王菜という別名もあるが定着しなかった
食用として本格的に栽培されるようになったのは1984年ごろというからそれほど古い野菜ではないが、戦前に繊維をとる目的で栽培されていたことがある。1990年代に入った頃からエジプト考古学の吉村作治教授が「エジプトでは欠かせない野菜。ファラオも食べていたはず」というようなことあちこちで触れ回っているうちに、あっと言う間に普及して、今ではどこのスーパーでも普通に買える野菜になった。 葉や茎を包丁で叩いて細かくするとオクラのような粘りが出る。エジプトでは叩いたモロヘイヤをスープに入れる。臭みもえぐみもなく、味付け次第でどうにでもなる。
葉や茎を包丁で叩いて細かくするとオクラのような粘りが出る。エジプトでは叩いたモロヘイヤをスープに入れる。臭みもえぐみもなく、味付け次第でどうにでもなる。
Mulhiyya アラビア語で王家のものという意味。