「夕べはお楽しみでしたね」というのはドラクエの名台詞ですが、羽化はおそらく早朝だったに違いないので、お蚕たちは朝から励んでいるのです。気づいたら勝手に交尾していました。
腹の太いのがメスです。交尾は面白いのですが、勝手にくっついちゃってると面白くないのです。お蚕は、メスの尻にいい匂いがする袋がついていて、その色香に迷ったオスたちが、羽をふるわせながら交尾相手を求めてさまよい歩く姿が面白いのなんのって、何度やっても飽きません、いひひひ。
▲去年のやつ
▲4年前のやつ
画質がイマイチなのでチャンスがあったら撮り直そうかと思うんですが、youtubeにアップすると強烈に劣化したりして、どうもイマイチです。今年はiPhoneで写してみます。どうも、動画のセーブ形式との相性もありそうな気がするので、新しい機材でやったほうがいいのかもしれません……なんて苦労をしても、実はお蚕の交尾動画は評判がイマイチだったりします。交尾は面白いんだけどなあ。それに、最近はいろんな人が養蚕をやるものだから、この分野でもわたしがネットの荒波に埋没する日が来たような気もするし。
そうそう、ペットボトルに作らせた繭も羽化させてみたんですが、残念なことに下から出てきてしまいました。上からならペットボトルのまま保存して「こういう感じに食い破る」というサンプルになったのにね(ってブログに写真貼ったら終わるネタに何をやってるんだわたしは)。
ペットボトルからはずしてみました。この穴から蛾が出てきました。こうなっちゃうと生糸はとれません。真綿にはできますけどね。
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