長さ 1m ほどの細いタケノコ。売り場には、カタカナ3文字か4文字くらいで竹の種類が書いてあったと思うんだけど… それにしても写真が酷いなあ。背景は新聞紙かなんかにすればよかった。
形状から言ってマダケのような気はする。ただ、こういうのは地方名などの別名で出回ることもあるので、その場でなんと呼ばれてるか記録できないとけっこう悔しい。別名がニガタケですとかは知っているが、それだったかどうかも思い出せない(違ってたような気もする)。
タケノコで問題なのは、どこからどこまでが食べられるかということ。そこで縦半分に切ってみた。タケノコらしい部分は半分より下にしかないとわかった。
皮もやわらかい部分なら食べられるはずなので、色が付いていない部分は捨てずに茹でてみることにした。
真竹は、収穫後すぐならあく抜きの必要はないそうだが、店にあるものはいつ採ったのかよくわからない。試しにはしっこを少し切ってかじってみると、舌がぴりぴりする。あく抜きはしたほうがよさそう。
鍋にお湯を沸かし、米ぬかを入れて、タケノコと、やわらかそうな皮も入れて茹でる。茹で時間は10分くらい。孟宗竹みたいに太くはないし、今回は皮も剥いてあるのでその程度でいいかなあと。茹で汁につけたまま、完全に冷めるまで数時間放置。米ぬかを洗い落とせばできあがり。
まず、皮がどこまで食べられるか確認してみたけれど、パッと見やわらかそうに見えて、駄目な部分がけっこうある。かじってみないと良くわからないので、味見してるうちに皮はほとんど終わってしまった。
タケノコ本体は食べるところは少ないものの、やわらかくて美味しかった。アクはちゃんと抜けてた。斜めに薄切りにして、醤油をかけるだけで十分。かつお節でもトッピングすればさらに良し。
半分は炒め物にしてみたけれど、炒めるなら孟宗竹のほうが存在感があっていいかもしれない。
そんなこんなで、あっという間に食べてしまい、調理済みの写真は撮影しそびれてしまった。
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