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和名 ヒガンバナ(彼岸花)
 シロバナヒガンバナという交配種かもしれません
別名 マンジュシャゲ(曼珠沙華)
 サンスクリットのマンジュシャーカに由来
英名
中国名 紅花石蒜(ヒガンバナ)
科名 ヒガンバナ科
学名 Lycoris radiata var. radiata (ヒガンバナ)
Lycoris albiflora (シロバナヒガンバナ)
原産地 中国
撮影  東京都文京区・小石川植物園


 

ヒガンバナ
2003年9月17日撮影

 ヒガンバナといえば、この写真のように真っ赤な花が咲くものです。この赤い花が火を連想するのか「摘むと火事になる」と言われます。

 
白いヒガンバナ?
2003年9月17日撮影

 ところが、小石川植物園で先日こんなのを見かけました。明らかにヒガンバナなんですけど白いんです。真っ白ではなく、うすぼんやりと赤いんですけど、それでも普通のヒガンバナにくらべたら白いですよね。

  
赤いヒガンバナ
2003年9月17日撮影

 赤いのとくらべると、白いほうが花の数が少ないような気もしますが、白いのはそんなにたくさん咲いていなかったので、単なる個体差と言えなくもないです。

白いヒガンバナ
2003年9月17日撮影

 白いヒガンバナといえば、ショウキズイセンとヒガンバナの交雑種でシロバナヒガンバナというのがあるそうです。その名の通り白い花を咲かせるんですが写真で見る限りでは黄色みがかった白い花を咲かせるものが多いようです。でも小石川で見たのは赤みがかった白でした。なんだか違うものに見えます。

 小石川植物園にはヒガンバナはたくさん咲いていますが、白い花をつけているのは写真のものだけみたいでした。別の種類のヒガンバナを植えたにしては数が少ない気がします。赤い花が突然変異で白くなったのでしょうか? それともやっぱりシロバナヒガンバナなんでしょうか。

  

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