前のページから来た方は、よっぽどの虫好きか、恐い物大好きな勇気ある人なんでしょうね。そういうお客さん大好きです。そんでもっていきなりこのページを見てしまったあなた、お気の毒に…これからお見せする写真は、ある意味、芋虫なんかよりもっと恐ろしいものです。芋虫をわしづかみにできるわたくしですら背筋に悪寒が走ります。
それでも見たいっていうなら止めませんけど…これがトラウマになって虫嫌いになっても、わたくしも責任は持てませんし、もう一度言います。心臓の弱い方、感じやすい小さなおともだち、心にキズのある方、悪いこといいませんから、ブラウザのもどるボタンを押してこのサイトのことは忘れてください。
どうしても見るっていうんですね?
すでに、チュウレンジバチのお子さま時代と大人になってからの姿をご紹介したわけですが、わたくしはもっと深く、もっと激しく、チュウレンジバチに迫ってみたいと考えました。親がいるなら子がいるはず。そして、虫というのはたいていの場合、卵から生まれるものなのです。
バラを作ってる人は上の写真のような光景をよく目にすることでしょう。バラの茎に裂け目が出来ています。実はこれ、チュウレンジバチの幼虫が「出てきた跡」だってこと、ご存じでしたか? この写真も拡大するとけっこう来るんですけど、跡ってことは出てくる前の状態もあるはずなんです。卵がびっしりと生み付けられたアレな状態が…ホントに見たいですか? もう、しょうがないお客さんですこと。好きなだけごらんあそばせ。 |
これがチュウレンジバチの卵です。まるで象眼細工のように丁寧に二列に生み付けられています。前のページで、チュウレンジバチの親御さんが、バラの茎にお尻を押しつけていましたが、チュウレンジバチはあのようにして茎の中に卵を埋め込んでゆくのです。
茎の中から出てきたお子さまたちは、近くの葉っぱでこのように尻を上げながらお食事中であらせられます。この可愛らしい姿を見て心のキズをいやしてください。
えっ、まだ物足りない?
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