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とりとめもなく日記など

 今日は午後から風がびゅーびゅー吹いて、夕方には雨がザーザー。晴れた日が続かないねえ。

フィルタできとらんではないか(携帯スパム)

 先日はソフトバンクの携帯に来るスパムメールが多いので「特定URLを含むメールを受け取らない」という設定にしたという話をしました。特定URLというのは出会い系やアダルトなどの有害サイトのURLのこと。設定はしてみたけど効果なかった、という話だったわけですが。

 ソフトバンクの携帯には「URLを含むメールを全て受け取らない」という設定もありまして、こっちは必要なメールも受け取れなくなるので設定したくはないですが、スパムがあまり多すぎるので、一時的にこの設定に変えてみることにしました。

 その結果……ダメじゃん。ふつーに届いとるわ。自分のPCのアドレスからURL付きで送ってみたらなんの問題もなく確実に届いてる。もちろんスパムも届いているさ。孫よ、君んとこ全然ダメだ。

似顔絵コインランドリー??

 写したのは一昨日だけど、鎌倉(神奈川のじゃなくて葛飾区!)を歩いていたら、こんな店をみつけてしまいました。似顔絵コインランドリーだって。

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 近づいてみると、入り口に有名人の似顔絵が。もちろん店の中も似顔絵だらけ。壁はもちろん、天井も隙間なくとにかく似顔絵!!!

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 似顔絵にかこまれて洗濯をしてみたらどんな気分なのか体験してみたい気もするけれど、家から遠いので利用できそうもないです。

千代田通り商店街

 そういえば鎌倉の商店街は素敵という話を聞いたような気がしたのでそれっぽい場所を歩いてみたのですが、ろくに下調べもせずにでかけたので、千代田通り商店街ってところしかみつかりませんでした。

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 ここはすごい。細い道の両側に小さな店がびっしり。看板とひさしのデザインを統一してあるから町並みがおしゃれに見える。10時前だったので寂しい感じですが、どこも営業してそうな感じだったのでお店があいたら賑やかになるんじゃないかな。こんどは開いてる時間に行ってみよう。

 あとで調べたら、鎌倉には他にも鎌倉本通り商店会、鎌倉仲通り睦会とかあるみたいね。

薔薇は薔薇は

 気高く咲いて美しく散るのはオスカルで、ロックリバーへ遠乗りするのはラスカルでシロツメクサですから、そこのところをお間違いなきよう(誰もまちがわない)。

 あちこちのお庭でバラが咲き始めたみたいですが、わたしは先月のまだバラの咲いていない時期に、何を血迷ったのか千葉の京成バラ園ってところへ行ってしまいました。

◎京成バラ園
http://www.keiseirose.co.jp/

 ここはバラが咲いていない時期でも開園していて、シーズン中800円の入場料が300円になってしまいます(っていうか、咲いてなくても金とるんかと言うべき?)。入り口で「咲いてないですけどいいですか?」って聞かれたけど、目的は咲いてるのを見ることじゃなくて、バラの苗を探しに行くことだったので庭園見学のほうはオマケ。

 カテゴリーが食材なので苗の話はあとまわしにして食欲のほうを満たそうと思うんですけど、ここにはバラ関連グッズを扱う店もあるのでバラの花びらジャムと、バラのお酢を買いました。

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 これがバラジャム。バラの花びらで作ったジャムだそうです。すぐにでも露と消えそうな透明な薄紅色で、見た目は激しく美しいのです。ポエムなのです。

 が、しかし。

 あの、これ、どの辺がバラなんですかぁ??

 最初はうっかりトーストに塗ってしまったので、パンの香りで打ち消されているのかもしれないと思いました。そこで紅茶に溶かしてみたのですが、これまたまったく香らず。いや、遠く遙か彼方になんとなくバラのような香りがするものの、基本ただの甘い物体。フルーツ系のジャムと違って酸味もないし、何がいいんだかぜんぜんわからない……orz バラジャムってみんなこんなふう?



