新しい品種のレタス。玉にならずゆるゆると葉をしげらせる。サラダ菜（これもレタスの仲間）にも似ているが、サラダ菜より葉がやわらかく葉のふちがフリルになっている。JFEライフ（株）というところで開発したもの(?)で、清潔な水耕栽培で作ったハウス野菜というのが売りである。

　これもJFEライフ（株）の水耕栽培もの。公式サイトによれば「エンダイブとリーフレタスをかけ合わせたサラダ菜で、花のマリーゴールドによく似た、柔らかくアクの少ない野菜です」とのことである。

　つまりサラダ菜・エンダイブ・リーフレタス（サニーレタスみたいなやつ？）を交配させたということなのだろうか？それともエンダイブとリーフレタスを交配させて「サラダ菜」を作りましたということなんだろうか。そういえば、そもそもサラダ菜っていつ頃だれがどうやって作ったのかなあ…などと別の方向へ話が転んでしまいそうである。「マリーゴールドのような」という説明にも個人的には首をひねる。おそらくマリーゴールドの葉と形が似てると言いたいのだとは思うんだけど、そのたとえはあまり美味しそうじゃないんだけど…まあ、そんなことはこっちへおいといて。

　見た目もそうだが、食べてみると葉が非常にやわらかく、やわらかいなら美味しいんだろうと思うと、これが必ずしもそうじゃない。柔らかすぎて何を食べているのかよくわからない。食べる前に水にさらしたせいか、やたらと水っぽくて味もない。メーカーのサイトにもえぐみが少ないとか、やわらかいというような売り文句が並んでいるが、味や食感に特徴のないことがそんなにすばらしいのかと首をひねっった。