http://www.chinjuh.mydns.jp/wp/20160511p4487
↑この記事の続きです。
光を通す薄い紙を、切って重ねることでステンドグラスのような効果を出す、不思議な紙工作、ローズウィンドウ。上の写真は「ローズウィンドウ用」と銘打った紙を使って作ったものですが、この紙が何かに似てる、なんだったかなあ…と考えて、はたと気がついた。
お花紙です。ダイソーで買いました。運動会、入学式、卒業式の飾り付けに欠かせない、あの薄くて色のついた紙です。
▲左側の、指でつまんでる方がお花紙。右側はローズウィンドウ用の紙(オランダ製)。
これがねえ、そっくり。ヤバイ、これは同じだ。絶対これだ。少なくともオランダ製はお花紙と同種の紙だと思います。
ただし、お花紙のほうがちょっとだけ薄いです。薄いということは、糊によわいので、枠に張る時にやぶいてしまう可能性があります。それと、細かい図案を切ろうとすると、お花紙では失敗率が高まると思います。
しかし、まあ、易しい図案ならやれないこともないでしょう。
今回はこのような秘密兵器も用意してみました。
クラフトパンチというやつですね。こういうのがダイソーに何種類もあります。花や星や雪の結晶なんかはローズウィンドウにも使えそうな気がします。まあ、あまり多様すると安っぽい気はしますけど。フリーハンドの歪んだ感じが味になるので。
多用すると安っぽいと言いながら多用してみました。ほとんど花のパンチだけ。ピンク、赤、黄色のお花紙を使っています。
ピンクは切らずに枠に張りました。赤と黄色は折りたたんでパンチで穴を空けるのですが、開ける位置を変えたり、わざと同じ場所に開けたりします。同じ場所に開けると最初に張ったピンクが残り、ずらすとピンク+切らなかった紙の色がまざります。
繰り返しになりますが、お花紙は薄いですから、細かい作業には向きません。精密な作品を作りたいなら、おとなしくローズウィンドウ用に整えられた紙を買ったほうがいいと思います。
今回用意したもの(全部ダイソー) お花紙 クラフトパンチ ハサミ カッター(枠を抜く) 厚紙(枠にする) スティック糊カテゴリー: