▲犬吠駅 OTSとかミスとソリューションとかはネーミングライツってやつですね。
犬吠埼灯台にのぼったあとは、犬吠駅から銚子電鉄に乗ってみました。
犬吠駅から銚子駅までの往復切符。マリンパーク(水族館)等の割引券付きで540円。これだと銚子駅にしか降りられないけど、この日は途中下車する時間がなかったので。2枚あるのは友達と一緒だからです。
なぜか1枚がシリアルナンバー(2カ所)を書き直してあるんですが、片側を2488、もう片側を2428に直してありました。
切符は、改札を通るときにハンコを押してもらい、行きの車内では車掌さんが見るだけでした。銚子駅からの帰りの電車で、片側を車掌さんがもぎり、犬吠駅で出る時に改札でもう片側をもぎってました。これじゃ車掌さんと改札で持ってる切符のシリアルナンバーが一致しないんだけど、それでいいなら書き直す必要あるのかな(笑)
これが今回乗った列車です。もう一台ブルーの車両も走ってました。
車内にたくさんの風船が飾られています。これはお金を出すと誰でも飾れるようです。ひとつひとつに名前がついていました。風船だけでなく、つり革などにも名前が入ってます。企業名の場合もあるけど、案外どれも個人名です。
銚子電鉄といえば、経営不振をぬれ煎餅で乗り切った話が忘れられません。「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです」とかネットで言ったら鉄道ファンがこぞって煎餅を買い始めました。今から10年くらい前の話ですね。話は聞いてたんですが、特別鉄道ファンというわけでもないので詳しい経緯までは把握してませんでした。
http://www.choshi-dentetsu.jp/detail/railway/45
銚電の公式サイトによると、その頃に会社代表が横領事件を起こし、ただでさえヤバかった経営が完全にヤバくなり、電車の修理費も出せなくなったという状況だったようです。このあたりの話はウィキペディアにも書いてありましたが、代表の個人会社も経営不振で、それを補うために銚子電鉄の名前でお金を借りて、自分の会社に使っちゃったらしいです。うわあ…
応援してって言ったくらいで鉄道ファンが集まるなら、全国のローカル鉄道でなぜやらないんだろうって、少し不思議に思っていたので、事情を知って納得しました。利用者がいなくなったからだと、残念だけど仕方がないなあと思うけれど、経営者が横領したせいで潰れるなんて、あんまりだものねえ。
◎銚子電鉄公式サイト
http://www.choshi-dentetsu.jp/
今回はあんまり時間がなくて、犬吠〜銚子の往復しかできなかったんですが、一日乗車券(700円)を買うと自由に途中下車できるので、沿線を見て回るのも楽しいかもしれないです。車は、犬吠駅だと駅前に無料で置けるところが数台分ありましたが、そこが埋まってる場合は灯台の近くにコインパーキング(1日何度出入りしても1000円)がありました。
銚子電鉄のぬれ煎餅(箱入り12枚セット)【銚子厳選醤油使用】【贈り物に最適!】 |
銚子電鉄は、鉄道会社なのに食品部門を持っているのです。わたしはてっきり2006年の「修理代がありません」事件の頃に始めたんだと思っていたのですが、70年代から鯛焼きを売るなどして経営の足しにしていたそうですよ。ぬれ煎餅も95年から作ってるそうです。通常こういう商品は他社に委託して作ってることが多いですが、銚電は自社で作ってるそうです(仲ノ町駅構内に工場があるw)。
今回の旅で初めて買ってみましたが、ぬれ煎餅、想像以上に美味しくて、ほうじ茶との相性が最高です。
◎関連記事:ヤマサ醤油 #銚子市 #工場見学
http://www.chinjuh.mydns.jp/wp/20160511p4512
ぬれ煎餅の話はここにも書きました。専用のタレはヤマサ醤油で調合してるらしいですよ。