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鯉の切り身
 
 鯉の切り身。近所のスーパーで 298円だった。ひょっとするともとは高かったのかもしれない。スーパーの名前が入ったラベルの下から、○○水産という、別の会社のラベルが出てきたので(笑)
 
鯉の卵
 
 この鯉はメスだったようで卵を持っていた。くすんだ薄緑色をしている。
 
鯉こく
 
 鯉こくにしてみた。

1. 鯉の内臓をとる(このとき胆嚢を傷つけないこと。苦くなる) 
2. 鯉を筒切り(輪切り)にして、熱湯をかけまわす(臭み取り) 
3. 鍋に鯉と、鯉がかぶるくらいの水を入れ、酒を少々加えて水から煮る。 
4. アクをとりながら 10分くらい煮たら味噌と生姜をくわえ、じっくり煮込む。 

 地方によってはみそ味じゃなかったり、豆腐やゴボウを入れたりといくらか変化があるようだ。

 たいていの魚料理はそう長いこと加熱しないものだが、鯉の場合は長く煮こむ。そうすると鱗(うろこ)や骨まで食べられるようになる。本格的に作るときは、お茶っ葉と梅干しの種を布につつんで一緒に煮込むとよい。お茶は脂っこさを中和して、梅干しは骨をやわらかくするのに役立つのだとか。

     
 
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