お針箱・目次珍獣の館 TOP直前に見たページ

ビーズを編みこんだレース編みのがま口
レース糸に丸大ビーズを通して鉤針編みをしたものです
作り方はわりと適当なので「こんな雰囲気」くらいの参考にしてください
 

準備するもの
 丸大ビーズ 14g 透明な紫
 レース糸 #40 綿100% 生成り 少々
 レース用鈎針 8号
 がま口用の金具(穴が20個のもの)
 木綿針 またはレース糸用の縫い針(ビーズの穴に通るもの)

材料費
 丸大ビーズ マンセル(ユザワヤブランド?) 7gで 82円 *2 = 164円
 口金 LUMINE CO.,LTD というメーカーのもの、ユザワヤで購入 336円
 レース糸 MOTOHIRO&CO.,LTD販売のインド製 100gで 347円(使い切れないほどある)
 
1.レース糸に丸大ビーズを通す
レース糸にビーズを通す
 まず、レース糸に使う分だけのビーズを通します。丸大ビーズを14g通して数十個あまる感じです。誤差があるかもしれないので多めに通して余らせるのがいいと思います。「糸通しビーズ」だったら2mくらい通せば腐るほどあまります。足りないのを心配するくらいなら余らせたほうが心にゆとりが生まれます!
ビーズの量
 糸通しビーズは糸に通した状態の長さで売られてます。たいていは 1m 単位で売られてるようです。ところがバラ売りのビーズは 7g 単位で売られています。7gのバラビーズを糸に通してみたところ、目分量で申し訳ないのですが、50cm あるかどうか微妙な感じの量でした。がま口は 7g x 2パックで作れましたから、糸通しビーズなら 1m で余りが出るかもしれません。でも自信がないので信用しないでください(笑) 2m 買えば確実に余りが出ます。

[追記]ビーズの量
 その後ひろこさんの調査により糸通しビーズとバラ売りビーズの関係がさらに明らかになりました。2926雑記 6月9日をご覧下さい。これで編み始めてから足りなくなるのを完全に防げるぞ!

 レース糸ですが、今用意したのは #40 という太さです。もうちょっと太くても通るようです。わたしが試した限りでは #20 くらいまでは余裕で通りました。。糸は番号が若いと糸が太くなります。

 ビーズは「丸大ビーズ」という規格のもので、通常サイズの丸小ビーズよりも大きなものです。メーカーに関係なく、丸大ビーズといえばほぼ同じサイズのものがそろいます。

 糸通しビーズと呼ばれるものを買った場合はひろこさんの2926雑記(5月31日)に通し方が詳しく説明されていますのでご一読を。

 バラのビーズを購入した場合は、針にレース糸を通してビーズをすくって通します。#40 程度のレース糸なら無理やりつっこめば普通の木綿針に通ってしまいます(ほんと)。レース糸が針に通らない場合は、下の図のように針に通した細い糸で小さな輪をつくって、その輪にレース糸を通せば良いと思われます。ものは使いようと言えるでしょう。

普通の縫い針でレース糸を使う裏技というか、荒業

2.ビーズを編みこむ
こんなふうに編みこみます
 レース糸を鉤針で細編みにしながら 1目に 1個ずつのビーズを編みこんでいきます。編み図にするとこんな感じ。

編み図

 最初は輪にして12目作り目。二段目からは1目に一個ずつのビーズを編み込んでください。この調子で増し目をしながら13段編みます。最初は形にならずにイライラしますが、何段か我慢して編むと自然に六角形になります。上記の編み方をするとかすかに縦に 3目分長い六角形ができあがります。がま口に深さを出すための 3目です。
 

3.半分に折って両側を引き抜きはぎ
半分に折る
 がま口を作るので袋にしなければなりません。図のように中表に半分に折るのですが、折る方向に注意してください。縦方向に折るっていうか、長いほうを半分にするっていうか……なんて説明すればいいのかな。

黄色い線の範囲を引き抜きはぎ
 次に両脇をはぎ合わせます。写真の黄色い範囲を鉤針編みで引き抜きはぎにします。残りの片側も同じように引き抜きはぎにします。

袋になりました
 両側をはぎ合わせると浅めの袋ができます。

4.口金をつける
口金をつける
 いよいよ口金を綴じ付けます。この口金には片側に 20個の穴が開いています。今回は穴 1個につき、ビーズ 1個のわりあいで綴じてみようと思います。一辺に13個ビーズがありますが、両脇に3個ずつ余らせてゆるみにします。口金の内側ではなく、外側に綴じ付けていきます。

口金をつける
 ↑口金の 1個目からビーズの 4個目に糸を通します。ビーズだけ拾ったのでは弱いので……

口金をつける
 ↑地の網目も一目すくいます。

口金をつける
 ↑となりのビーズ(5個目)に下から糸を通して口金の 2個目の穴に抜きます。

口金をつける
 ↑残りはその繰り返しで 20個の穴と、20個のビーズを綴じ付けます。もう片側も同じように綴じ付ければビーズのがま口の完成です。

脇にこんな感じのゆるみができます
 全部綴じ付けると両脇にビーズが余って写真のような緩みができます。

口を閉じると金具が軽く埋もれていい感じ
 口を閉じるとこのように金具が軽く埋もれていい感じになります。

完成!
完成!
 こんな小さながま口です。深さを出したい場合は、もっと縦に長い六角形を編めば良さそうです(その場合はビーズの数も増えますから多めに通しておくこと)。

10円玉が15枚くらい入ります
 10円玉が15枚くらい入ります。これ、もう一度作れって言われたら同じもの作れるかな……(汗)
 

 なお、ひろこさんが形の違うががまぐちの製作に成功されました。パタリロ型でたっぷり入るがま口のようです。詳しくは2926雑記の6月8日をご覧下さい。透明ビーズを使って地糸の色を透けさせるなど奇抜なアイディアも必見です。

 
検索用キーワード
ビーズのがま口 ビーズ編みのがま口 がまぐち
レース編みのがま口 レースのがま口
ビーズと鈎針編みのがま口 かぎ針編みのがま口
 
お針箱・目次珍獣の館 TOP直前に見たページ