一部で有名な、栃木県あたりの郷土料理「しもつかれ」です。昔何かの本で読んでから気に入って、たまに作るようになりました。
「しもつかれ」「すみつかれ」は栃木県を中心に伝承されてる郷土料理です。お正月の新巻き鮭の頭と、節分に使う大豆の残りを、大根おろしと酒粕で長時間煮込んで作ります。これがね、ご飯に合うんだよねー。
しかし、新巻き鮭なんか今どきのご家庭にはないし、長時間煮込むのは、昔は暖房と調理器具をかねた囲炉裏(いろり)があったからこそできる話。今同じことをしたら光熱費で頭痛がする。
そこでわたしは、どこのスーパーでも買えそうな材料を使って、短時間で作る方法考えて楽しんでます。
【材料】
鮭中骨の缶詰め(なければ普通の鮭缶で)
大根
酒粕
ニンジン
#ニンジン以外に油揚や椎茸など、あったら入れてもよい。
大豆の水煮(缶詰めなどで売られてるのを買う)
#なお、写真では緑豆をお湯で戻したのを使ってます
塩
醤油
酒
分量はテキトーで。たとえば シャケ缶1個に対して、大根は1/4本くらいとか。酒粕も気分で加減。全体としてご飯といっしょに食べたいなあという感じに味を整える。テキトーじゃ心配なら「しもつかれの作り方」とかで検索して目安にする。
【作り方】
1. 大根をすり下ろす。水分はしぼらないで全部鍋に入れること。使いたい量の半分くらいすり下ろしたら、残りは5〜10mmくらいの角切りにして混ぜる。
2. ニンジンは太めで短めの千切りにして鍋に入れる。
3. 鮭の中骨缶(なければ普通の鮭缶)を汁ごと鍋に投入。
4. 大豆の水煮は、水を切ってから豆だけ鍋に入れる。
5. 酒かすをちぎって入れる。
6. 火にかけて混ぜながら加熱。大根の水分だけで煮られるはずだけど、どうしても水気が少ないと感じるなら水を足す。
7. 酒粕がとけてきたら、塩、醤油、酒で味付けして、弱火で5分くらい煮る。最後に味を見て、足りないと思ったら調味料を足せば完成。
鮭の中骨缶がなくて、鮭缶は高いなあと思う時は、サバの水煮缶を使ったりもします(あくまで自分流)。こうやって作ったものは「もどき」でしかないけれど、雰囲気は楽しめますよ。
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