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割れない卵(駝鳥卵騒動)

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これがダチョウの卵だ!

 先日予告したとおり、ダチョウの卵を食ってみるのであります。茨城県石岡市にあるダチョウ王国で購入した卵。4200円也。売店で冷蔵庫に入ったのを「これ下さい」って言ったら、写真のような立派な箱に入れてくれました。

【関連記事】
千葉県・袖ヶ浦のダチョウ王国
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=549

茨城県・石岡のダチョウ王国
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=35

 現存するイキモノの中で一番大きな卵を産むのがダチョウ。これほんとにでっかい。大きさもだけど、殻の分厚さがすごいの。コンコンってたたくと石みたいにガッツリしてる。どうやって中身を出そうかなあ。金槌でぶちこわすのはもったいないから小さな穴をあけようと思うんだけど……

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ここまでやるのに一時間以上かかった

 細かい工作をやるのに使うハンドドリルしかなかったのも敗因で、上の写真のような穴をあけるだけで一時間くらいかかってしまった。おまけに指に豆ができたよ。やはりダチョウは史上最強生物なのかも。

 最初は傷がつくだけでぜんぜん貫通しなくてねえ、これはちゃんとしたドリルを買ってこないとダメかしらって思ったんだけど、真下ではなく、斜め下にドリルを入れる感じで削ると意外に穴があくみたい。コツをつかんだら次々に貫通するようになりました。ぐるっと穴をあけたら、穴にドリルの歯をつっこんで、隣の穴にむかって広げていく感じで殻を削ります。そのうち穴で囲んだ部分の殻がボコっとはずれると思います。

 ちなみに、穴をあけるとき、どうしても殻の破片が中に入ってしまうんだけど、気室があるところから穴をあければ卵殻膜があるので中身に殻が混ざるのも防げます。気室っていうのは卵の端っこの、丸い方にある空気のたまったとこ。ダチョウの場合は鶏みたいにわかりやすくはないけれど、よーく見ると片方がとがってて、もうかたほうが幾分丸くなってる。丸い方に穴をあけたほうがよいです。

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穴に箸をつっこんで……

 本当はこんな小さな穴からじゃなく、派手に卵を割って、巨大な目玉焼きを作って自慢したいんですが、なんせ高級品だし、この立派な卵の殻を割っちゃうのはもったいない。仕方がないので中身はこの小さな穴から出さなきゃなりません。

 まず、菜箸をつっこんで中身を崩します。もったいないけど思い切ってやらねばなりません。それから、大きなボールの上で卵を逆さにして中身を出すのですが、白身がしっかりしてる上に空気穴がないのでなかなか出てこないのです。そういう時は折れるストローを穴につっこんで空気を吹き込みましょう。ぶじゅぶじゅぶじゅ~っと不味そうな音が出ますが聞かなかったことにしてください。4200円もする高級食材ですから、殻まで有効活用するためには手段を選んではならないのです。

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直径22cmのボールに一杯のダチョウ卵

 こんなん出ました。なんだよこれ。卵かけご飯にするとしたらしょう油が何リットルいるかね? 全部いっぺんに食べるのは難しいので、すぐに食べる分だけとって残りはタッパーに小分けして冷蔵庫&冷凍庫に。

 さて、どうやって食べましょう。いくら巨大でも割っちゃったら卵です。卵料理ならなんでもいけるはずですが、ダチョウ王国でもらった説明書によれば「厚焼き玉子(たっぷりの砂糖と塩少々)は、カステラのようなフンワリ感としっとりした味わい」とあったので、盛大に厚焼き玉子にしてやろうと思いました。

 砂糖をどっさり。塩を少々。ちゃっちゃとかきまわし……うおっ、白身が切れない~。なめらかな玉子焼きを作るつもりならざるでこしたほうがいいかもしれないけど、ずぼらなのでこのまま行っちゃってみようと思います。

 熱した玉子焼き器にサラダ油をなじませて卵液をジューッ!

