和名 フタナミトビヒメシャク
別名 シャクトリムシ
中国名  
科名 シャクガ科
学名 Pylargosceles steganioides
出現期 年 2 回 4〜5月 6〜10月
食草 キク カタバミ ムクゲ バラ オランダイチゴ シュウカイドウ
採集地 東京都葛飾区


 
どーこだ? 1999年9月4日撮影  この写真の中には芋虫が1匹います。
 どこにいるかわかる?
 
 
 これならわかるよね? なーんだ? 1999年9月4日撮影
 
 
 これはシャクガの仲間で、たぶんフタナミトビヒメシャクという蛾の幼虫だと思う。これは灰色してるけど、黄緑色になることもあるとか。これは珍獣のおうちのそばの花壇で撮影したもの。小さいバラの木にたくさんついてました。
 シャクガの幼虫って、親指と人差し指で長さを測るみたいに歩くから、シャクトリムシなんて言われるけど、この子はめったにそういう歩き方はしてないです。っていうか、まともに歩いてるところを見たことない。
 ぴーんと体を伸ばして枝のふりをしてます。ひっぺがしてもまだ固まってます。

爪楊枝?
1999年9月4日撮影

 いつまでもこんな風なので、指先でうりうりしてやったら、突然びんびん体を動かして跳ねてました。写真にはとれなかったけど、すごい跳ね方です。水揚げしたばかりの魚かエビみたいにぴっちぴちでした。これには一瞬びっくり。意外な芸を持った芋虫です。
 今はこんなふうに爪楊枝みたいな体つきしてるけど、成長すると体が太くなるそうです。蛹になるときは地下にもぐります。地下で冬越するそうです。

 

目次へ
目次へ