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 そしてこっちはバラのお酢なのですが、ズバリ言わせていただくと、ただの酸っぱい物体です。お酢なので酸っぱいのは当然ですけどバラである必然性はあまりなさそうです。そもそもこっちはバラの花びらではなく、ぶどう酢(ワインビネガー的なもの?)にローズヒップで味と香りを付けたもののようです。そら花のようには香らなくて正解ですな。

 ああ、現実ってきびしい。

オマケで苗の話

ついに足立区の図書館にまで手を出すはめに

マニアじゃないもん、違うんだもん

 どうしても中身が見たいのに区内の図書館にはない本があって、昨日は江戸川区の小岩図書館に、今日は足立区の中央図書館に行ってきました。

 江戸川区は普段から良く使っているので問題ないんですが、足立区の図書館は未知の世界。どんなとこかと思ったら、放送大学の学習センターやなんかが入っているやけに立派なビルでした。図書館スペースもやけに広くて……そのわりに本の数は多くないような気がするのは目の錯覚かもしれないです。ムダ……じゃなくてゆとりの空間がやけに広かったなあ。

 図書カードを作ろうとして(東京の図書館は隣接区の住人でもカードを作れる)書類を書いていたら、インターネットでの予約と本の到着を知らせるメールサービスは区民だけと書いてあって「すげー、みみっちい」と思ったけど、よく見たらメールでの連絡はしないけど、電話・ファックス・はがきのどれかだったらOKって……おいおい、そのほうが金と手間がかからんか??? 足立区って意味がわからない。

 本を 2冊借りて、これ読んだらまた北千住に返しに来なきゃだめなのかよって思ったけれど、もらったパンフレットに東和にも足立区立の図書館があると書いてあった。なんだ、それなら亀有に買い物に出るついでに返せる。っていうか東和って足立区だったのね。今頃気づいたわ。

 ついでに墨田区のあずま図書館ってところにも行って前から見たかった本をぴらぴらっとやって、よっぽどここでも図書カードを作ろうかと思ったけれど、さすがに返しにくるのが大変だから必要なところだけコピーして帰りましたよ。

 ちなみに今日探していたのは全部おりがみの本……いかん、マニアみたいなまねをしてしまった。でも、マニアだったら借りないで買うよね。じゃあ、まだ大丈夫だ(何が?)。

ぐりとぐら

 ついでに読んできた。
 キーワードはカステラか!!!
 そういえば読んだことあるような気がしてきた。フライパンで焼いちゃうんだよね。それってパンケーキと違うかって昔も思ったような気がする。でも、ケーキのスポンジ生地をフライパンで作る方法とかあったような気がするから、カステラも焼けるのかな。

どこもかしこもスパムスパムそしてスパム

 このブログはつい先日、コメントスパムから逃れてURLを変更、ついでにバージョンアップしたわけですが、世の中スパマーに悩まされない場所なんかありゃしない。わたしは携帯電話のメールアドレスを 6 年近く変えずに使っていて、先日ついにスパマーの餌食にされてしまった。

 きっかけはサッパリわからない。直前に某SNSに携帯電話の登録をしたけれど、わりとまっとうそうな会社なのでそこのスタッフが転売しているとは思いにくいし(でも、偶然にしては時期が一致しすぎて不気味)。ちなみにmixiでもgotmailでもありません。念のため。

 数は一日に30~40通といったところ。古い携帯電話なので一通ずつ地道に削除するしかなく、そうとうな労力と電力を費やしてしまう。スパムが届くようになってからあきらかに携帯の電池の減りが早いんだものまいっちゃうよね。

 それで本文に特定URLを含むメールを受け取らない、という設定にしてみた(わたしの携帯はソフトバンク)。特定URLというのはNetstarという会社で作っている有害サイトのリストの中から出会い系やアダルトなどのカテゴリーに含まれるサイトの URL なんだって。

 で、設定を変えてしばらく様子を見たんだけれど……ぜーんぜん効き目がないんでやんの。わたしのところに来るスパムはほとんど全部出会い系でサイトの URL が含まれてる。ってことは、その URL が Netstar社のリストに含まれてないってことなんじゃないの? だいたい、この手のサイトは生まれては消え、消えては生まれる運命だから、同じアドレスが長期間有効とは限らないわけで、作業が追いつかないとしても不思議じゃないよねえ。

 仕方がないので Netstar社のお問い合わせ用のアドレスに「これこれこういうURLが含まれているスパムがフィルタをくぐってきてしまうんだけれど、有害サイトのリストに加えてください」ってメールしてみました。そしたら、担当者から「フィルタ漏れの報告ありがとうございます」ってメールが来て、その後数日はスパムがピタリと止まった。すごい効き目だーって喜んだのもつかの間、あっという間に元通り。

 それがね、別のURLを含むスパムが来るっていうんならわかるし、新たに有害サイトリストに加えてもらえばいいと思うんだけど、報告済みのやつがフィルタを通り抜けて届いちゃうみたいなんだよー。タイトルが文字化けしているメールなので文字コードの関係でうまくフィルタできないとかあるのかなあ。

