の得意な人なら計算で割り出すのかもしれませんが、わたくし自慢じゃありませんけど体育の次に算数が苦手です(当時は小学生でしたし計算法も知りません、っていうか今も知りません。円じゃなく球なんだもん、考えたくなーい)。

 でも、こんなの作って試して、ちょうどいい感じのやつを正解にしちゃえばいいんだと思い、減らしたり増やしたり、いい感じの数になるまで調節しました。でも、いくつが最適だったかは覚えてません。大量生産する気はなかったので、その時限りの成功で満足でした。

 ところで、何度も書きますが、円錐型のパーツを組み合わせれば球体になるんです。ってことは、何もこの折り方にこだわる必要もないのですよね。なんとなく円錐型になってさえいればよいわけで……

 そこで、↓こんなのも考えました。行き当たりばったりの小学生だった頃に考えたものです(たぶん誰でも考えつきます。やるかどうかは別として)。

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 わりと誰でも知ってる伝承おりがみのアヤメをくくったものです。アヤメの折り方は>おりがみ屋さん・あやめ

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 いくつ使うかわからないので、とりあえず36個作ってみましたが、実際に使ったのは24個でした。6個づつ糸に通して、ゆるくわっかにします。ゆるゆるに輪にするのがコツ。

 やってみればわかりますけど、この状態で重ねて置いてみると自然に半球形になります。半球を二個あわせたら球です。あとは毛糸かリリアンみたいなヒモで巻いてまとめるだけ。

 アヤメ玉の場合はあまりきっちりまかないで、隙間があいてたほうがかわいいみたい。

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 緑がほしいのでこんな感じの房をつけてみたけれど、なくてもよかったかもね。


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 旧暦の端午はまだ先なので鯉のぼりのままでもよかったんだけど、ついでだからブログのタイトル画像も変えてみたよ。

タグ:おりがみ

ハニーサックル(ロニセラ属の一種)

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 葛西臨海公園に咲いてた変な花。とてもいい香りがするの。なんだろうね?

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 園芸植物はぜんぜんわからないので、誰かに聞いてみよ~って適当に写真とりました。

 でもー、冷静に考えたら、これスイカズラにそっくり。「スイカズラ科 園芸」とかで検索かけて、それっぽい名前をかかげてるサイトをクリックしてたらあっさりわかっちゃった。ハニーサックルって言うのはこれか。アロマテラピー用の精油にあるやつ。

 園芸だと、スイカズラ科ロニセラ属の複数の種を、まるっとひっくるめてハニーサックルと呼んでるみたい。だから、色や形が少しずつ違うハニーサックルが沢山存在している、らしい(松尾スズキ風と言いたいところだけど、昨日のウルルンでは「らしい」を言ってなかったわね)。

 本気で知りたいのに調べてもわからないというのは歯がゆいんだけれど、わりとどうでもいいのに簡単にわかってしまうというのもつまらないような気がする。まあ、世の中にはわからないことが沢山あるので、お楽しみは他にいくらでもありますね。


Palm Tree ハニーサックル 5ml
\4,200(税込)
 ちょっと高いけど、抽出法まできちんと表示されているので安心感のある商品。


 ↑ハニーサックルの精油っていうのはこういうやつ。ポプリの調合やアロマポットで香らせて使うものみたい。

おかしな天気が続くねえ

 昨日は一ヶ月ぶりの検査で病院に行ってました。今回も癌関係は異常なし。コレステロールが高すぎるのは生まれつき(マジでマジで)。

 それにしても一日おきくらいに変な天気ですね。昨日だって朝はいい天気だったのに、あっというまに雲が出て、病院に行く頃には雨が降ってた。昼間は少し晴れ間がでていたのに、夕方また雲が出て大雨と雷雨。わたしゃ午後から久しぶりに葛西臨海公園まで出かけてたんですが、見事に雨にふられて水上バスの船着き場に逃げ込みました。ちょうどこの写真の場所

 船着き場にはガラス張りの小じゃれた待合室がありまして、海側に広いひさしが出てます。このひさしの下で雷を見ていたところ、雨がはげしくなるとともに、ひさしに降った水が建物の屋根に落ちて、建物とひさしの間が滝のような水流になってしまい、あわてて建物の中に避難。船着き場の職員さんたちが「すいませんねえ、欠陥住宅難ですよ」って笑ってました。