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近所のスーパーで、あるだけ全部買ってみた。 中国産(三つ入ってるヤツ) 98円 青森県しんせい五戸産 198円 青森県のMILD229 298円 青森県産品種不明 98円 岩手県産有機にんにく(二片しか入ってない) 100円 中国産が断然安いんだけど、青森県産もブランド(?)がついてなければ一個98円と大した値段じゃない。驚くのは岩手県産。ばらして
小片にしたのを二個入れて100円……一個ならいくらするのよ? |
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とにかく安いのが取り柄の中国産。今回はスーパーで買ったので三個98円だったけど、八百屋で買うと一袋に十個以上入って300円
なんてこともある。 |
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バラしてみるとこんな感じ。一個に十三片ついてました。とにかく大きさが不揃いなのが特徴で、小さいのは皮を剥きにくいし、あんま
り使いやすくはないです。が、安いので、剥きにくいほど小さいのは贅沢に捨ててしまって大きいのだけ使うという手も(ちょっともったいない)。 |
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切り口はこんな感じ。中国産は粗悪でスカスカだという話も聞くけど、新しいものはそうでもないですよ。ただし、大安売り中の中国産
はいくらか古くなって乾燥してるものもあるので、そういうのはスカスカしてる場合があるかも。 普段わたしは、中国産のこういうのを使っているんですが、最近香りが足りない、鼻がおかしいのかとブログに書いたところ「青森産のほうが香りも栄養価も 高いはず」というコメントを各方面からいただきまして、それなら比べてみようと思ったわけです。 |
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こちらは青森県産。裸で売られていたので品種名等はわかりません。一個98円でした。 |
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バラしてみると、一個に六片くらいついていて、どれもそこそこ同じ大きさです。 |
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切ってみました。大きさの違いはありますが、この段階では中国産と大差ないような気がします。写真なので色が違って見えるのは光の加減です。青森産のほう が少しきめこまかな感じがしますが、そもそも品種が違うので、そういう比べ方をしていいかどうか疑問です。 |
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こちらは「しんせい五戸」という青森の農協のブランドがついてますが、品種名はちょっとわかりません。大きさや形はひとつ前のノー
ブランド品と極めてよく似ています。一個198円でした。 |
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バラしてみると一個に六片ついています。 |
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切ってみました。これは、青森産ノーブランドと品種は同じなのかもしれないですね。形や大きさなどで等級の高いのにブランドをつけ
て売っているのかもしれないです。 |
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お次は青森県のJAとうほく天間のもので、一個で298円もする高級品ですぞ。MILD229という品種名(商品名?)がついてい
ます。名前の通り香りがマイルドである、ということらしいです。 参考:にんにくの里 http://gte.serio.jp/m229/mild229.htm 個人的には匂いのないニンニクなんかなんのために食べるんだ、と思うのですが、まあそれはこっちへおいといて、サンプルとして購入してみました。 |
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これまた一個に六片ついていました。ちょっと芽がでかかってるのはご愛敬……と言っていいものかどうか。高いのにねえ。 |
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これが切り口です。ええと、これマイルドにんにくなんですよね。 あれー、なんだろう、どういうことだろう、実はこの段階で一番香りが強いのがこれでした。 正直ほかのニンニクは、切って鼻を近づけても「うん、香ってるね」って感じでしたけど、マイルド229は「おっ、ニンニクだ!」という強い香りがしまし て、何と比べてマイルドなのかサッパリわからぬでござるよ、ニンニン。 マイルドにんにくとしては、否定的意見になってしまうのでしょうが、ニンニクには匂いがあるべきだと考えるわたしにとっては、今回もっともすばらしいと 思ったのは、マイルド229でした。いや、いい香りだ(香っちゃいけないのかもしれないが)。 |
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最後は岩手県産です。すでにバラしてあり、二片しか入っておらず、100円でした。おそらく一個に六片だと思うので、一個換算で 300円ですかね。こりゃまた高級品ですぞ。 |
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わざわざバラした写真を用意する必要もなさそうですが、お約束なので一応(笑) |
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切ってみました。きれいな切り口ですね。 さて、今回のテーマは香りです。わたしは香りの強いニンニクを食べたいんです。ひとおおりかいでみましたが、実はあんまり違いを感じられませんでした。 強いていうと、マイルドであると主張しているMILD229がもっとも香り高く、おもいっきり看板に偽りがあるんですが、個人的には気に入りました。 念のために、生のままスライスして放置してみたのですが、結果は同じで、MILD229が一番美味しそうな匂いでした。ううむ、こうなると、何と比べて マイルドだと言ってるのか激しく気になります。229よりスゴイのが存在するということなのでしょうか。 |
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