西

 西の攻撃が終わり、左の図の状態です。
 

 

西(防御)
東(攻撃)

 の攻撃です。東のプレイヤーは赤い枠の中にカードを置きました。隣接しているのは東側の捕虜ですから、ここでは戦闘は起きません。

 



 
西(攻撃)
東(防御)

 西の攻撃です。左図の赤い枠の中に西がカードを置きました。

 この場合、敵と隣接する辺が2カ所ありますから、辺ごとに勝敗を決定します。

 ここでは西は前からの攻撃に勝ち、右からの攻撃は失敗したことにしましょう。

 前面の東カードを右に90度回転させて捕虜にします。

 



 
西(防御)
東(攻撃)

 の攻撃です。赤枠の中にカードを置きました。

 西の捕虜になっている自分のカードと戦闘して、ここでは勝ったことにします。

 東のプレイヤーは捕虜になっているカードを左に90度回転させ、もとにもどしてください。



 
西

 の攻撃が終わり、左の図の状態です。

 これまで説明したことを繰り返し、勝敗を決めながら全てのマス目を埋めてください。
 
 

 



 
 途中経過は省略しますが、下のように全てのマス目が埋まったとします。こうなったらゲームは終了です。最終的な勝敗の判定に入ります。

 
西

 まず、自分から上下が正しく見えているカードを数えてください。

 東の場合を見てみましょう。上下が正しく見えている東のカードは4枚ありますね。次に自分が捕虜にしたカードを数えます。「捕虜」という文字が自分側から見て正しく見えているものが「自分の捕虜」です。
 東側の捕虜は3枚あります。4+3=7が、東側の得点です。
 

 同様に西側のカードを数えましょう。上下が正しく見えている西のカードは5枚、西が捕虜にしたカードは4枚、合計9枚が西側の得点です。

 よってこのゲームは西の勝ちとなります。

 同点で引き分けた場合は、一騎打ちで勝敗を決めますが、まずはカードの回収をしてください。
 


 
 ゲームが終わったら、それぞれ自分が出したカードを回収します。捕虜になったカードは持ち主が誰だったかわかりにくいので気を付けてください。自分が捕虜にしたカードは相手の持ち物ですし、相手に捕虜にされたものは自分のもちものです。

 もし同点で引き分けた場合はここで一騎打ちをします。
 自分のカードをひとまとめにしてよくシャッフルし、自分の前に裏向きに広げます。次に、一騎打ちに使うカードを1枚ずつ選びますが、自分のカードは敵に選んでもらってください。汚れ具合などで強いカードを選べないようにするためです。
 敵に選んでもらったカード同士、前面と前面をつきあわせて戦います。勝敗のつけかたはこれまでに説明したとおり、数字、特殊効果、属性によって決めて下さい。勝負がつかなかったら同じことをくりかえしてください。
 

 ここまでで1ゲーム終了しました。公式試合では、こういったゲームを3回繰り返し、2度勝った者を勝利者とします。
 

 公式試合では場の大きさを 4*4 としていますが、5*5、4*6 など、場の形を変えても楽しめます。また、勝利者が敗者からカードを1枚もらうなどのルールを追加してもいいでしょう。
 

 ここまでがだいたいのゲームの流れです。次に特殊効果を持つカードについて説明します。

 
 
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