海の日だったので、海に行って拾ったのです。
　コブシガニ科のなにかだと思うけれど種名まではわかんないです。

　大きさはこんな感じ。
　図鑑によると、コブシガニの仲間はこのサイズで打ち止めのようです。
　つかまえてきて、しばらく飼ってたんだけど、今朝まで生きていたのに夕方には死んでました。おなかに卵持ってました。

　韓国料理にケジャンというのがある。生のカニを辛い味噌につけ込んだものなのですが、ふつうはワタリガニを使うのだそうです。
　ところが近所の韓国食材屋さんで、これと同じような形、同じような大きさのカニで作ったケジャンをみつけた。ケジャンなら生のまま殻を割って身を食べますが、なんせ小さなカニですから、食べるところなんかほとんどありません。どうやって食べていいかわからないので、ざっと炒めてからスープにしてみましたが、これじゃ別の料理になってしまう。
　この写真を見ると、謎のケジャンもどきを思い出し、あれはなんだったのかともう一度首をかしげてしまうのです。