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ダチョウの厚焼き玉子

 よかったよかった。うまく焼けたよ。4200円もするのに失敗したらどうしようかと思った。料理の腕に若干問題ありなので「カステラの様な」とまではいかなかったけれど、不思議に弾力のある卵焼きだったよ。箸で割ろうとすると玉子焼きが押し返してくるような充実感があるの。そのくせ食べるとやわらかい。高いだけあってけっこういけるぞ。ホントいうと味のほうは大して期待してなかったのでこの意外性はうれしいな。

 次はプリンとか作ってみようと思うんだけど、果たしてうまくいくでしょうか。こうご期待。

タグ:動物

鯉のぼり

 ひな人形より鯉のぼりがほしかった時期がある珍獣です。端午の節句も近いのでブログのタイトル画像を変えてみました。1:2の長方形で折る鯉のぼり。かわむらあきらさんという人の創作だそうです。碁盤の目のように折り目をつけてから折る手法で、簡単な折り方で立体感も出る傑作です。

◎おりがみ畑「鯉のぼり」
http://www.geocities.jp/rivervillagekyo/page083.html


 あー、ちなみに、5月5日が過ぎてもしばらく絵を変えないかもですが、旧暦の端午は6月19日なので気にしてはいけませんぞ。

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タグ:おりがみ

川崎ローズ(簡単なやつ)

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川崎ローズ(簡単な方)
 ネット上で有名な福山ローズは川崎ローズをアレンジしたものなんだそうです。そのオリジナルがこれらしいです。福山ローズとほとんど折り方は同じで、最後に花びらが広がるようにもう一手間かかってるのが福山ローズ、その手前でまとめて、つぼみがわずかに開いた感じになっているのが川崎ローズってことでいいのかな。

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左の黒っぽいバラは福山ローズ
 並べてみると花びらの開き方がだいぶ違うのがわかります。でも折り方はほとんど同じです。


川崎ローズ(簡単な方)の折り方はこの本に掲載されています。



博士の折り紙夢BOOK 価格:1,575円
▲川崎敏和さんの作品だけでなく、国内外の折り紙作家の創作や伝承折り紙などが144作品収録されてます。かなりお買い得。


折り紙夢World 価格:1,575円
▲川崎敏和さんの作品集でバラの他にユニット(複合?)折りの汽車などの折り方も掲載されてます。

タグ:おりがみ おりがみの薔薇

ダチョウはオソロシイ、そしてオイシイ

 去年行った袖ヶ浦のダチョウ王国でダチョウのすばらしさの虜になったわたくしは、今年は茨城県の石岡ファームへ向かったのでした。袖ヶ浦にあるのと同じところでやってる農場です。

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ごく普通の農場っぽい場所にいるのはダチョウ!
 袖ヶ浦にあるダチョウ王国は主に観光用みたいなんだけど、石岡のダチョウは食肉用に飼育されてるみたい。だだっぴろい場所をフェンスで区切って、中にオスとメスのダチョウを放し飼いにしてあるの。地面は土で牧草とかは生えてない。

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産み落とされた卵なんか落ちてる
 これは卵。成鳥の囲いの中に落ちてた。つついてるのはオスで、母親と思われるメスダチョウは知らん顔して遠くにいたよ。写真じゃ大きさがわからないけど、両手で包みきれないほどでかくて重さが 1000g 以上あるみたいなのよ。鶏卵にして20~30個分ですって。これ、買うと高いの。食用の無精卵でも4200円するし、有精卵だったら13230円もするのよ。

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若いダチョウの娘さんは食欲旺盛
 食肉用ダチョウの牧場とは別に、観光用にふれあい牧場みたいなところもありまして、ダチョウ、ポニー、ヒツジ、アルパカ、モルモット、ウサギ、ワラビー、エミューなど、さまざまな動物がいます。動物園と違ってここでは動物とのふれあいは自己責任を前提に自由。売店にある餌なら自由に与えていいし、勇気がある人は柵の中に入ったり、動物にふれても大丈夫。まあ、ダチョウの柵に入るのはよっぽどのツワモノですけどねえ。

 写真は若いダチョウのお嬢さん。南の牧場には成鳥はいなかったけど、若者だからってなめてかかるとすごいよ。柵からぐにょーっと首が伸びてきて、餌を差し出す手のひらごとパクーッとやられたりして。歯がついてないので痛くはないけど、動物をかわいいものだと思いこんでる人はトラウマになるんじゃないかという強烈なふれあい体験。もーね、ダチョウ最強。マジ最強。恐すぎ!!

