和名 シロスジトゲヒメバチ?
別名  
中国名  
科名 ヒメバチ科
学名 Togea albofasciata
出現期
食草 ナミアゲハの幼虫に寄生
採集地 東京都葛飾区
2003年追記
 長らく種名がわからなかった寄生蜂ですが、シロスジトゲヒメバチのような気がしてきました。このハチは全体が黒く、触角の真ん中あたりが白く(下の写真でも白く写ってる)、足が白と黒のまだらで、背中に白い点があります。下の写真では翅で隠れていますが、腹にも白い帯があります。前伸腹節の後方両側にトゲがあるっていうんですが、これはパッと見てわかる特徴ではなさそうです。


 
 去年うちで蛹化させたナミアゲハの蛹からハチが出ました。アゲハに寄生するハチというと、アゲハヒメバチが有名だけど、図鑑などを見ると、アゲハヒメバチには腹のところに白っぽい帯があるのに、下の写真ではそれが見られません。ってことは別の種類のハチでしょうか?
 
 
*0022  珍獣ららむ〜     [12/01/29()-00:09]   
寄生さん:こんどはハチ
寄生バチ

 ハチです、ハチ。去年飼ってたナミアゲハ蛹からハチが出ましたっ(残念ながら背中にドクロはありませんー)。
 思いの外大きいです。アゲハの蛹が長さ3Cmくらいで、出てきたハチはもう一回りくらい大きく見えますっ。蛹の中で窮屈にしてたんでしょうね?
 ヒメバチかアメバチの仲間だと思うんですが、種名はよくわかりません。全体が黒くて背中に白い斑がひとつあって、足と触覚も白黒まだらでした。
 慌てて写真とったけど、ボケボケでだめですねえ。
 まだ寒いけど、虫が出てくると春っぽいです。

 ちなみに、このハチは湯けむり旅情編の寄生氏とは別の虫です。寄生氏はまだ蛹中。
 

  *0022-01 珍獣ららむ〜     [12/01/29()-00:43]   
  こういうのを見てると、
「虫は親がいなくても発生する」とか、
「別の種類の生き物からも生まれることがある」って
昔の人が本気で信じた気持ちがわかる感じ。
産み付けたところを見なかったらアゲハがハチに化けたような気がするもの。
  *0022-02 骨月伝吉郎     [12/01/29()-13:46]   
  寄生バチ誕生ですか、めでたや。
一度みてみたいもんです。
といって、寄生されたサナギを探してくるのは結構困難そう。
なにか見分ける方法ないんでしょうか。

このサナギ、サナギになる前に寄生されたのか、それともサナギになってから
寄生されたのか、というのも気になります。
 

  *0022-03 珍獣ららむ〜     [12/01/29()-23:56]   
  終齢幼虫をひろってきて蛹化させたので、
たぶん幼虫のころに寄生されたんだと思う〜。
あんなでかい蜂、部屋の中では見たことないし、
蛹になってからは蓋つきの箱につっこんでありましたからねえ。

たぶん、いつ寄生するかは寄生バチの種類によって決まってそうな気がするし、
アゲハに寄生するあの手の蜂は、みんな幼虫時代に卵をうみつけるんじゃないかしら。

幼虫も蛹も、まるっきり他のとかわりなかったので、
見た目で見分けるのはむずかしそうだけど、
そういえば、アオスジアゲハの蛹は、寄生バエが出てくる直前に黒く変色したので、
中の虫が出てくる直前のやつならわかるかも。
 

  *0022-04      [12/01/30()-03:35]   
  イノセントな小学生が夏休みの自由研究で観察してたモノが、こうなったら面白いですね。
「○月○日 りっぱなアゲハがうまれました」でもスケッチは明らかにハチ。
 

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