ブッポウソウ(投稿者:アヤコ) |
ブッポウソウは山地の森林で繁殖する鳥なのですが、平安時代頃、山を切り開いた寺院等で見られる様になり、しかも「仏法僧」と鳴き声が聞こえる為、霊鳥として崇められていました。
ところが昭和に入ってから、実は「仏法僧」と鳴くのは、同じ環境の所に住まうコノハズクであって、ブッポウソウ自身の声はぜんぜん違った事が確認されました。 |
鳴き声からその名がついた鳥ブッポウソウ。しかし、その声はブッポウソウ自身のものではなく、まったく別の鳥のものだと判明する……
劇的などんでん返しを含み、物語自体はお話自体はおもしろいが、カステラ系伝説の基本構造をまったくそなえていないため、正統派とはみとめられない。 なお、名前の由来にはなっていないが、同様の話はいくつか存在する。 その1これはこれで、面白いかんちがいの例であり、カステラ系とはまったく別のジャンルとして収集すべきである。 |