(とりあえず軽くメモのみ)
ユリ科ネギ(Allium)属の植物。ネギやタマネギ、ラッキョウ、ニラ、チャイブなどと同属、つまり近い仲間である。APG
植物分類体系ではネギ属をネギ科として独立させている。最近では園芸ショップ等でもネギ科と表示する場合が増えている。APG
植物分類体系は DNA 解析による分類だが、実際のところ、ユリ科の中でもネギ属の植物には独特のにおいがあるなど際立った特徴があり、別科になっていたほうが感覚的にもわかりやすい気がする。
鱗茎を香辛料とする。
ニンニクの芽と呼ばれる野菜はニンニクの花茎である。
葉ニンニクといって、ニンニクの地上部を野菜としても食べる。見た目がネギに似ているが香りはニンニク。
中央アジア原産で、紀元前3200年ごろにはエジプトなどで栽培されていた。ピラミッド建設のために集められた労働者には、報酬としてタマネギやラディッシュなどの野菜とともにニンニクが与えられた。日本には中国を経由して8世紀ごろに伝来したといわれている。