|珍獣の 館TOP|珍獣様の博物誌| 珍獣の食卓| 珍獣日記ぼたにかる| 直前に見たページ| |
|
春が来た |
4月15日
雨。 今日も新しく何かしたということもない。花壇は花盛りだし、イタズラで植えた島ニンジンや中華セロリの株にも花が咲いている。 去年買ってきたランタナが今年も花を咲かせた。ランタナ(Lantana camala)という名前で売られてたけど、実際にはコバノランタナ(Lantana montevidensis)という同属の別種のような気がする。 ランタナは花が薄い色から濃い色へ変わることから七変化と呼ばれるが、コバノランタナは色の変化がはっきりしないようだ。コバノランタナという名前はランタナよりも葉が小さいことからついた名前だとか。 ランタナの類は甘やかしてはいけないらしい。去年は最初の花が終わっても何もせずに放っておいたら枝ばかり伸びてものすごい茂みになってしまった。長く花を楽しみたいなら、花が咲き終わった頃に枝を半分くらいに切りつめてしまわなければならない。そうすると、また花芽が出てきて新しく咲き始める。 とにかく成長が早くて、去年は夏の間に何度も枝を切りつめた。切った枝を土にさしておけば簡単に発根して根付いてしまう。挿し木にしたものも枯れずに
残っている。よく見たらこっちにも小さな花芽がついていた。去年の夏、無造作に土に刺しただけなのに、これほど簡単に根付くとは思っていなかった。
|
ランタナは立性
コバノランタナは半匍匐性 |
8月13日
春の花が終わったあとに派手に切りつめて夏を迎えた。ずいぶん切りつめたつもりなのに、新しい枝がのびほうだいになっている。そろそろ次の花が盛りになってもよさそうなのに、今年は梅雨が長かったせいか二度目の花が少ししか咲いていない。 それはともかく、コバノランタナを小さな花壇に植える時は気をつけたほうがいいかもしれないなあ。木が立ち上がらず枝が地を這うように伸びるのでそれだけで花壇を占領してしまう。「ランタナ」は立性なので、そのつもりで植えると期待をはげしく裏切られるかも。 コバノランタナは花壇に段差をつけて高いところに植えたらカワイイんじゃないかな。垂れた枝に花を沢山つけるはず。でもアパートの花壇なのでそこまで勝手にやれないし。そろそろ飽きてきたから秋になったらほじくりかえしてしまおうかと思う。鉢植えにでもすれば大人しくなるかもしれないし。 |