前のページへ
 
 
激写
アオスジアゲハの臭角
JavaScript を 有効にしてから見てなのよ


2000年9月17日撮影

 

 アゲハといえば、くさ〜い角を出すので有名ですが、今まで珍獣が飼ってみたアオスジさんは、つついても、うりうりしても、角を出しませなんだ。図鑑などで調べても、アオスジアゲハの臭角については何も書かれておらず、長い間なぞのままであったのです。

 ところが、つい先日みつけたアオスジさんは、ふーっと息をふきかけただけで、ぴゅっ、と角をお出しになる。これが面白く、何度も息をふきかけ、見事な角を鑑賞したというわけですの。ついでに写真もとったので、パラパラアニメでご覧下さいませなのよ。

 ちなみに、アゲハ類の臭角ってのは、出しっぱなしにしていると、空気にふれて乾いてきますの。乾いた角をひっこめると、どうやら張り付いてしまうらしく、ふたたび湿ってくるまで脅かしても出てきません。
 上の写真のアオスジさんも、実は角の先っちょのほうが乾き気味で、本当はもっとピューッと長くのびるんですのよ。
 ええ、もちろん乾かしちゃったのは珍獣ですの。

 

| 前へ |
目次へ
目次へ