和名 | チョウトンボ(蝶蜻蛉) |
別名 | |
中国名 | 麗翅蜻 |
科名 | トンボ科 |
学名 | Rhyothemis fuliginosa |
出現期 | 6〜8月
夏の早い時期に見られる |
食草 | 幼虫(ヤゴ)は水の中でボウフラなどを食べる
成虫は蚊や蠅などの小さな虫をとって食べる |
採集地 | 東京都葛飾区・水元公園 |
2003年8月10日撮影 その虫はぱっと見ると黒くて、大きな翅があって、光をあびると空色、緑色、紫色に輝いて、ひらひら飛びます。 蝶みたい。でも、蝶にしては翅が細いんです。
その虫の名前はチョウトンボ。
トンボにしては翅に幅があるけど、やっぱりトンボですよね。
いつも高い木の梢近くを飛んでいて、なかなか下まで降りてきません。交尾と産卵の季節になると小川の水面近くを低く飛んでいますが、長いこと見ていても翅を休めるということがなくて、近くで見るのが難しい虫です。
でも生き物ですから、必ずどこかで翅を休めているはずなんです。 そう思って、朝早く見に行くと、写真のチョウトンボが川辺の草にとまってました。 早起きまでしてお近づきになっておいて言うのもなんですが、チョウトンボってとまってる時より飛んでる時のほうがきれい…ですね(汗) この虫は、下を向いて歩いていてもみつけられるんですよ。翅が幅広いからでしょうか、地面に落ちる影の動きだけでチョウトンボだとわかります。 図鑑などには6〜9月に見られると書いてあるようですが、東京あたりだと8月中旬までで姿を消すようです。夏の早い時期に見られるトンボです。 |
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