Bassia scoparia(旧
Kochia
scoparia)
ホウキギの学名。古くは コキア属とされていたが現在は分類が変わっている。旧属名の
kochia はドイツの植物学者ヴィルヘルム・ダニエル・ヨセフ・コッホ(W.D.J.Koch)に由来している。小種名の
scoparia ホウキ状のという意味。現在の属名である bassia の意味は残念ながらはっきりしない。
mexican firebush(メキシコの火藪)
burning bush(燃える藪)
どちらもホウキギを意味する英名。秋に紅葉することからついた名前であろう。ただし、どちらも別の植物を意味する場合がある。
summer cypress(夏のサイプレス)
ホウキギの英名。サイプレスという植物に似ていることから。
broom-goosefoot(ほうきアカザ)
ホウキギの英名。broom は掃くことで、goosefoot
はアカザのこと。アカザの葉の形がガチョウの足に似ているから。
belvedere(見晴台)
ホウキギの英名。なぜそういう言い方をするのか皆目見当が付かない。ベルベデレ(belvedere)という絵画館がバチカンにあるが、あまり関係なさそうだし。
balailarbusto(ホウキたちの上半身?)
ホウキギのエスペラント名。分解すると、balail-ar-busto
で、掃く道具-の群れ-バスト(胸、上半身)ということになる。おそらく、ホウキのボサボサの部分を上にして立てかけたときに、ボサボサの部分をバストに見立ててこんな呼び方をするのだと思うが、それなら
balailarkapo(ホウキたちの頭)じゃいけないのだろうか。
なんて軽い冗談を長いこと掲示したままになっていましたが、本当は
balail-arbusto でホウキの灌木(低木)という意味です(さすがに気づいて修正版を作ったところまでは覚えてるんだけど、その後アップしたつもりになって忘れていたらしい…恥)。arbo
に対して arbusto という別の単語があるとは思わなかったなあ。arbeto とはどうニュアンスが違うんだろ。
とんぶり
唐から来たブリ子(ブリの卵)が訛ったという説がある。色といい、大きさといい、たしかに魚卵を思わせる。