ある日鹿が、狼を保証人に立てて、羊から小麦を借りようとしました。
けれど羊は言いました。 「狼は、私たちを見境なく襲うし、鹿さんだって、足が速いからどこへでも逃げてゆくでしょう。返済の期日が来たら、私は誰から取りたてればいいんですか?」