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ギボウシ(ウルイ)の利用法
ウルイという名前で食用にされるのはギボウシの仲間である。ギボウシの原産地は中国と日本。食用にするのは主にオオバギボウシ(H.montana)であるが、コバギボウシ(H.sieboldii)も食べる。 萌えだしたばかりの若い芽をお浸しや酢みそ和えに、また葉柄を湯がいて乾燥したものを山干瓢(やまかんぴょう)と言って保存食にもする。花も食べられる。 中国に生えるトウギボウシ(H.plantaginia)は、『本草綱目』によれば根を薬にするとあるが今は使われないという。中国名は玉簪。タマノカンザシという和名を当てることも多い。 ギボウシの仲間は薄紫のユリに似た小さな花が咲く。園芸用の品種も多く、花の色もさまざまに改良されている。カンゾウ(萱草)と同じく花の命が短いことから英語では Daylily と呼ばれることがある。 |
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ギボウシにまつわる言葉
擬宝珠(ぎぼうし または ぎぼうしゅ) |
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