卵から生まれる茸シリーズ
和名 カニノツメ
別名
中国名  
科名 腹菌類スッポンタケ目アカカゴタケ科
学名 Linderia bicolumnata
原産地  
採集地 東京都葛飾区

 このキノコは珍獣の館とは業務提携サイトの関係であるHONE-ori-ZONEの骨月様からの貢ぎ物でありますの。
 珍獣様の博物誌は、珍獣様のお住まいのまわりでみつけた面白いもの、珍しいものなどを公開するぺぇじなので、本当は人様からいただいたものの紹介はしないルールなのです。が、このキノコはあまりにも面白いのでちょこっと紹介いたすのよ(実を言うと、もらったのは去年なのでカビが生えそうな話題なんだけども)。
 
フィルムケースから出てきた貢ぎ物 1999年10月23日ごろ撮影  それはこんなふうに、浜辺の砂と一緒にフィルムケースから出てきましたの。
 ちょっぴり塩のかほりがいたします。

 
 砂にまみれて出てきたのは、このような白い物体。繭のようでもあり、ちょっといびつな爬虫類の卵のようでもあり、魚の腸みたいなものでひとくくりに繋がっていますの。 白いもの 1999年10月23日ごろ撮影

 
天をさす2本の柱 1999年10月23日ごろ撮影  あら、白いものが破けて、なにか出てきてる。どこかで見たことあるような... そう、カニのツメにそっくり!

 それもそのはず、これはカニノツメという名前のキノコだったのです。


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