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映画「ザスーラ」

 クリスマスだからといって特別なことがないのは毎年の事でございます。今年はたまたま休日なので映画なんか見に行ったわけですが、三郷のMOVIXで「ザスーラ」を見ようとしたらレイトショーに字幕版はないらしいんです(っていうか字幕版そのものをやってない。

 映画はレイトショー割引で見ると決めているので、ちょっと遠いけどイクスピアリならどうかと思って調べると、こっちは一押しが「チキンリトル」で「ザスーラ」の字幕版は午前中のたった一回。ディズニー系だからしょうがない。

 関係ないけど、「チキンリトル」の予告編って二種類あるでしょ。ひとつは映画館で主に流れてたやつで、宇宙人にさらわれたともだちのフィッシュをチキンリトルが助けに行くという内容。もうひとつは迷子の宇宙人カービーを助けるためにチキンリトルが活躍するという話。フィッシュ編にはカービーのカの字も出てこないし、カービー編にはフィッシュのフィの字も出てこない。まったく別の話みたいになっちゃってるのね。で、実際はどんな話なの? 見ないけど。ビデオでいいし。

 それはともかく、あっちでもこっちでも「ザスーラ」はイケてない状態なので、仕方なく木場のイトーヨーカドーに入ってる109シネマズで見る羽目に。ここならかろうじて字幕版のレイトショーもやってます。試写室みたいな小さな映画館で、お客さんはチョロチョロっとしかいませんでした(レイトショーだしね)。

 で、「ザスーラ」ですが、「ジュマンジ」の続編で、どちらも作中に出てくる双六みたいなボードゲームのタイトルなんです。止まった升目の内容が現実に起こってしまう謎のゲームで、今回は家ごと宇宙に飛んでいってしまいます。

 と、こういう内容を書いても、どこが面白いのかぜーんぜんわからない。見に行くまでは自分でも「どこがいいんだろう」と思ってた。でも、見ちゃうとけっこう面白いから不思議。完全にネタバレしちゃうので書きにくいけど、ゲームが現実になるという単純な話ではなくて、ぎくしゃくしている兄弟関係の修復がテーマだったりするんですけどね。原作(絵本)にはない重要なキャラとか出てきて、おおっと思うような展開アリ。字幕版より吹き替えを推してる映画館が多いのは子供向けだからなんだろうな(実際そうだし)。でも、あれを子供が見たがるかっていうとビミョー(笑)