大きさは小さめの煎餅くらい。生というだけあって押すとぷにゅっと潰れる感じ。これは煎餅じゃなくて餅なのでは(笑)
食べてみるとやっぱり完全に餅菓子で、煎餅ではないと思う。味はただ甘くて、香りも煎餅に似てたりはしません。なんとなく、生八ッ橋に似てる。それよりもっと素朴なものだけど。
生せんべいを作っているのは総本家田中屋という店で、その公式サイトによると、生せんべいの誕生には徳川家康がかかわっているそうです。
戦に負けて逃げてきた家康は、空腹のあまり、農家の庭先で干されていた煎餅用の餅を焼かずに食べました。そして自分がこの地に留まっている間は煎餅を生のまま献上せよと言いました。それが生せんべいのルーツになったと言います。
◎総本家田中屋・生せんべい物語
http://www.namasenbei.jp/index.php?cID=2
駄菓子かと思えば意外に由緒ある食べ物なのでした。
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