珍獣の 館TOP珍獣様の博物誌珍獣の食卓珍獣日記ぼたにかる直前に見たページ

通称 チコリ
和名 キクニガナ 
学名 Cichorium Intybus
科名 キク科
中国名 菊苣
英名 chicory
原産地 ヨーロッパから西アジアにかけて

チコリが芽を出した
4月27日(日)
チコリ
 去年の秋に根っこつきでもらったチコリ。葉っぱを食べてしまい、根を鉢に植えておいたらワサワサ生えてきた。お店で売ってるチ コリは芽に土盛りして育てるからミニ白菜みたいになっているけれど、普通にはやらかしておくと巨大なタンポポみたいになる。葉を摘み取って、やわらかいところはサラダに。固いところは炒め物にして使っている。

 お店で売ってるような形にするには冬に根っこごと堀あげて陰干しにしてか ら、日陰に根を植え付けて、そのうえに乾いた砂をかけておくらしい。砂が湿ってると芽が腐りやすいとのこと。

 ハーブの本によると 6〜8 月に花が咲くということだが、まだ花芽らしきものは出てこない。
 

参考>珍獣の食卓・チコリ
薹が立ってきた
6月4日(水)
 曇り。午後から雨。
 チコリに薹(とう)が立ってきた。花が見られるかもしれない。
チコリの薹チコリの薹
 タンポポは根出葉といって、根っこから直接葉が生える。チコリも根出葉があるが、花の時期になると写真のように薹がたって、薹の途中にも葉が生える。タ ンポポの花茎には葉がつかない。ここがチコリと違うところ。葉のつきかたを見ると、タンポポよりハルノノゲシやオニノゲシに近いのかもしれない。
花が咲いた
6月30日(月)

チコリの花
 花が咲いた!




7月13日(日)
 六月のはじめに薹がたちはじめ、七月の初めには 1m 以上になった。薹からさらに枝分かれして、その枝もずいぶんのびた。ハルノノゲシやオニノゲシの薹は枝分かれするけど枝がこんなに長くならない。それに、花のつきかたもおもしろい。つぼみが枝の途中に直接くっついていて、遠目に見ると花でつくった首飾りのように見える。デイジーチェーンならぬチコリチェーンだ。

花盛り




8月6日(水)
 チコリは朝咲いて、夜にはしぼんでいる。でも、次から次に咲きつづけるので花がたえない。キク科で青い花はそう多くない気がする。食べるだけでなく観賞用にも面白い。


珍獣の館TOP珍獣様の博物誌珍獣の食卓珍獣日記ぼたにかる直前に見たページ