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楽しく遊んだあとは美味しく?!
 売店で売られているダチョウ肉はバーベキューハウスで焼いて食べちゃってオーケー。焼く道具や調味料は貸してもらえます。

 え、ふれあい体験のあとに食うのかって?
 ここ、牧場ですから。

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凶暴なエミューもいるぞ!
 ダチョウは確かにすごい。でも、エミューもそうとうすごいんだよ。写真ではわかりにくいけど首のあたりとか地肌が青いしさ。この赤い目で迫られたら餌でもなんでも差し上げますって気分になるよ。

 去年の袖ヶ浦ではお近づきの印に手渡しで餌をあげるくらいにとどまったのですが、今回のテーマは肌と肌の触れあい。

 ダチョウもエミューもくちばしに歯はついていないので噛まれても怪我の心配はほとんどないんだけれど、さすがに首や体にふれる勇気はあまりなかったのね。餌付けは問題ないけど、ふれようとすると逆上してかみつく動物ってけっこういそうな気がするじゃない?

 でも、今回はポニーの柵にエミューが一頭まぎれこんでいて、しつこく餌をねだりにくるので、「ええい、しつこい!」と手で払いのけたりしてみたら、案外平気だった。なんだ、こいつらいける。意外と恐くない。

 柵の中にはいっちゃうと、集団で迫ってくるので身動きが取れなくなってしまうけど、柵ごしにだったら首にも背中にもさわれるようになったわ。つつかれずにふれるタイミングを見切った(笑)エミューもダチョウもいける。ただ犬や猫のように、ふれられることを喜んだりはしないねー。


 そんなこんなで、今年も面白かったよ。今回は無精卵を買ってきたので、後日また写真付きでレポートします。

タグ:動物

ダチョウ食いました

臨場感あふれる実況をしたいところだけど携帯じゃ無理。ダチョウをさわりまくってついでに食べました。卵も買ったんだけど鶏卵30個分なんてどうすればいい?

川崎ローズを一日身につけてみる実験

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 川崎ローズのブローチです。さすがに真っ赤なバラを身につけて歩くのは難しいので、こんなのを作って一日中胸につけて歩いてみました。あっという間に型くずれして分解してしまうかと思ったけれど意外と丈夫。夕方にバケツをひっくりかえしたみたいな雨が降って少ししめったけれどブチ壊れたりはしませんでした。

 花びらの材質は薄手の和紙(100円ショップにあるやつ)。葉はトーヨーのタント。接着はそこらに転がってた合成ゴム系のボンド(乾くまでちょっと臭い)。

 張りのない薄手の和紙で折ると八重咲きのモッコウバラみたいな印象で、最初から形がはっきりしません。だからこそ身につけても型くずれをあまり気にしなくて済むみたい(上の写真は丸一日身につけて歩いたあとのもの)。その日一日だけのお洒落のつもりだったら充分に使えそう。あとは服装とのコーディネートの問題。

タグ:おりがみ おりがみの薔薇

ダチョウ王国へ行ってきます

茨城にあるダチョウ 王国に行ってきます。と、携帯で更新するテスト。


# お、投稿できた。
# でも携帯で文章打つのめんどくさいから出先では更新できないかも。

日記

*日本総熱帯化?
 まだ4月だっていうのに晴れた日は夕立が来る。昨日も今日もよ。さっきまで青空だったと思うと、西の空が急に暗くなり、風が吹いてきて、あれよあれよと言う間に雨がザー、雷がピカッ、ごろごろ……で、一、二時間するとまた晴れたりして、もしかしてリコール、いやそれを言うならイコール、いやそれもちがう、ファイナル・ファンタジー8の自キャラ……それはスコール……あ、それだ、スコールよ。南の島名物の。とにかく温暖化の影響なんでしょうか。来年あたり本州も亜熱帯に含められたりしないでしょうね。

