◆唐辛子と柿 唐辛子は南米原産の植物です。コロンブスがアメリカ大陸を発見したことでヨーロッパに伝えられました。アジアへは海を通って東南アジアや日本に伝えられ、さらに朝鮮半島に持ち込まれた説が一般的ですが、大陸経由で中国からもたらされたとも言われています。 唐辛子は血行をよくする食べ物です。寒い日に食べれば体が温まり、暑い日に食べれば汗が出やすくなって体温が下がります。暑い国々では夏バテ防止に唐辛子を食べ、寒さの厳しい国では体を温めるために唐辛子を食べるようになりました。
一方、柿は昔から日本や中国に自生していた植物です。ビタミンCを含み、優れた利尿作用があって体にいいのですが、食べ過ぎると体が冷えると言われています。
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◆唐辛子にまつわるあれこれ 唐辛子といえば辛いものです。そして、傷口や目に入ったときの痛いことといったら並大抵のことではありません。
韓国の昔話でも、唐辛子は悪者を懲らしめるために使われます。
唐辛子のことを韓国語ではコチュといいますが、オチンチンを意味する単語と同じ発音だそうです。形が似ているからだということです。
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