引っ越したので下のバナーから移動してねん。
注意:下のほうに虫料理の写真があるので嫌いな人は下を見ないこと。カイコの蛹を混ぜたチジミ(韓国風お好み焼き)で、残念ながら大して生々しい写真ではありませんが。
昆虫料理研究会の bugeater さんのところからお見舞いということで虫が大量に送られてきました。先週の例会でとったトノサマバッタと、カイコの蛹とイナゴです。
トノサマバッタなんか、生きたままですよ。クール宅急便で冷やされてたので冬眠状態だったかもしれません。箱を開けて暖かくなったら、急にピンシャン跳び始めて面白かったー。
こんなにたくさん取り分けてくれるほど、みなさんがんばってたんですね。トノサマは捕まえるの大変なのに、分けてくださってありがとう。参加したかったよう、うるうる。
さてお待ちかね、昆虫料理写真はこの先にあります。こういうことを書いて引き返す人は、常連さんにはあまりいないと思うけど(笑)
カイコの蛹のチジミ(韓国風お好み焼き)
チジミは韓国風のお好み焼きで、小麦粉と上新粉を混ぜた粉を水でといて、具材をまぜてフライパンで焼いたものです。今回はチジミ専用に作られた市販の粉を使いました。
【材料】
カイコの蛹(蒸して冷凍したものだそうですが、到着時には溶けてました)
長ネギ
ニラ
ニンニク
庭で咲いてたトカドヘチマの雄花
オマケ:花についてたアリ
チジミ粉
ごま油
タレ:酢・醤油・コチュジャン・白すり胡麻
具材は冷蔵庫にあるものを適当に突っ込めばいいと思います。キムチなんか入れるとさらに韓国風になって美味しいです。
チジミ粉は韓国食材の店に行くとあるでしょうし、最近だと普通のスーパーで売ってたりもします。お好みで卵を一個加えてもいいようです。
【作り方】
1. チジミ粉に水を加えて生地を作る。
2. カイコの蛹はざっと湯通ししてお湯を切る。長ネギは千切りに。ニラは適当な長さに切る。ニンニクは皮をむいてスライスに。ヘチマの雄花はざっと洗って、それでも落ちないアリんこは気にしない。これらを1に加えて混ぜる。
3. フライパンにごま油をしいて煙が出るまで加熱する。2を流し込んで焼く。フライパンをゆすって生地がつるんと動く感じになったらひっくり返す。仕上げにごま油を追加してパリッと焼き上げる。表面パリッと中はモチモチになれば成功。タレをつけて召し上がれ。
4. タレは酢・醤油・コチュジャン・白すり胡麻などを適当に混ぜて作る。
どうしてもカイコの蛹独特の匂いがするので、この匂いがイヤって人にはキツイかもしれません。が、しかし。食感はかなり良いです。蛹を噛むとパリっとした歯ごたえで、サクッと噛み切れる。そう思うと匂いのほうも味のうちです。具材につかった香りの強い野菜とマッチしてなかなかの味わい。タレの酢醤油ともよく合います。ちょっとクセになりそう。
そういえば、あたしゃ来週また入院するんでした。その前に食べてしまわなければ。こりゃ夕飯も虫だな。トノサマは明るい時間に撮影したいので、明日か明後日使うとして、今夜はイナゴを使ってみようかな。