*一斗缶
 日々増えていくおりがみ作品を、握りつぶしてゴミ箱につっこむのは抵抗があるので、どうしても捨てなきゃならなくなったら燃やしたいと思うんです。ここらは都内でも田舎なので、おりがみ程度のものを燃やすんならそんなに問題にはならないんだけど、さすがにたき火して大丈夫な地べたは少ないので一斗缶みたいなものの中で燃やして終わったら撤去しなきゃいかんと思うわけですよ。ところが今時は「あらこんな~ところに一斗缶」というシチュエーションがまるでないので買わなきゃダメみたいなのね。

 え、一斗缶入りの煎餅を買え? たとえば「割れせんべいをどーんと2kg!!老舗「おおとり」 割れせんべい詰合せ 2kg」とかが一斗缶入りだけど、こんなの買っちゃったら食べ終わるまでに3年くらいかかりそう……orz

 中身を使って不要になった一斗缶で充分なのにわざわざ買うのは不本意な気はするけれど、ないもんはしょうがないので一斗缶を買おうかなと思ってます。近所で売ってないから通販で。


TFS製18リットルオープン缶かぶせフタ付
価格 1,470円 (税込) 送料込
これって燻製機を作るのにも使えそう。

日記いろいろ

*シャンプーブラシを買った
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 亀有のアリオでみつけたので買ってしまった。480円くらいだった。意外と安くてラッキー。ブラシの歯の一部を手で触れるようになってるのは面白いよね(写真右側)。感触を確かめたいって誰でも思うもん。こういうのは通販じゃ伝わらない。

*新丸の内ビルが完成したらしいんだけど
 新丸の内ビルってのが完成したとテレビで大騒ぎしてたけど、あの辺って丸ビルがもうひとつあるし、オアゾとかも近いんじゃないのかな。どこもレストラン街やショッピングモールがついてるんだけど、中身はみんな同じさね。そのビルで働いてる人にとっては便利ってだけで、いちいち大騒ぎするようなもんじゃない感じがしてきた。

 いやほんと、最近どこへ行っても亀有のアリオと同じじゃんって気がしてる。アリオをよいしょしてるんじゃなくて地元にあるからたまたま名前が出てくるだけ。アリオが出来た時は、また新しいイクスピアリができた、とか思ったのよ。中身一緒なんだもの。どこへ行っても入ってるのはありがちな有名ブランドの店ばかりよ。正直見分けつかない。映画館が近くなったのがちょっとうれしいけどね。

 こうなってくると懐かしいのが商店街。道を屋根で覆って傘をささずに買い物できるようにしたアーケード街とかさあ、みょーに懐かしい。亀有の駅前はそういう商店街が賑やかにやってるから見て歩くのが楽しいよ。ショッピングモールも必要だけど、商店街もやっぱり必要。両方ないと落ち着かない。

 亀有の北のほうに東和っていう大きな商店街があるみたいなんだけど、そこがもんのすごく寂れてて、わたしゃその寂れっぷりも嫌いじゃないんだけど(笑)かなり立派な作りなのに閉まってる店ばかりなのがもったいない気がしてね。もし大金持ちだったら、ここをまるっと買い取って、ビルじゃなくて商店街にしたいって妄想しちゃう。ちゃんとお店あけて賑やかにしておいたら需要はありそうな気がするんだよね。人は大勢住んでるんだし。

 でも、今時だと遠くから来る人用に大きな駐車場を作らなきゃいけないんだろうな。駐車場のスペースを確保するのが難しくて、けっきょくビルを建てることになりそうな感じ。そりゃ、ビルの中に商店街を造るという手もあるんだけど、それじゃナンジャチームがよく作ってるテーマパークみたいになってしまう。

 などという心配はご無用。お金は一銭もありません。はい。

*Second Life とかいうのを
 Second Life とかいうのをインストールしてみた。なんなのかよくわからんのですけど、よーするに仮想の街の住民になっていろいろやるってことで合ってる?

