インドのスナック菓子。デーヴァナーガリーの表記は दाल बीजी なので、カタカナで書いたらダールビージーとか、ダールビージとか、ダルビジとかですかねえ? 強烈に辛くて、でも癖になる。行きつけのインド食材店で購入。1袋200円くらいだったかな。油で揚げた豆っぽいものが2種類と、細い索麺状の何かを、これまた油で揚げて砕いたものがまざってる。
成分表を読むと、豆はアカレンズマメとキュウリの種子(cucumber seeds)だって書いてある。索麺状の何かはヒヨコマメの粉で作ったものらしいです。あとは調味料として唐辛子、黒胡椒、ほうれん草、クミン、クローブ、ナツメグ、ブラックソルト(黒い岩塩)、乾燥生姜粉、シナモン、ベイリーフ、乾燥マンゴー粉、ミントの葉、カルダモン&アサフェティダ(Asafoetida)。アサフェティダはセリ科のハーブらしいですよ、見た事ないけど。
袋の裏に दाल बीजी(Dal biji) TASTE OF TRADITION(伝統の味)と書いてあります。でもヒンディーで検索してもぜんぜんヒットしなくて、 なぜか Dal biji で英語版のウィキペディアに項目がヒットするのね。これによると、マスクメロンの種と、カリカリにしたヒヨコマメ粉のヌードルから作るって書いてあるみたいね。たぶん、食用にするような大きな種のとれるハグラウリかマクワウリみたいなのがあるんだと思います。
辛くて美味しいんですが、細かいので手で食べるのが難しいです。現地では袋から直接、口にざらざら流し込むのかもしれません。しかし辛いもの初心者である我々日本人は、そんなことをすると気管に入って悶絶するし、熟年、壮年のおともだちは肺炎から極楽への片道切符を手にすることになりそうなので気をつけましょう。わたしはスプーンですくって食べてます。
ちょっと悪戯心をおこしてご飯にふりかけたり、マッシュポテトにかけたりしてみたら美味しかったです。インド人が見たら大笑いするんだろうな。
楽天かアマゾンにないかと思って探したんですが、探し方が悪いのかみつからなかったです。ハルディラムの似たようなスナック菓子は沢山あるのになぜかしら。
ちなみに、ダル दाल はレンズマメのことですが(ダルカレーのダル)、ビジ बीजी は「植物の種子(たね)」とか「核」とかいう意味らしいです。
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