 あとは、本文に URL を含むメールをすべてシャットアウトする設定に変更するしかなさそうなんだけど、それやっちゃうと PC のアドレスから携帯のアドレスに「携帯用サイトの URL はここ」って自分メールするのも届かなくなったりするのでは。ああ、めんどくさい。景気づけに SPAM 缶でも買ってきて食べようかな。

蒸し暑い……

 連休最終日は雨降りだー。部屋の中が暑くてしょうがないのに雨が吹き込んでくるので窓をあけられない。雨が小降りになったところで窓をあけると今度は寒い。どーなっちゃってるの、このお天気は。

プリン?

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 ダチョウの卵でプリンを作ってみたんだけど、ずぼらなもんで適当にやったら卵が濃すぎたみたい。写真のように重ねても型くずれしないほど硬い物体ができてしまったわ。手前のやつは食パンと干しぶどうを入れたもので、こっちはそれなりにイケてました。失敗が恥ずかしいので分類は日記で。

キセキレイ

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 これは榛名湖の帰りに寄った榛名神社周辺で写したもの。いや、思ったよりよく写ってたから、なんとなく掲載。2007年5月4日撮影。

これなんだ?

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 掲載しそびれてるものといえば、こんなのもあるんだけど、なんの花だかわかります? 答え[タンポポの花を3cmくらいのとこまで近づいて写したもの]

西濃運輸ってゴールデンウィーク中は何やってんの?

 いや、休みなら休みでそう言ってくれれば急いでないので問題はないんだけど、先日注文した一斗缶が西濃運輸で送られてくることになっているのね。販売店からは5月2日付で発送したというメールが来ていて、お問い合わせ番号も書いてあったから、西濃のサイトで配達状況を見ると、3日の午前1時には最寄りの営業所まで届いているのね。

 午前中の配達を希望しているので、3日中には届かないとしても、6日の今日になっても届いてない。4日は留守にしてたけど5日は一日家にいた。不在票は入ってないし、電話連絡もなかった。西濃のサイトにお休みの案内はなさそうだし。

 さすがにどうよって思ったので、営業所に電話をかけたけどつながらなかった(呼び鈴は鳴ってる)。時計を見たら17時を回っていたので、ひょっとすると事務所は終わってたのかな。しかし、宅配便屋が5時に事務所を閉めちゃったら黒猫やペリカンに勝てるんだろうか。

タグ:植物

黄金週間中の日記やらなんやら

5月1日:プラネタリウム

 曇り時々雨。夕方から雷と大雨。この辺にちらっと書いたみょうにテンパってるプラネタリウムに改めて行ってみた。葛飾の郷土と天文の博物館。黄金週間中とはいえ平日なので人なんか来ないだろうと思ったけれど、念のために朝9時から入場券だけ買いに行った。上映は16時から。自分でやっててアホかと思う。だってありえないんだもん。この過疎った施設で午後の上映のために朝から切符を買いに行くなんてさー。

 受付で「16時の回はまだ買えますか(買えないわけないけど)」と聞いたら、
「今日は団体のお客様が来られるので13時からの上映もあります。一般の方もどうぞ」
というので、なら13時からでいいやと思って切符を買った。

 そのまま待っててもしょうがないので、一度外へ出て暇をつぶし、12時半くらいに博物館にもどった。天気も悪いしこんな日に一般客なんかいないんじゃないのーと思ったら、あらびっくり、けっこういる。20人……もうちょっといたかな。平日の真っ昼間にこんなに大勢人がいるんじゃ職員がテンパってても不思議ないかも。

 テレビで紹介されて人気沸騰中のプログラムは、葛飾区から宇宙の果てまで、あたかも宇宙空間を本当に飛んでるみたいに見える 3D 映画で、たしかに臨場感あって酔いそうになるくらいすごかった。でも、惜しいことに面白いのはせいぜい太陽系内くらいなんだよね。宇宙の果てまで行っちゃったら見知った天体もないので 3D になってても「ふーん」で終わっちゃうっていうか(汗)

 もしかしたら「果て」まで行っちゃわないでオリオン座あたりを目指したほうが楽しいんじゃないのかな。近づいて行くと星座の形が崩れて行って、小三つ星の真ん中あたりをすり抜けて行ったり……あ、でも、天体の位置関係はリアルだけれど、天体の映像そのものは地球から見た姿しか持ってないよね。ってことは「横をすり抜けて」なんてのはムリ? なんかビミョーね。

