クリスチャンでもないのにクリスマスを祝ってどうするんだなんてこと言う人もおるようなのですが、そういう人は12月25日が本当はなんの日かご存じありませんのねえ。12月のこの時期になると、だんだん昼の長さがみじかくなって、寒さも厳しくなってくるから、太陽に元気だせって応援するお祭りが世界中にたくさんありますの。12月24日も、もとはそういうお祭りだったらしいのですの。そうなのですの。
聖書にはイエス・キリストが死んだ日のことは書いてあるけど、生まれたのが何月だったかは書かれてませんの。たぶん、秋の借り入れが終わった直後くらい、こんなに寒くなる前のことだろうとは言われていますのよ。たまたま12月にキリスト教のお祭りがなかったので、昔からあった、冬至のお祭りにかこつけて(?)、いつ生まれたかわからないイエス・キリストのお誕生日を、25日ってことにしてお祝いしましょーってことになったみたいなのですわ。 というわけで、クリスマスはどっちかっていうと、キリスト教とは関係ない人たちのお祭りだと思うわけなのね。特に日本人は、冬至にユズ湯に入り、カボチャを食べ、お正月には初日の出を見に行っちゃうほどの太陽マニア。12月25日に大騒ぎするのはかなり似合っちゃってるってことなのですわ、ほほほほ。 というわけで、みなさん、これからお正月にかけて、人種とか、宗教とか、そういうことはこっちへおいといて、四の五のいわずに楽しむのですわ。
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