突然思いついて作ったので、材料にさまざま難があるけど、とりあえずこんな感じで作ってみました。もとはドイツの食べ物らしいので、前のブログでやってた「台所で世界一周」的な民族料理ネタの新作ってことでどうでしょう。
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?plugin=Tagging&tag=%E6%B0%91%E6%97%8F%E6%96%99%E7%90%86
昔の記事はこのへんから読んでね。
ソフトタイプのプレッツェル(激しく珍式)
【材料】てのひらサイズで 2個分全粒粉 カップ 1(200 ml)
塩 小さじ半分
三温糖 大さじ 2
ベーキングパウダー 小さじ 1
水 60mlくらい
ドライイースト 小さじ 1
オリーブ油 大さじ 2 くらい
どの辺に難があるかっていうと、まずなんで全粒粉なのかってこと。強力粉でいいだろうって思うんだけど、うちに全粒粉があったの。思いつきなのでそれ使った。
三温糖もなんで普通の砂糖じゃないのって思うけど、うちにそれしかなかったのっ。
ドライイーストを使っているのにベーキングパウダーが入るのはなんでやねんってのもある。ドライイーストが古くて、もう効き目がないんじゃないかと思ったので、ベーキングパウダーも入れてみた。どっちがどう働いてるかわからないので入れた通りに記録する。
あとオリーブ油だね。ふつーバター使うんじゃないのと思うけど、バターがなかったからオリーブ油入れてみた。
【作り方】
1. 水にドライイーストを混ぜておく。予備醗酵のいらないタイプのものなら特に時間を置く必要はないと思うけど、今回冷蔵庫で古くなったものを使っているので30分くらい放置した。
2. 全粒粉、塩、三温糖、ベーキングパウダーを分量通りに計ってボウルに入れる。ふるいにかけたら丁寧だけど、なかったら乾いた泡立て器で混ぜてください。それで粉に空気が入ってふるったのと同じ感じになります。
3. 2に1を入れ、オリーブ油も入れて、箸でかき混ぜる。
この画像では泡立て器で混ぜちゃってるけど、構造が複雑なもので粉を混ぜると洗うの面倒なので箸がお勧めです。写真のようにぼろっとしてきたら手でこねて丸くまとめる。こうすると手にねっちり付かないので楽です。
まとめるとこんな感じになります。粉はボウルに残らず、手にもくっつかないし、すっかり生地にまとまります。
4. 生地を滑らかになるまでこねる。わたしは流し台をきれいに拭いて、その上でこねてます。餃子でもなんでも、全部そうやって作ってます。生地がなめらかになったら二等分する。ここで5〜10分くらい休ませたほうが次の作業をしやすいかもですが、わたしは特に休まずに先に進みました。ちなみにパンでやるような一次醗酵とかはしていません。
5. 生地を棒状に伸ばす。
こんな感じになったら、両端をもって何回か振るともうちょっと伸びるかも。伸びたら下の写真のようにねじって、
端っこを上のわっかの方へ持っててくっつければプレッツェルの形になります。
ほらね。この作業は、棒状にして、端っこをもって、ぶんぶんって振って、その勢いのまま両端を近づけると、勝手にクルンと途中で捩れるので、あとはえいって折りたたむと一気に作れたりします。
つい最近までアリオ亀有にあったウェッツェルプレッツェルっていう店では、それをお客に見えるところでやってて超面白かったんですよ。ものすごい名人芸だって思ってたけど、自分でやってみたらそれほどでもなさそうだった(笑)もちろん、リズムよくできるようになるには慣れが必要だし、生地にも適切な弾力が必要だと思う。ここでは全粒粉を使ったりしたので生地の伸びが悪く、あんまり無理するとぶっちぎれると思います。
5. プレッツェルの形になったら、熱湯で20〜30秒ほど茹でてすぐに皿にとる。「秒」ですからね。分じゃないですから注意ね。
6. 魚焼きグリルの網にアルミ箔を敷いて、茹でたプレッツェル生地を並べて焼く。下の写真のように。
焼き時間は、オーブンを使う場合だと200度で15〜20分とか書いてるサイトが多いんですが、この大きさで、魚焼きグリルを使うと、中火で片面 2分30秒、裏返して2分30秒くらいで焼けてしまうみたい。ちなみに都市ガスではなくてプロパンで火力強め。魚焼きグリルは火が近いので焦げやすいです。時々見て、真っ黒焦げにならないように火加減してください。
7. 両面焼けたら完成。かなり不細工だけどちゃんとプレッツェルの形になってるでしょう? 生地に照りがあるように見えるけど、茹でて焼くことで勝手に出る照りで、何かを塗ってるわけではありません。今回入れ忘れましたが、茹でる時、お湯に重曹をとかしておくと、もっと良い照りが出るそうです。
外側はカリッとしてるけど、中はこんな風にパンのよう。適当にやったにしてはうまくできました。冷めると固くなってしまうので、魚焼きグリルで軽くあぶるとマシになるかもです。
最初に書いたとおり、ドライイーストが古くてダメになってる可能性大だし、まともな材料で作っても上手くできるかどうか、ちょっと自信ないです。 カテゴリー:
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