5月4日:榛名へ行ったけど桜は咲いてなかった

 このへんにもチラッと書いたけど群馬県の榛名湖畔の桜はとても見事で、湖全体が桜に埋まってしまうような勢いで咲いてた気がするの。なんせ見たのが20年以上前のことなので記憶が美化されてる可能性は否定できないんだけど。

 ともだちに「榛名の桜はほんとにすごいんだよー」と吹き込んだら、どうしても見たいってことになって車で出かけた。高速に乗っちゃえばそんなに遠くないはずだし……って思ったら、うげぇ、混んでる。高速も混んでたけど、渋川市街から伊香保・榛名方面へのぼる県道が強烈に混んでた。しまった、ゴールデンウィークの渋川をなめてた。こっち側には牧場やら遊園地やら観光地がたくさんあるのも敗因。こんなことなら高崎方面から上ればよかったかな。あっち側には神社しかないので多少ましかもしれないし。

 結局、東京を出てから三時間くらいで榛名湖に到着したんだけどね、桜はぜーんぜん咲いてなかった。

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榛名湖畔の桜 2007年5月4日撮影
 ↑これは特に咲いてる部分だけを選んで写したから「もうすぐ見頃です」って感じに写ってますが、実際には「え、何? ぜーんぜん咲いてない。もしかして終わっちゃった?」くらいまったく咲いてない。湖畔のボート屋さんで聞いたら「見頃は一週間から十日くらい先」とのことでした。これ、なんていう桜だろ。ソメイヨシノじゃないことは確か。一重咲きで花びらが細くて、つぼみや花びらの先が色濃くて、花が咲く前の枝に出ている葉が緑ではなく赤かった。

 ふと思ったんだけど、地元の人たちは、ここの桜がすばらしいってことに気づいてなかったりするのかなあ。出かける前に地元の観光協会のサイトなんかも見たんだけれど、「遅咲きの桜が見られる」というような情報がチラッと書いてあるだけで、いつ行けば見られるかまではわからなかったのよ。

 たしかに桜祭りのようなイベントはないだろうし、花の下で宴会ができるようなスペースもないかもしれないんだけど、わたしの記憶では本当にすばらしくて、湖畔に船をうかべてあたりを見回すだけでも行く価値があると思うのよ。なんで観光協会でもっとアピールしないんだろうって思う。まあ、知られざる穴場のほうが素敵っぽいのでこれでいいのかもしれないが。

 わたしに洗脳されたおともだちは「そこまで言われたら見ないと気が済まないので来週か再来週にもう一度来る」と鼻息を荒くしてた。わたくしピンチ。これで思ったよりすごくなかったら殺されるかも。



 せっかく行ったので湖のパノラマ写真を撮ってきた。左右の三角ボタンでスクロール。山をクリックすると名前が表示されます。榛名の巨人伝説なんかもあわせて読んでみてね。

タグ:群馬 地元(葛飾周辺) 植物

特別なタイトルはないのよ日記だもの

バラフがキター

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 連休に入っちゃったので到着が遅れたけど、おいしっくすからバラフが来たよ。葉っぱにぷよぷよキラキラした水泡がついていて、かじるとほのかに塩味がするの。もっと塩辛いのを想像してたから「あら、こんなもんなの?」って感じだったけど、普通に食べるならこの程度の塩味のほうが美味しいんじゃないかな。葉が厚めでみずみずしいので癖のない瓜を食べてるみたいな感じ。変に料理とかしないでざっと洗ったのを肉料理にそえたらいいと思う。見た目もきれいだし、さっぱりするよ。

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バラフ
Barafu
別名 アイスプラント
分類 ツルナ科マツバギク属
原産 アフリカ

ぐりとぐら

 ダチョウの卵といえば「ぐりとぐら」らしいんだけど、ストーリーをぜんぜん思い出せない。そういえば大きな謎の卵をどうにかする話があったような気がするんだけど(汗) そのくせ某局の人形劇のテーマ曲はすごく覚えてる。ぐり、ぐら、なかよしー、ぐり、ぐら、いつも、ぐり、ぐら、なかよしー、ぐり、ぐら、にひき、ぐーりとぐら、ぐーりとぐら、ぐーりとぐら、にひき。

 さらに余計なことも思い出す。エスペラントに翻訳されたぐりとぐらは直訳すると「グリートとグラート」だった。母音の最後が-oになる決まりで、しかも後ろから二番目の母音にアクセントがある決まりだからなんだけど、駄洒落かって思ったよ。でも内容をぜんぜん思い出せない(ダメすぎ)。

 そうそう、白倉由美って人の漫画に「ぐりとぐらが住んでる森だよー」とかいうセリフがあるのも思い出した。そういえばこの人、成城に引っ越したとかって書いてて「いいとこだよ、森もあるし」なんて言ってたな。成城の森ってどんなとこだ?

