江戸川区一之江の、とある町工場に「大雷神」という謎の看板が!
一体なんだろうと思って近づいてみたら…
アパートの裏手に石段があって、大雷神ここ的なことが書いてあるわけです。
心の中で「ごめんください」と言いながら、おそるおそる先に進むと、石碑が立ち並ぶ場所がありました。これらの石碑には金比羅さんなど、全国の神々の名前が刻まれているのですが…
どうもこちらは岩楯さんという方の私有地らしくて、こんなブログに書いていいのかって思うのですけど、たぶん表に看板を出しているくらいなので、敬虔な気持ちで参拝するならお許しいただけるのではないかと思い、書く事にしました。
近くにあった由来書きによると、大雷神は1830年ごろに岩楯家の七代目である良水という人が築いたものだそうです。ここに祭られている大雷神は筑波山からお招きした神様で、大きな雷をひとつどかんと鳴らすことで、ほかの小さな雷神たちを鎮めたという言い伝えがあるとかで「ひとつかみなり」とも呼ばれているそうです。今でも七月の最終金曜日に祭礼を行っているとのこと。わたしこういう話大好きです。
検索したところ、江戸川区中央の新小岩香取神社にも大雷神が祭られているそうです。こちらはまだお参りしたことがありません。
http://shinkoiwa-katorijinjya.com/sp/sanpo
そういえば、江戸川区のもうちょっと南のほうですが、東葛西の旧江戸川沿いの地帯を、昔は雷(いかずち)と呼んでいたそうです。そこにあるお寺の御本尊様は雷不動と呼ばれていているのですが、落雷を宝剣で打ち返したという言い伝えがあると、お祭りの時に土地の人が話してるのを聞きました。雷の被害が多い土地だったのでしょうか。
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わ、ついでだから雷電神社も取り上げて。
と言っても都内にはほとんど無いんじゃないかな。7,8年前にオークションで買ってくれた人が群馬の上毛電鉄沿線の人でした。その近所に雷電神社があって、はてこれは何じゃ? まさか雷電爲右エ門を祀っているわけでもないだろうし(そもそも相撲の雷電はこの辺の出身じゃないと思ったし)。
でもう少し地図の周辺を見たら、あっちにもこっちにも雷電神社がごろごろ。わわ、いよいよ解らん。何じゃこりゃ?? で、ちょっと調べたら雷そのものを祀った神社で、群馬、栃木に多いとある。ようやく納得。ららむーさんは伊勢崎だったかの育ちだから身近な存在かもしれないですね。
新小岩香取神社。お、出た。困ったなの神様のところですか。色々とお祀りしていますね。都区内で道祖神はそれほど多くないんじゃないでしょうか。東海道筋では聞いたことがありません。
そう言えば「道祖土」と書く名字があるんですが、読めますか? 武蔵の国の北側辺りに多いようなので、或いは直接知っている人がいるかもしれません。僕はその名字の人に出会ったとき、読めませんでした。土は「ど」と読むと書いておけば、ららむーさんなら正しく読めるでしょう。
伊勢崎で雷電神社はあまり見たことないんですよ。知らないだけであるのかもしれないですけどねー。
今わたしが住んでる葛飾区某所の私有地らしき場所に小さなお堂があるんですけど、お堂しかないのでお参りは自由なんです。で、そこのお堂を覗いてみると雷電神社のお札が納められていました。上州とか上野国とか書いてあったかもしれないです。群馬から雷神様が来てるのかって思った記憶があります。
そういえば「こまつたな」ありましたね。如意輪さんらしき石の仏様があって「こまつたな」というやつ…あそこなのか、新小岩香取神社って。頭の中で結びついてなかったです。
道祖土?読めませんよ全然…!
おっと、読めない。道祖神がさいの神とか、さえの神と呼ばれると書けば、以下略でいいかな。
この「さい」がさきたま、さいたまのさいに通じるのかどうか、今思いついたので、まるで不明(笑)。
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