実はこれ、わたしも名前がよくわかんなくて、種名板もついてなかったので、あとで名前を調べようと思って写真をとりました。まずはノーヒントでどうぞ。答えや答えの探し方を見たい方は下へスクロールしてください。
では、まず答えの探し方です。
最初に書いたように、わたしも名前を知らなかったので、わたしがどうやって探したか書きます。
google の画像検索 で、「四弁花 赤い」って書いて検索ボタンをポチッと押しました。以上。
検索結果は時と場合によって変わるかもしれませんが、わりと上位にヒットすると思います。
花びらのことを花弁(かべん)といいますが、花弁の枚数によって「四弁花」「五弁花」「六弁花」などと分類されることがあります。
同じ花の写真を掲載しているサイトで名前をみつけたら、そこで納得しないで今度はその名前で検索して、あってるかどうか確認します。この作業が案外勉強になるんですよ。ためしにやってみてね。
というわけで、答えは「サンタンカ」でした。漢字で書くと山丹花です。
ところで、サンタンカや山丹花で調べて行くと、赤い四弁花だけど花びらが丸い別の花がサンタンカと呼ばれていることに気付くと思います。
サンタンカは、アカネ科イクソラ属(サンタンカ属)というグループの花の総称なので、色や形の違ういくつかの花がサンタンカと呼ばれているようです。
実はわたし、下の花も写してきたんですけど、これもサンタンカなんですね?
▲サンタンカ(学名:Ixora chinensis イクソラ・キネンシス):キネンシスってのは「中国の」って意味ですね。
▲今回のお題であるこの花もサンタンカ(学名:Ixora coccinea イクソラ・コッキネア):コッキネアは「緋色の」という意味だそうです。
ちなみに、撮影場所は夢の島熱帯植物館です。
[追記]
植物は種類が多く、種名(この場合は日本語の名前=和名のことですが)があいまいです。このお題の花のように、イクソラ属の花すべてを「サンタンカ」と呼んでしまってる場合もあるし、ゼフィランサス属のように、あるものはタマスダレ、またあるものはサフランモドキというように、ひとつひとつ別の和名がついてることもあります。
サンタンカもこんなに花の感じが違うんだから、それぞれ別の和名がついてたって良さそうなんですが、「サンタンカ・キネンシス」「サンタンカ・コッキネア」というように種小名を添えて呼び別けるのが普通のようです。
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