 世の中的にはパソコン通信だった時代に、『ネットベイビー』とかいう二時間者のドラマがあったんだけど、タイトルこれで合ってるかな。ある主婦(?)が今で言うオンラインRPG(の戦闘とかないやつ)にはまって、ゲームの中で妖精みたいな赤ん坊みたいなノンプレイヤーキャラクターと友達になるのよ。その子と話をしてるうちに、これはただのプログラムじゃない、意思があって生きてるんだ、って感じになるんだけど、ゲーム自体がベータ版だったかなんかで、正式運用を前にリセットされることになるんだったかな(全部うろおぼえ)。そうなる前に話したいことを全部話しておくんだーって、アクセス制限をハッキングして入り込んだりいろいろするんだけどー、という、最後はちょっと切ない感じで終わるストーリーだった気がする。

 で、Second Life は十数年前には近未来SFだった世界が現実になる……と言いたいところなんだけど、うちのパソコンじゃ重たくて歩くだけでも一苦労さね。ビデオカードとか特別なものを挿さなくてもとりあえずは動いてるみたいだけど、キャラ設定なんかバグって何もできんかった。とりあえず金の生る木があるというエリアにテレポートしたのはいいけれど、操作がよくわからないので適当にやったら、あらぬ場所にワープアウトして、どこへ行っていいかわからないので放置して終了。現実は厳しい!!

 まあ、十数年前にドラマを見た時も、わたしゃ当時からパソコン通信とかしてたから、こんなグラフィックがぐりぐり動くパソコンはいくらくらいするんだろうとか、課金や電話代はどうなっちゃうんだろうって現実的な心配を沢山したんだけどさ。ああ、夢なんかないさ。なくてゴメンよ。

ツイストローズ・ツイストローズNo.2

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 左の薄紫の花がツイストローズで、右のピンクの花がツイストローズNo.2です。一見すると同じように見えますが、左はふうせんの基本形から折っていて、ツイストローズNo.2は鶴の基本形の途中から折ります。両方とも同じサイズの紙で折りました。

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*▲ツイストローズ
 これは折り方そのものは簡単なのに、バラに見えるように形作るのがものすごく難しいです。わたしが参考にしたのはメッシュ折り紙用の本なので、中心に針金を通して引っ張りながらツイストするなんて書いてあるんですけど、これを普通の折り紙でやろうとすると破けます(笑)

 最初は 15x15cm の普通サイズの紙で折ってみたのですが、手になじまず、いくらねじってもだらしなく広がるだけ。自分にはこれはムリかもしれないとあきらめ書けた時、ふと 7.5cm角の紙で折ってみたところ、中心がくしゃっと中に潜っていい感じのヒネリが出ることに気づきました。中心をへこますというより、まわりの紙が外へ出てくる感じになるんだけど……これは折ってみないとたぶんわからない。

 折り方は『メッシュ折り紙』という本に掲載されていますが、残念ながら絶版です。トーヨーや八下田織物から出ているメッシュ折り紙のために編集された本です。


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*▲ツイストローズNo.2
 「プリンセスMASAKO」というサブタイトルがついてます。そういう品種名のバラが本当にあるのですが、そのバラにちなんで創作したものだそうです。

 普通に折ると上の写真のように中心がとんがったバラができるのですが、本に出ている写真は中心部が上手に押し込んであって平らな渦巻きになってます。折り手の腕の見せ所ですが、わたしにはムリでした……orz お手本のとおりに折れると、もっと豪華で優雅なバラになるのですが。

 折り方は下の本に掲載されてます。大判の本で完成品の写真も大きく、しかもカラーです。


暮らしのなかのおりがみ
価格:1,500円


[追記]ツイストローズNo.2
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 その後少し練習してみました。花の中心部がとんがらないように折るには、単純にねじるのではなくて、軽くねじった後に中心部をピンセットでつまんで押すというか、倒して、倒したものを巻き取って平らな渦巻きを作るみたいです。これは言葉で説明するのが難しいし、写真を見ただけじゃピンと来ないかもー。

タグ:おりがみ おりがみの薔薇