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通称 モロヘイヤ
和名 タイワンツナソ(台湾綱麻)
 またはシマツナソ(縞綱麻)
 またはナガミツナソ(長実綱麻?)

王菜という別名もあるが定着しなかった

学名 Corchorus olitorius
科名 シナノキ科
沖縄口  
アイヌ語  
中国名 長朔黄麻(朔は草冠)
長果黄麻
山麻
英名 Jew's Mallow
エスペラント  
その他 Mulhiyya(アラビア語、王家の野菜の意)
原産地  
 
 
王家の野菜
 食用として本格的に栽培されるようになったのは1984年ごろというからそれほど古い野菜ではないが、戦前に繊維をとる目的で栽培されていたことがある。1990年代に入った頃からエジプト考古学の吉村作治教授が「エジプトでは欠かせない野菜。ファラオも食べていたはず」というようなことあちこちで触れ回っているうちに、あっと言う間に普及して、今ではどこのスーパーでも普通に買える野菜になった。

 葉や茎を包丁で叩いて細かくするとオクラのような粘りが出る。エジプトでは叩いたモロヘイヤをスープに入れる。臭みもえぐみもなく、味付け次第でどうにでもなる。

モロヘイヤにまつわる言葉
Mulhiyya
 アラビア語で王家のものという意味。
  
 
珍獣様が食したモロヘイヤ