 結局、肝心の絵本の内容は思い出せないのだった。やはり図書館へ行くべき。休み明けにでも探しに行こう。

 ちなみに、玉子料理ばかり食べてる某国の王さまの話なら知ってるよ。

ジェイミーらぶ

 LaLaTVというケーブル局でやってる「ジェイミーのラブリー・ダイニング」がお気に入り。「自宅に友人を招いてもてなす」という設定の料理番組なんだけど、テンポが良すぎて少しも頭に入らないのに見てると料理したくなる。「○○をひとつかみね」とか言いながらどんぶり一杯の「ひとつかみ」を鍋に放り込んでたりするところがたまらんです。変なデザインの日本語Tシャツを着てたり、キッコーマンの瓶に入ったニョクマムを使ってたり(中身はほんとにニョクマムなんだろうか)、なんとなくアジアびいきなのもちょっとお気に入り。自分の中では世界の料理ショー以来のヒットかも。グラハム・カーの料理は当時ぜんぜんまねできなかったけど、ジェレミーのは日本人が食っても大丈夫そうなヘルシー感が漂ってていいよ。

グラハム・カー

 若い人は知らないかもしれないけど「世界の料理ショー」というアメリカの料理番組を日本のテレビ局でやってたことがあるんだけどさ、わたしゃあれが強烈に好きでずーっと見てたなあ。アメリカの料理なので日本でまねできないのも多いんだけど(やけに豪華だったりオーブンを使ったり……当時はそんなもん持ってる家は少数派だったからな)、意味不明なアメリカンジョークを交えた軽快なトークと華麗な包丁さばき、そして完成した料理を客席からひっぱりだされた人と食べる様子の美味しそうなことといったらなかったよ。

 料理人の名前はグラハム・カーっていうんだけど、今もまだ生きてるんだよね? っていうかウィキペディアを見てきたら、事故で体を悪くして一時はテレビの仕事をやめてたけど、妻が心臓病で倒れたのをきっかけに新境地を開き、1998年にはテレビ界に復帰って書いてあるー(やっぱ料理ショーの料理はアメリカ仕様で体に悪そうだよな)。ジジイになってていいから日本でも放送してくれ、たのむー。

 グラハム・カーは「世界の料理ショー」の中で日本のことを何度か話題にしてるんだけど、「今日からこの番組は日本でも放送されるんだってね」っていうのがものすごく印象に残ってる。「日本人はすごいよね。ニンジンの皮を包丁でむくんだぜ!」とかいうの。そういえばグラハムはいつもピーラーを使ってる。そうか、アメリカ人ってニンジンの皮も包丁でむけないのかってそうとうなカルチャーショックだった(笑)

 料理をしているといまだにグラハムの教えを思い出す。「この時期のピーマンは種がすくないから取らずに使っていいからね」とか言いながら輪切りにして料理してたっけ。赤ピーマンは高いけど、青いピーマンを引き出しにつっこんどいたら赤くなるって言ってたのも忘れられないの。もちろん言われた通りにまねしてみたんだけど、残念ながら真っ赤なピーマンにはならなかった。でも、一部だけ赤くなってて「ピーマンって熟れると赤くなるんだ!」って、これまた強烈なショックだったなあ。

タグ:食材

割れない卵(駝鳥卵騒動)

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これがダチョウの卵だ!

 先日予告したとおり、ダチョウの卵を食ってみるのであります。茨城県石岡市にあるダチョウ王国で購入した卵。4200円也。売店で冷蔵庫に入ったのを「これ下さい」って言ったら、写真のような立派な箱に入れてくれました。

【関連記事】
千葉県・袖ヶ浦のダチョウ王国
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=549

茨城県・石岡のダチョウ王国
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=35

 現存するイキモノの中で一番大きな卵を産むのがダチョウ。これほんとにでっかい。大きさもだけど、殻の分厚さがすごいの。コンコンってたたくと石みたいにガッツリしてる。どうやって中身を出そうかなあ。金槌でぶちこわすのはもったいないから小さな穴をあけようと思うんだけど……

