大人に捧げる古典(不定期)
日本や世界の昔話の中から色っぽいお話を選んで紹介するメルマガ。
教科書に載るような本からの抜き書きなので
小さいお友達が読んでも害はありませんが、
赤ん坊がキャベツ畑でとれると思っている人にはおすすめできません。
2004年 1月より。不定期発行。
ただいま購読申し込み受付中!
かなりマターリとしたペースでやってます。
もう廃刊しちゃったのかなぁと思った頃に届くと思います。
事実上廃刊したも同然です。
珍獣の食卓2
珍獣様が食べたわりと珍しいものを紹介するメルマガ。
とりあえず復活させてみました。
復活させたものの読者数も増えず
今後の発展をみこめないので廃刊。
珍獣様の虫日記
珍獣様が出会った昆虫のこと。博物誌の更新記録に毛の生えたようなものです。
期間限定でごく短期だけ配信されました。
珍獣様の虫日記
2004 Lite PS2
2004年 5月末くらいから秋ごろまで不定期配信していましたが
9月中旬に配信を終了しました。
羊たちの雄弁
未年にちなんで、羊の話をいろいろと。
『山海経・列仙伝』の復刊リクエストの宣伝用に始めたものです。
これのおかげ(たぶん)で投票が一時期ががっと増えて、珍獣様はそれなりに満足。
一年の予定だったけど十カ月くらいで終了。投票は目標数に達したし、疲れたから。
メルマガは、ひょっとしたらもう終わってるメディアなのかなぁと思ったりします。もちろんまだ頑張ってる大手の方々もおられるので、わたくしのよーな弱小サイトで終わったなどと言うと負け惜しみになってしまうのですが。とにかく、創刊直後には読者が増えますが、その瞬間に失敗すると、あとはどんなに頑張っても読者数なんか増えないのです。よっぽどカリスマ性のある誰かが「ここは面白いよ」と紹介してくれるとか、まぐまぐのトップで紹介してもらうとか、何か普通じゃない方法で宣伝しないかぎり、創刊後に読者数が急増するということはありえません。
趣味でやっていることとはいえ、それなりの苦労はしていますので、なんらかの得るものが欲しいわけですよ。広告収益はわかりやすい一例ですが、たとえば「今これをすっごく見てもらいたいんだー」というような思いでメルマガに URL を掲載して見てもらうのも充分に何かを得ているわけです。ところが今は URL をクリックしてもらうことがとても難しいんです。見てつまらないと言われるのではなくて、見てさえもらえてない。
ひらたくいうと、読者=読んでる人ではないってこと。メルマガをとってはみたけど読んでないって人は多いです(わたくしも読みもしないメルマガをけっこうとってます、だいぶ整理しましたが)。そりゃそうですよねえ、お金を払って買った雑誌や新聞でも、隅から隅まで全部読んでいるかっていうと、そうでもないって人も多いでしょう。全部読んでるって人だって、ぱっと見て興味をひく記事から先に読みませんか?普段買わない雑誌だって、たまに見たらきれいな写真があったとか、レイアウトが目を引いたとか、ささいなことで読み始めて、次回からは発売日に買うようになるとか、そんなことって多いですよね。
でも、メルマガときたら、とにかく文字だけの勝負なので、人目を引くのがほんとうに難しいです。これは仕方のないことで、これまでの経験からいって五倍の法則が働いているようです。100人に見せたいなら500人の読者がいなくてはならないのです(ひょっとしたら、これはかなり希望的観測に基づいた計算かもしれません。実際にはもっともっと効率は悪いかもしれないのです)。メルマガが珍しかった時代は去りました。みなさんネットに飽きてますし、ぱっと見て興味のないものからはすぐに目を背ける。それが自然のなりゆきです。
これがWEBサイトなら、なるべく画像資料を多く用意して、絵を見て楽しめるようにして、さらに読んだら面白いって感じにしておいて、通りがかる人たちを絡め取ってリピーターにするわけですが、テキストメールで配信しているメルマガでは絵を送れません。URLを書き添えても、見てない人はURLの存在にすら気づいてないわけですから、クリックして「けっこう面白いじゃん!」という具合に見直していただくわけにもいきません。どんどん悪い方へ転んでいきます。
HTMLメールで配信すれば画像も入れられますからいくらかましなのでしょうが、スパムやウィルスが氾濫している世の中ですから、HTMLメールを受け取らないように設定している方も多いでしょう、あまり採用したくはありません。手間が増える上に、喜んでくださる方はあまりいらっしゃらないと想像します。それに絵が入っていようがいまいがメルマガはメルマガです。創刊直後に失敗したら、その後はチャンスがありません。普通のサイトと違ってつまみ食いしにくいメディアなのです。
八方ふさがりです。どうしたらいいでしょう?
これまでメルマガで行ってきたような活動を、今後はブログへ行こうしようかとも思うのですが、今度はRSS配信問題が発生してます。RSSリーダーというのはとても便利で、ブログ(まあ日記ツールの多機能版だと思ってください)の新着記事を、メールをチェックするような感覚で拾ってくることができるのです。
ところがですね、一部のRSSリーダーは、新着記事のテキスト部分を、全文拾ってきて表示してしまうんです。写真付きでこんなふうにしたらきれいでわかりやすくて楽しいんじゃないかなーと、いろいろ考えて書いていても、RSSリーダーがひろってくるテキスト部分だけを見て納得してページをみてくれないという方も少なくないらしいんです。そうなると、せっかく苦労して画像資料をそろえて頑張るだけ損なんです。もちろん広告収益をねらってバナーを貼っても無駄。かな〜り危機的状態です。
困りました。どうしたものでしょうね。
とりあえず、目下のところわたくしの目標としては、書いたものでなんらかの形で収入を得ることで、さらに山海経動物記の書籍化だったりして、そのために人集めや話題作りをせねばならんのですが、非常に難しい状況なのですよ。もうあきらめてスパッとやめたほうが賢いんでしょうか。
みなさんどう思われますか。
ってここで書いても反応できんわな。