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 時は流れて一ヶ月後。
 同じ江戸川区の左近川親水公園をふらふら歩いていると、ニシキギの茂みがあるのに気が付いた。もしかしたら、ここにもいるんじゃないか??

ニシキギ
2003年8月22日撮影

 
 立ち止まってしゃがみ込み、ためつすがめつ茂みの中に目をこらすと、いた。キバラヘリカメムシの幼体がいっぱい。しかも手が届くほどの距離だ。

葉裏にひそむキバラヘリカメムシの幼体
2003年8月22日撮影

 
 指先で触角をちょちょいとつっつく。あわてて葉の表に逃げるカメムシ。臨海公園で見た個体より体つきがカッチリしている。一頭ずつ別の葉の裏に隠れているのも先月見たのとちがっている。こっちの方が少しだけオトナなのかもしれない。

キバラヘリカメムシの幼体
2003年7月17日撮影

 
 黒・黄緑・白の強烈な色分けは、やはり鮮烈な印象をはなっているけれど、横から見ると腹も平たくて、最初にこれを見たらアブラムシと見間違うことはなかっただろう。

横から見たところ
2003年8月22日撮影

 
ひっそりと
たたずむ
キバラヘリカメムシの幼体

 こうなるとやっぱり成体も見たい。近くにいるんじゃないかと思って探したけどみつからなかった。
 

2003/09/02 写真追加(別窓で開きます)
 集団で葉裏にひそむ
 ニシキギの実にしがみつく
 指先で1
 指先で2
 抜け殻もツートンカラー

 

ついにキバラヘリカメムシの親御さんと対面