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ここまでやるのに一時間以上かかった

 細かい工作をやるのに使うハンドドリルしかなかったのも敗因で、上の写真のような穴をあけるだけで一時間くらいかかってしまった。おまけに指に豆ができたよ。やはりダチョウは史上最強生物なのかも。

 最初は傷がつくだけでぜんぜん貫通しなくてねえ、これはちゃんとしたドリルを買ってこないとダメかしらって思ったんだけど、真下ではなく、斜め下にドリルを入れる感じで削ると意外に穴があくみたい。コツをつかんだら次々に貫通するようになりました。ぐるっと穴をあけたら、穴にドリルの歯をつっこんで、隣の穴にむかって広げていく感じで殻を削ります。そのうち穴で囲んだ部分の殻がボコっとはずれると思います。

 ちなみに、穴をあけるとき、どうしても殻の破片が中に入ってしまうんだけど、気室があるところから穴をあければ卵殻膜があるので中身に殻が混ざるのも防げます。気室っていうのは卵の端っこの、丸い方にある空気のたまったとこ。ダチョウの場合は鶏みたいにわかりやすくはないけれど、よーく見ると片方がとがってて、もうかたほうが幾分丸くなってる。丸い方に穴をあけたほうがよいです。

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穴に箸をつっこんで……

 本当はこんな小さな穴からじゃなく、派手に卵を割って、巨大な目玉焼きを作って自慢したいんですが、なんせ高級品だし、この立派な卵の殻を割っちゃうのはもったいない。仕方がないので中身はこの小さな穴から出さなきゃなりません。

 まず、菜箸をつっこんで中身を崩します。もったいないけど思い切ってやらねばなりません。それから、大きなボールの上で卵を逆さにして中身を出すのですが、白身がしっかりしてる上に空気穴がないのでなかなか出てこないのです。そういう時は折れるストローを穴につっこんで空気を吹き込みましょう。ぶじゅぶじゅぶじゅ~っと不味そうな音が出ますが聞かなかったことにしてください。4200円もする高級食材ですから、殻まで有効活用するためには手段を選んではならないのです。

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直径22cmのボールに一杯のダチョウ卵

 こんなん出ました。なんだよこれ。卵かけご飯にするとしたらしょう油が何リットルいるかね? 全部いっぺんに食べるのは難しいので、すぐに食べる分だけとって残りはタッパーに小分けして冷蔵庫&冷凍庫に。

 さて、どうやって食べましょう。いくら巨大でも割っちゃったら卵です。卵料理ならなんでもいけるはずですが、ダチョウ王国でもらった説明書によれば「厚焼き玉子(たっぷりの砂糖と塩少々)は、カステラのようなフンワリ感としっとりした味わい」とあったので、盛大に厚焼き玉子にしてやろうと思いました。

 砂糖をどっさり。塩を少々。ちゃっちゃとかきまわし……うおっ、白身が切れない~。なめらかな玉子焼きを作るつもりならざるでこしたほうがいいかもしれないけど、ずぼらなのでこのまま行っちゃってみようと思います。

 熱した玉子焼き器にサラダ油をなじませて卵液をジューッ!

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ダチョウの厚焼き玉子

 よかったよかった。うまく焼けたよ。4200円もするのに失敗したらどうしようかと思った。料理の腕に若干問題ありなので「カステラの様な」とまではいかなかったけれど、不思議に弾力のある卵焼きだったよ。箸で割ろうとすると玉子焼きが押し返してくるような充実感があるの。そのくせ食べるとやわらかい。高いだけあってけっこういけるぞ。ホントいうと味のほうは大して期待してなかったのでこの意外性はうれしいな。

 次はプリンとか作ってみようと思うんだけど、果たしてうまくいくでしょうか。こうご期待。

タグ:動物

鯉のぼり

 ひな人形より鯉のぼりがほしかった時期がある珍獣です。端午の節句も近いのでブログのタイトル画像を変えてみました。1:2の長方形で折る鯉のぼり。かわむらあきらさんという人の創作だそうです。碁盤の目のように折り目をつけてから折る手法で、簡単な折り方で立体感も出る傑作です。

◎おりがみ畑「鯉のぼり」
http://www.geocities.jp/rivervillagekyo/page083.html


 あー、ちなみに、5月5日が過ぎてもしばらく絵を変えないかもですが、旧暦の端午は6月19日なので気にしてはいけませんぞ。

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タグ:おりがみ