▲鞍ヶ池(くらがいけ):けっこう大きな池です。豊田市駅から路線バスで足助(あすけ)まで行く途中にあります。なんかもっと風景のいいところがあるはずなんですが、足助で坂道や階段を上ったり降りたりして、昼食をとる間もなくバスに乗ってここまで来ているので、かなり力尽きてます。
鞍ヶ池は、江戸時代にものすごい日照りがあって、尾張徳川藩の城主が掘らせた池だそうです。大変な苦労をして掘ったので、領主が感動のあまり愛馬の背中から鞍(くら)をとって、この池の主になれと念じて投げたことから、鞍ヶ池と呼ばれるようになったそうです。
▲ミニ動物園(入園無料)があったりします。この写真はミナミカナダヅル。
▲今では自動車屋さんですが、トヨタはもともと自動織機を作ってた会社です。写真の自動織機は実際に動いてるところを見られるって話だったんですが、1日に2回だったか3回だったか、ほんのわずかしか実演してないので、このために時間を調整して来ないと見られそうもないです。以前、群馬の桐生市ってところの博物館で、豊田喜一郎が開発した自動織機の話を聞いてたのでちょっと見たかったんですけどねー。
▲豊田の創始者、豊田喜一郎氏の家が保存展示されてます。すばらしくセンスのいい建物でした。しかし内部の公開はしてないそうです。えー、それもちょっと残念。中も見たい。
▲公園内(?)にある食堂。こんな食堂が三軒くらい並んでて、カレーライスだのラーメンだの、昔ながらの食堂メニューがあります。あまり期待せず入ってオムライスを頼んだら、これが本当になんの変哲もない昔ながらのオムライスで、美味しさと懐かしさでハートをぶち抜かれました。
最近、どこへいっても妙に気取ったオムライスばっかりなので寂しいんです。チキンライスを薄く焼いた卵焼きでくるんで、ケチャップをかけた(決してドミグラスソースなんかであってはいけない)、あの懐かしいオムライスが無性に食べたくなります。昔ながらのオムライスは意外にも職人の腕を要するメニューで、家で作ろうとしてもうまくいかないものです。久しぶりの正しいオムライス、美味しうございました。
そこまで書いてて、オムライスの写真は撮りわすれましたけどね。気付いたらもう食べ終わってました、わっはっはっは。 ▲オムライスは400円ですよ。お値段までも懐かし価格ですわ。昼ごろのバスがもう一本あったら足助で食事したのにってブーブー言いながらここまで来たけど、激しく好みのタイプのオムライスが食べられたので良しとしておこう。
▲名鉄の古い車両。名鉄豊田線が出来た時にテスト走行に使った車両なのでここに寄贈されたそうです。
▲ここは高速道路の鞍ヶ池パーキング。コンビニと展望台がある。車をパーキングに置いて鞍ヶ池の公園(動物園や植物園やトヨタの記念館など)に歩いて遊びに行けます。公園側からパーキングへの出入りも自由。
そんなこんなで鞍ヶ池でした。まわりは山なので、もうちょっと暖かい季節だと池のまわりを歩いたら楽しそう。
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