Polymnia sonchifolia
Samallanthus Sonchifolius
どちらもヤーコンの学名である。研究が進むにつれ、それまで別の属に分類されていたものが新たに独立した属になったりすることはありがちで、そのたびに学名が変わるので本によって違う学名が記載されている場合がある。
Polymnia はムーサイ(ミューズのこと、芸術の女神たち)のひとりで、叙情詩を司る女神の名前に由来している。
Sonchifolius(-a) は Sonchus属の葉のような、という意味。Sonchus属 というのはハチジョウナの仲間のことだが、オニノゲシに似て葉に切れ込みのないもの…といってもピンと来ないだろうから「Sonchus」でググってみることをおすすめする([参考]>google)。
Samallanthus は残念ながら意味がわからなかった。
天山雪蓮
台湾のサイトでは、この単語をヤーコンにあてているところが多い。しかし、天山雪蓮はウィグルの山に生えるキク科植物セツレンカ(Saussurea
involucrata)のことで、ヤーコンとは関係ない(参考:中国語>天山雪蓮図、雪蓮/快楽双人行)で、その根は万病に効くと言われている。珍重されるあまり根こそぎ掘られて現在は絶滅寸前だという。